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●写真は赤穂藩屋敷跡、聖路加国際病院ガーデンに咲いたエリカの花
■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■□
□ ★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ □ □■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第592号 2017年03月05日 啓蟄(05日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇24節季ごろに配信。受信登録の方法は末尾に掲載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■雪・月・花■□■ 3月5日(啓蟄) ◆忠臣蔵の浅野内匠頭屋敷跡にエリカの花
最後の脱盟者毛利小平太の言い分は 「死刑制度」がある国は民主国会ではない◆ 2017/03/03、築地へ買い物のついでに聖路加国際病院の聖路加ガーデンを散歩しました。ここは、江戸時代、赤穂藩の浅野内匠頭の屋敷があったところです。いまは、エリカの花が満開で、花の向こうに病院開設者のトイスラー記念館が見えます。明治33年にここに病院が開設された当時、トイスラーが住んでいた家です。
元禄14年(1701)3月14日、ここから江戸城へ出かけた浅野内匠頭は、松の廊下で吉良上野介に斬りかかり、切腹させられます。赤穂藩五万石は取り潰しとなり、家臣300人は失業します。そして、一年半後の元禄15年(1703)12月14日、赤穂浪士の47人が本所の吉良邸に討ち入り、吉良上野介の首を取ったのです。
実は、この討ち入りの4日前、浪士のひとり毛利小平太が脱盟します。さて、わたしはこの毛利小平太がなぜ、脱盟したのか興味を持ちました。調べていくうちに、江戸時代の医師の思想が影響していることに気が付きました。そこで、登場したのが小平太の妻の実家がある千住宿で開業している医師池田玄鶴です。玄鶴先生は長崎で蘭学を学び、貧しい人からは治療費をとらず、博学で地域の人たちに尊敬されています。
思い切って、小平太は玄鶴先生に相談しました。その結果が「死刑制度がある国は民主国家ではない」という結論です。玄鶴先生はいかなる悪人でも、死刑はいけない。切腹はもちろん、仇討ちも磔も斬首も許されない、さらに国家が人を殺す権利はない、というのです。それに、討ち入りで最も問題なのは、赤穂浪士たちが、主君の仇討ちだとしても、吉良邸に突入したら、屋敷内の無関係な人たちまで殺してしまう。抵抗しないものは、一室に集めて見張る予定になっているとしても、夜中に突然襲撃してきた浪士たちに対して、抵抗しない家臣がいないはずがない。そうなれば、浪士たちは仇討ちというより、暴徒となってしまう、というのです。
これを聞いた毛利小平太は脱盟を決心しました。物語は、現代の忠臣蔵研究家の枕許に幽霊となって現れた小平太の話から始まります。小平太は討ち入りの夜、吉良邸前で実況報告、生き残った吉良上野介の孫の義周が18歳で信州高島城にお預けとなり3年後に死ぬまでの後日談、小平太が玄鶴先生の弟子となり、仁術の医師となるまでの修行談など、元禄時代の江戸の暮らしを再現しようと企図しました。
30年かかって取材し、15年前に「安藤昌益と千住宿の関係を調べる会」に参加して江戸の暮らしを勉強してきた結果の「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」です。興味のある人はぜひ、読んでいただきたいです。「コラム・ゆりかもめ」の読者の方には特別割引をします。郵便振替で1500円(送料込み)を送金してくだされば、すぐに本を送ります。
郵便振替NO 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ◆勝どき書房では、本を出したい人のために相談を受けています。出版のことだけでなく、暮らしや生きる上での様々な問題、えん罪事件など、様々な悩みをお聴きします。なにか、困ったことがあればどうぞ、ご相談ください。電話かメールで、いつでも、OKです。 電話 090ー8024ー5610 メール syunsei777@yahoo.co.jp
◎ 元禄は遠くエリカの花は夢見がち(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆このコラムは写真付きでブログ「こんばんは、毛利小平太です。」 転載しています。 http://blogs.yahoo.co.jp/sen2ousyunkai ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★次回の第21回「夢道サロン」は2017年3月11日(第2土曜日)午後2時から5時まで、勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。1月は休みます。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610 …………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ◆本にしたい原稿がありましたら、どうぞご相談ください。 …………………………………………………………………………… ◆「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 「死刑制度」のある国は民主国家ではない。 真の武士道は死ぬことでもなく、殺すことでもない 切腹も仇討ちも討ち入りも人殺しは間違いだ 忠臣蔵、最後の脱盟者毛利小平太の言い分 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) 「勝どき書房」の直売申し込みはメールで コラム読者割引あり syunsei777@yahoo.co.jp …………………………………………………………………………… 『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売・「月島・相田書店」に常備(0335312311) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 ◇在庫が少なく一般書店では築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333) 定価 1800円・税別 コラム読者 特別割引あり ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 ………………………………………………………………………………… 『茶杓 消えた伊達家老』小野寺 苓著・46判上製・324ページ 伊達藩城代家老の冨塚重標は父が作った一本の茶杓を懐に流配の地へ。 ◇全国書店で発売中 定価1900円・税別 …………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価2300円・税別 ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ★☆ブログ「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ★☆ブログ「夢道サロン」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ★☆ブログ「勝どき・狭山事件の会」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ★☆ブログ「勝どき書房」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ★☆ 勝どき書房でも直売しています。コラム読者割引あり。 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 メールでの連絡は syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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