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●写真は、「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 「最新ニュース」 (勝どき書房・夢道サロン) ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2018/03/05号 ◆老人ホーム転落死に死刑求刑
検察{不合理な弁解」 弁護側「無罪」を主張 取り調べの録画 どう判断したらいいか◆ 川崎の老人ホームで2014年、入所の男女3人が相次いで転落死した事件で、殺人罪に問われていた元職員のI被告(25歳)に対して、3月1日の裁判員裁判の論告求刑で検察側は「非力で高齢な入居者の介護職員への信頼を利用した、冷酷、卑劣で残虐な連続殺人だ」と、死刑を求刑しました。
I被告は逮捕前の任意の取り調べでは殺害を認めていましたが、逮捕後に黙秘に転じたのです。事件当時については、捜査員に「覚えていない」と説明していました。そして、1月23日の初公判では「何もやっていません」と起訴内容を否認したのです。公判では一貫して無罪を主張していました。
検察側は、捜査段階で自白をしたのは信用できるとし、さらに被告が責任能力があるとして、充分に犯行を立証したと主張しました。被告は発達障害があるとしても、それは動機の一部に影響したに過ぎないので、極刑は免れないとしています。
しかし、弁護側はこれまでの公判で、取り調べ官の圧迫でウソの自白をしたと主張しました。また、3件の転落死は事故や自殺の可能性があると訴えたのです。
問題は、警察が取り調べている時の録画があり、I被告は「僕が殺そうと思って殺したのは事実です」と発言している場面が映像に残っていたのです。ただ、弁護側は、この映像は被告が殺人を認めたところから撮影していて、それ以前の犯行を否認しているところは映像化していないのです。
弁護側は、犯行を認める前に警官が「お前が自白するまでは家には帰れない」とか、「お前がすべきなのはすべてを認めること」などと圧力をかけた場面は映像に残っていない点を指摘しています。
検察側は、3人がベランダから転落した日の夜は、いずれもI被告が勤務しており、ほかに犯行をする人物は考えられないとしています。ですが、弁護側は自白以外の証拠、たとえば防犯カメラなどに証拠が残っていないとか、自白する前の録画はなく、自白するところから撮影している点は作為的だというのです。
物的証拠が1つもなく、ただ自白の録画だけで死刑を求刑するのは、ちょっと乱暴ではないでしょうか。現在、被告が犯行を否認している事実はどう解釈したらいいのでしょうか。「疑わしきは被告人の利益に」という裁判の原則を考えてほしいです。
1963年5月1日、埼玉県で起きた女子高校生殺人、狭山事件の場合も、犯行を否認していた石川一雄さんに対して、「犯行を認めれば10年で出してやる。男と男の約束だ」と警官にいわれ、ウソの自白をしてしまいます。石川さんは、警官に自分の兄の犯行と思わせられ、大黒柱の兄をかばうために自白しました。
「狭山事件 50年目の心理分析」(勝どき書房・殿岡駿星著)にも書いたのですが、自白させるために、警察官は巧みにウソをつきます。I被告の場合も「自白したら家に帰してやる」といわれ、それなら自白しようと思ってしまったのかもしれません。そして、自白を始めたら録画するというのは、手口としては卑怯ではないでしょうか。
100万回否認しても、1回の自白の映像があれば有罪というのはおかしいです。それも、物的証拠が1つもない。それで死刑というのはあり得ないです。さらに、「死刑制度」そのものが問題で、西欧の先進国の多くはすでに死刑は廃止されています。國連人権委からも、日本は死刑を廃止するように勧告されています。
「死刑制度」のある國は民主國家とはいえないのです。世界を見回してみてください。「死刑制度」がある國はどこか問題をかかえているでしょう。日本國もその1つであると自覚してほしいです。
◎ 歩こうと思ったがやめた春の雨(駿星)
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