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ペンデジに続きパナソニックのマイクロフォーサーズ機も発売され人気沸騰みたいです。 このマイクロフォーザーズの短いフランジバックとセンサーサイズから、誰かが映画用のレンズを使い始めたのがきっかけになって、日本国内にのみならず市場の中古シネレンズが高騰してしまいました。 とくに16ミリシネ用Cマウントのレンズが人気で、マクロスウィターやアンジェニューなどは10カメラ円を超える値段になっています。 私は以前からBOLEXやBEAULIEUそしてARRIFLEXで趣味の映画撮影をしているので、このあたりのレンズにはお世話になっているのですが、もう手の出ない値段になってしまいました。 【アリフレック用レンズをアダプターでR-D1に付けるの図】 ところで、人気のCマウントスウィターレンズですが、レンズの鏡胴にRXと刻印されたものはレフレックスファインダーBOLEX用の専用設計です。 レンズ後端とフィルムの間にファインダー用のプリズムブロックが存在する前提で、そのプリズムの屈折を打ち消す収差設計になっています。 最近、これらのレンズの作例で開放はボケボケとのコメントが見受けられますが、上記の理由によるもので、BOLEXで使う分には絞り開放でもちゃんとした像を結びます。 スウィターレンズに限らずRXタイプのレンズは同様の設計ですので、マイクロフォーサーズで使うときはRXと書いてないほうを選びましょう。 【アリ用レンズの実写1:開放絞りで撮影】 映画用レンズの中でもCマウントはどちらかといえば、アマチュア用、セミプロ用のカメラに使われていたものです。本格的な映画用カメラであるARRIFLEXには優秀なレンズが揃っています。これらのレンズは写真用のレンズとは桁が一つ違うくらい高価なものですが、古いタイプのレンズは未だ安価で手に入ります。 以前からこのアリ用レンズをライカなどで使うアダプターが存在したのですが、大変レアもので入手には苦労しました。最近は先のマイクロフォーサーズブームで、アリ/フォーザーズ、アリ/C、アリ/ライカマウントのアダプターが作られているようです。 注意点としてアリ用レンズマウントには古い順に、スタンダード、バヨネット、PLという3つのマウントが存在します。これらのマウントは下位互換性があって、スタンダードマウントはバヨネットマウントのカメラで、そのまま使うことが出来ます。またバヨネットマウントのレンズは、PLマウントアダプターを介して最新のPLマウントカメラで使うことが出来ますが逆は出来ません。 フォーサーズやライカで使う場合は、どのアリマウント用のアダプターなのか確認しましょう。 もうひとつ、アリフレックスには16ミリフィルム、35ミリフィルムを使うカメラがありますが、レンズマウントは共通です。35ミリ用のレンズは16ミリでも使えますが、逆はイメージサークルが小さいため使えません。ただし、35ミリ用のレンズは高価(劇映画用)なので、この辺りも悩みどころです。 写真1はアリフレッックス35ミリ用スタンダードマウントのレンズを、アダプターでエプソンR−D1に着けた様子です。35ミリ用といっても映画は縦にフィルムが走るので、写真用のカメラの世界で言うといわゆるハーフ版サイズになります。このサイズはAPS-Cサイズとほぼ同様なのでR-D1には都合がよいのです。 このレンズは最近ヤフーオークションで手に入れたものですが、同時出品のレンズにはアンジェニュー、マクロキラー、クックなども出ていて、こちらは入札が多く高値になってしまいました。いっぽうこのキヤノンは国産のためか、人気が無く35ミリフォーマットレンズとしてはかなり安く入手できました。 じつは、キヤノンのアリフレックス用プライムレンズは珍品です。いままで見たことがありませんでした。製造番号を見るとどうもプロトタイプのようですね... 届いてすぐの作例ですが、開放でのボケは軟らかく、遠景を撮ったときの解像も映画用レンズらしく抜群でした。 【アリ用レンズの実写2:絞り5.6】 |
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ムービー方面の知識が無いので、先日はコメント頂いて助かりました。
キャノンの50mm/F1.8なんて、ライカマウントなら廉価で売ってるレンズですが、
ムービー用にも作られた(試作?)のですね。トップナンバーだし。
ムービーレンズの設計は、写真用とはまた別の収差の取り方をするのでしょうか?
映画はあまり絞りで画質が変わると困ると思いますが。
2009/10/21(水) 午後 6:54
がたぱしゃさま、どうも。
映画の場合、写真とは拡大倍率がちがうのでレンズ自体の解像度、収差の許容とか鏡胴の精度とかのオーダーがちがうみたいです。単焦点のレンズでも数千ドルしますしね。映画用レンズでもツアイスがトップブランドですが、写真用レンズと違ってイエナで硝材をつくりオーバーコッヘンで磨きをするという純ドイツ製のようですよ。
2009/10/21(水) 午後 9:53 [ セナ・ロッソ ]
珍しいレンズを手に入れましたね?キャノンは映画全盛の時にCマウントのレンズや映画用に銀塩の望遠レンズなどアリマウントで改造製作し販売もしていました、此のキャノンのレンズはプロトで製作されて数本映画会社等に供給されてテストされていたものだと思います、すぐにK35ーBNCRマウントのシリーズに成って主にアメリカ等で発売されました。
2011/10/19(水) 午後 4:24 [ hiro ]
hiroさま、コメント有難うございます。やはり試作ですかね。Canonのアリマウントは見たことがなかったので、飛びついてしましました!
2011/10/21(金) 午後 0:56 [ セナ・ロッソ ]
昔のプログで大変失礼します。
お聞きしたい事がありますがよろしいでしょうか?
R-D1sにCマウントアンジェニュー25mmを付けたいのですがケラレは出ますか?又マウントアダプターは何をおつかいでしょうか?
突然で申訳ありません。
2015/1/6(火) 午後 7:55 [ トメ吉 ]
> トメ吉さん
CマウントのAngenieux 25/0.95は、マイクロフォーサーズですら四隅にケラレが生じますので、イメージサークルは狭く、APSのR-D1ではイメージが円形になると思います。
また、距離計連動改造費用も考えると、あまりお勧めはできません。
まずは、同じAPSセンサーのNEXやFUJIXで試写して確認されてはいかがでしょうか?
2015/2/24(火) 午後 7:52 [ esy**recy*le ]