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2009年のカメラのお大尽遊びといえばライカM9に新発売のノクチルクス0.95での作例撮りにとどめをさす。 M9が約80万円、ノクチルクスは写真用レンズとしては破格の100万円超えであるから出来上がる写真は素晴らしいものであるに違いない。 【CANON 50mm/f0.95 TV LENSはもともとCマウント。Mマウントに改造と距離系連動枠が付けられた】 昨年暮れに口の悪い写真仲間と「木星珠倶楽部」という廉価珠開放戦線を組織した。 その組織のシュプレヒコールは「反ノク」(反ノクチルクス)である。 まじめなサラリーマンの自分はくそ忙しい年末なので参加できなかったが、外電によると組織の決起集会があり、どこから調達したのか知らないが「反ノク」と書かれた白ヘル、黒ヘルを被りゲバ棒ならぬ一脚と木星珠(一カメラ円未満で買える高性能レンズ)付きのカメラで武装した連中が月島の立ち飲み屋(通称アジト)に集結したそうである。 その連中の裏の稼業が商業写真のプロのカメラマンであったり写真にはうるさいクリエイティブであったりするのだが、仕事道具は普及型のデジ一だったりコンデジであるそうだ。 【観音0.95ののスナップ。部屋のアベイラブルライトでの撮影】 年が明けて1月7日、組織の新年のアジ演説に参加した。 反ノクに賛同して武装カメラ用にしばらく使っていなかった観音(キヤノン)0.95珠を用意。 たまたまテレビの「名機の肖像」でこのキヤノン0.95の開発秘話を見たあとだったので、いっそう大和魂に火がついたのである。 ノクチルクス0.95発売の48年も前(1961年)にキヤノンがキヤノン7型用の標準レンズとして発売した大口径高速レンズである。キヤノン7は標準のLマウントであるがこのレンズだけはマウント外周の三爪のバヨネットで取り付ける。 このレンズをライカM3に付けたいと思った人は洋の東西を問わずにいたようで、ずいぶん前からアメリカではMマウントに改造されたものがあった。 自分が持っているのもそのようなレンズの一つであるが、TV LENSと刻印のあるものでテレビカメラ用にCマウントレンズとして供給されていたものだ。通常のキヤノン7用のレンズの後玉は距離計連動ピン用の切欠きがあるがTV用にはそれがない。 観音0.95のチャームポイントは口径が79mmもあるが、その長さは48mmほどでレンジファインダーカメラのバランスが崩れないことである。 作例はいずれも開放(f0.95) 【アリフレックスのロゴにピントを合わせる。とても浅い被写界深度】 【改造されたマウント部。いい仕事してますね。】 |
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TV用の0.95はたま〜に見かけますが、距離計連動ピンの切り欠きが無いということは、どうやって距離計と連動しているのでしょうか?あれって確か後玉直径がコロの位置よりも大きいのでピンを付けるために切り欠いていたと思ったのですが・・・
2010/1/16(土) 午後 11:22
やはりソフトで深度浅くするのではなく、本当に浅いのでそこが取り柄です。往年のキノプラズマートを思い出しますが、残念なのは観音は良く写り過ぎる店か。
2010/1/17(日) 午前 1:13 [ aln*a ]
このバランスいいですねぇ!カメラはレンズに負けていなく、レンズは
カメラに負けていない!
2010/1/17(日) 午前 10:15 [ bressonnoleica ]
がたぱしゃさま
マウント部の写真を追加しました。後玉のレンズのフレーム?に段差を切ってうまく連動するように加工されています。連動用のコロはたぶんガラスの内側まで入ってくるのでしょうが、このフレームはガラス面より若干高いのでコロの端が乗っているのかな。
2010/1/17(日) 午前 11:29 [ セナ・ロッソ ]
aln*aさま
プラハからコメントありがとうございます。E-P2で撮ったのはフレアも少なくてよく映ってましたね。テレビ用というのも納得です。
2010/1/17(日) 午前 11:32 [ セナ・ロッソ ]
bressonnoleicaさま
調べたら新ノクチよりフィルター径で12ミリ大きく、全長は27ミリ短いようです。大型パンケーキですね。
2010/1/17(日) 午前 11:36 [ セナ・ロッソ ]
0.95のTVレンズの改造先を探しています。
どちらで改造されたのですか?教えてください。
2016/10/25(火) 午後 11:03 [ miy*54*0*0 ]
> miy*54*0*0さん 私は改造済のものを購入したのですが、以前は東京大森のルミエールさんで改造をやっていたようです。
2016/10/28(金) 午後 0:50 [ セナ・ロッソ ]