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追悼

ジョゼの彼との思い出の居酒屋のママ

やさしくて不器用で寂しがりやで女を生きている母親程の歳のひと

彼女は失恋でぼろぼろの私に

男には沢山の種類がある24色のクレパスみたいに
郁ちゃんは知らないときっと気が済まない女だよ
24色のクレパス全色確かめなさい

そして彼を諦めなさい
普通の人生を選んだ平凡な男だと
美しく生きなさい
きっと糧になるからその悲しみが貴女の糧になると

そう言ってくれた

彼女が亡くなってしまいました
最後に会ったときガリガリに痩せて
調子が悪いとふくれあがった太ももをしんどそうにさすっていた

そんなに痩せちゃ心配になるから、頼むから次に会ったときはもう少し太っていてくれと
そう声をかけて別れたのが最後

リンパの癌なんて知らなかったから
当たり前の顔がまたカウンターで見られると思っていた

子供を持たなかったことが心残りだと
私をいつも励ましながら
遠い目をしていたことを思い出す
子供が居れば人生が変わっていたと
寂しそうに言っていた

りょうちゃん、沢山ありがとう
いつも泣いてばかりでごめんなさい
もっともっと話したかった
もっともっと温かい気持ちになるような未来を見つめた私を見せてあげたかった



語り尽くせない気持ちになることが30代になって増えてきた
このような別れもこれからは増えていくのだろう
一度きりの人生のありがたいことを
どれだけ落とさずに生きてゆけるのか

振り返らなければわからないことばかりだ
後悔しない選択をするように学習してロスが無く生きてゆくよりも

今しかないものを落とさずに生きていきたい
不器用な女の生き方をちゃんと引き継いでゆくからね

おかえり

仕事のペースを緩めることを決めました
そうやってどうせやったって
私のことなんか
誰もわかってる訳じゃないなんて
幼い意地のようなものを
最初は抱えていたけれど

ふと高校を辞めたときのことを思い出して

成績もとりたてて悪くはなかったし
停学だってなったことのなかった私は

ただ何かを押し付けられることや努力することから逃げて
理解されないことから逃れられずにいて
後悔している訳ではないけれど
あの後向き合うべきものが守られない裸の状態での私に沢山落ちてきた記憶があって
18歳から死ぬ程孤独で苦しい時期が何年か続きました

何度も同じことは繰り返したくはないし
在りのままで居ようと

そう感じて会社に残りながら仕事のペースを緩めることにしました

時間の余裕が出来たことで私に再び戻ってきたものは
沢山の大切ながらくたとの一人遊びや
戦う同志のような友との時間と
娘の笑顔に気が付ける心と
本来の自分


お金や立場では買えないものが在る
私らしくあるための沢山の無駄なものたち
輝くものたち

おかえり自分
そしてはじめまして

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