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『オールド・ボーイ』『渇き』のパク・チャヌク監督のハリウッド作。
復讐3部作の血の量よりは控えめですが、救いのなさは同レベルかも。 計算されつくした美しい映像と音楽とは裏腹に、描かれるのはサイコパスの恐ろしさとその官能。 少女が18歳を迎えた日、その裕福な家族を突然襲う悲劇。 父親の突然の死によって残された母娘(ニコール・キッドマン!とミア・ミア・ワシコウスカ!)。 その噛み合わない会話に愛情の欠落が透けて見える。 葬儀で初めて会った叔父(父親の弟)が滞在することとなり、そこから始まる不可解な出来事。 数パーセントの確率で生まれるというサイコパス。 共感性がなく、他者に冷淡であり、平気で嘘をつきながらも罪悪感はない。 冒険心が強く、人びとから魅力的に見える人物。 リーダーシップがあるように見えることから、企業のトップや政治家になって成功するケースも多いとか。 遺伝的な脳機能の特殊性も解明されており、幼少時の虐待経験により犯罪傾向を高めることとなる。 ある意味、欲望に従順すぎる人びとと言うこともできる。 もちろん、すべてが犯罪者になる訳ではなく、愛のある家庭で育ち共感性を学び社会に適応する人びとも多いと聞きます。 人間は愛もまた学ばなければならない。 そして自分を解放する術も学ばなければならない。 人は生まれながらにして自由ではないのだから。 しかし、愛を学ばなければ、自己の開放は悪にさえなりえる。 雨の翌日、田舎道を走っていると、おびただしい死に出会う。 干からびたみみずや轢かれたかえる。 ああ、そうだ。 命の数だけ死もあるのだ。 そんな当たり前のことに気づく。 願わくは死に意味を求めるのではなく、生に意味を見出すことができますように。 |

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こんにちは。
トップページリニュアルされたのですね。
とてもいいですよ。
この映画みました。
私の中にも未熟なサイコがいるのかな…。
生きる事に意味を持つことができるといいなと思います。
2017/10/12(木) 午後 0:23
せんがさん
ありがとうございます。気分を変えてみました。
生きる意味を問うことは最近はあまりなくなりました。
一日一日生活していくことに意味があるように思います。
どんなにブザマでも、自分にとっては意味があるのだと思います。
2017/10/12(木) 午後 7:21