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21グラム

題名は、人間が死の瞬間に21グラム体重が減るという話に基づく。
(残念ながら科学的な証明はされていないようです)
 
心臓移植のドナーを待つ男、あるいはやがて来る死を待つ男を演じるのが名優ショーン・ペン。
家族を襲った悲劇の後、ショーンに出会う運命の女性を演じるのがナオミ・ワッツ。その哀しみと慟哭する姿は観るものの心を揺さぶります。
そして、ぼろぼろの人生を信仰で立て直そうと試練に立ち向かう男を演じるのがベニチオ・デル・トロ。
彼ら素晴らしい演技者を迎えた監督は『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。
 
時間軸が行きつ戻りつする展開の中で、ショーンが銃で撃たれたことがわかります。
ショーンを運ぼうとして泣きわめくナオミと憔悴しきったベニチオ。
それまで決して交わることのなかった3人の人生が、突如激しく交錯する。
彼らに起きた運命とは・・・・・・
 
 
理不尽に起きる悲劇。
それを受け入れることができない人間たち。
そして、愛するが故に決定的に損なわれてしまう人間たち。
彼らに救いはあるのか?
 
 
魂に重さがあるかどうかはともかく、
愛するものの死によって喪うものは、とてつもなく重い。
 
だが、それでも人生は続く。
 
ぼくらは、それでも生きていかなければならない。
 
やがて喪ったはずの愛も、
決してなくなってしまった訳ではないことに気づく。
 
そして許すことが愛であることに気づく。
 
だからこそ人生は生きるに値する。
 
そんな素晴らしい映画でした。
 
 

閉じる コメント(14)

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観ました。バベルと似ていますね、展開が。

2010/11/17(水) 午後 9:54 mossan

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もっさん、こんばんわ
確かにバベルと似ていますね。
重たいテーマもそうですし、謎めいた展開とか。

2010/11/17(水) 午後 10:03 せんころ

許すことが愛・・・深いですね。。。

人生って大変だけど、深いから面白いですね☆
日々勉強だぁ〜♪ヽ(*^Д^)ノww

2010/11/17(水) 午後 11:02 [ ]

アバター

興味深い映画ですね。
許すことが愛・・それは難しいですね。
失ってしまった命が自分にとって大切な人のものなら
私はきっと許せない・・復習をもしてしまう気がします。
残された者は悲しくても生きていかなくてはならなのが
切なく苦しいですよね。
ぜひ観てみたいです。
ポチ

2010/11/18(木) 午前 7:34 Plum

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おはようございます。
いい内容の映画ですネ!
憶えておきますね (o^−^o) ポチ♪

2010/11/18(木) 午前 8:32 アキチャン

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葵さん、こんばんわ
聖書には「赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される」とありました。
いつまでも勉強ですね。

2010/11/18(木) 午後 10:02 せんころ

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Plumさん、こんばんわ
映画の中でははっきりと許すシーンがあるわけではありません。
でも、その暗示が描かれていて救いとなる映画でした。
悲惨な事件を日々見かけますが、僕自身もそうなったときに許せるかどうか怪しいものです。
ただ、復讐することで何も生まれないのも確かです。
ルワンダの悲劇は復讐に次ぐ復讐の悲劇でもあるようです。
復讐の連鎖を断ち切るのも必要なのだと思います。
とても難しく苦しいことだと思いますが。
ポチありがとうございます。

2010/11/18(木) 午後 10:07 せんころ

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アキチャン、こんばんわ
ポチありがとうございます。
とても重く苦しい映画ですが、奥深い映画です。
機会あれば是非♪

2010/11/18(木) 午後 10:09 せんころ

レハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥには、いつも唸っちゃいます。これは記事にはしてないのですけど、素晴らしい役者さんたちが演じていらして、心に沁みましたねえ。。

2010/11/18(木) 午後 11:28 恋

当時試写会で観ました。
ある意味ショックを受けましたね…。
許すこと=愛。とても重い言葉です。
ショーン・ペンがとにかく印象に残ってます。

2010/11/18(木) 午後 11:41 けいとき

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恋さん、おはようございます。
ほんと!こころに沁みる映画でしたね。
バベルも良かったですし。
俳優さんもみんな良かったですね。

2010/11/20(土) 午前 8:05 せんころ

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けいときさん、おはようございます。
試写会とはいいですね。
とても重たいショッキングな映画でしたね。
ショーン・ペンは演技がスゴイですよね。
その人物がそのままそこにいるような。

2010/11/20(土) 午前 8:08 せんころ

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ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベネチオ・デル・トロ、凄い演技でした。自分に降りかかった不条理な出来事による哀しみや怒りを、こんなにも表現することが出来るのか・・・と思わせるほどの渾身の演技。ショーン・ペンは苦手だったのですが、この映画観てから監督作を観るうちに、彼が尊敬される理由がわかった気がします。気になる監督であり俳優になりました。
南米の監督たちの映画に注目するきっかけにもなりました。
古い記事ですが、TBさせてくださいね。

2010/12/3(金) 午前 0:21 かりおか

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かりおかさん、こんばんわ
ぼくもショーン・ペンはいいイメージを持っていませんでした。
若い頃は演技よりも別の面で注目を集めていましたからね。
この映画は確かに彼の演技に驚いた作品でしたね。
その後の「ミスティック・リバー」もスゴかったですね。
ナオミ・ワッツもベネチオ・デル・トロもすごかったですね。

最近、新約聖書を勉強しているのも、キリスト教圏の映画を理解するには、新約聖書のことを知る必要があると感じたからです。
トラバありがとうございました。

2010/12/3(金) 午前 0:31 せんころ

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