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作:井上ひさし 演出:蜷川幸雄 まさに大御所、といったところか。 中村橋之助さん演じる若旦那と、 古田新太さん演じるたいこもちのお話。 たいこもち、ってこういう職業だったのか、 ということを知った。 どれだけ裏切られ、不幸な目にあっても、 若旦那についてゆくたいこもち。 (たいこもち全員がここまで忠実だとは思わないが。) 途中から、もう二人が夫婦にしか見えない。 中村橋之助さんがやけにしなって見せる(見える?)し、 古田さんは、若旦那あっての私、と言いながらやけに強く引っ張っていく時がある。 この絆は夫婦以上だったりして。 この二人がやけに目立ち、 せっかくの美人さん、鈴木京香さんが目立たない。 もったいないよ。 大林素子さんなんて、終わってフロアに出たときにチラシを見て、 あ、そういえば出てたな、と思ったくらい。 何の役ででていたのか分からなかった…。 というか、元々バレーボール選手なんだよな。 達者な演者の中に居ても違和感ないくらいなじめるなんて、すごいな。 不幸不幸の連続の道中、 山賊に襲われたり、飢え死にしそうになったり、病気にかかったり、足一本になったり、 やっとやっとのことでたどり着いたと思った我が家がない、 どれだけの失意だったろうか。 どうやって生きていけばいい?と問う若旦那に、 今までと同じ、何にも変わらない、 という内容をシンプルな言い回しでまくしたてるたいこもち。 何ともたくましく、励まされる。 この1つのセリフが書きたくて、長い不幸な道中を書いていたんだろうな、と思った。 震災前と震災後で、きっと心に響く度合は変わったであろうセリフだった。 舞台が終わって拍手を受けている中村橋之介さんの笑顔が、とても印象的だった。
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古田新太が面白そうですね。。。
2011/6/1(水) 午前 7:11 [ esu**i123 ]
一番の見せ場はたいこもちの古田さんでした!膨大なセリフをよくぞここまで!
2011/6/1(水) 午後 8:37 [ せん★めい ]
大林素子!!!意外と長く芸能界にいますよね。。。
2011/6/26(日) 午後 11:27 [ esu**i123 ]
最初がバレーボール選手ということを、若〜い人たちが分かるか、ちと心配。
2011/6/27(月) 午後 0:27 [ せん★めい ]