老兵の繰り言

「特攻隊」の生き残りが後世に語り継ぐ鎮魂の記録です。続いて、自衛隊草創期のうら話などを紹介致します。

4特攻くずれ

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4-12、平家再興の夢

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             西日本新聞「こだま」

特攻くずれ
         4-12、平家再興の夢
        
私は先祖伝来のある口伝を親から受け継いでいます。それは平家の落人たちが氏素姓を隠して農民
となるに際し、何時の日か平家再興のため挙兵することを誓って、武具や軍資金にするための財宝
を隠匿したというのです。口伝はその場所を伝えるものです。

これは文章や図面ではなくて、一定条件の者に対して、先祖代々口伝として伝えられたものです。
一度現場を確認して置きたいと思いながら、なかなか実現できずにいます。
 
我が家は長男が戦死したため次兄が家を継ぎました。今は次兄の長男が家を護っています。その甥
から、毎年税金を払っているのに、自分の相続した山林の場所を知らないと言うので、現地に案内す
ることにしました。この土地は元々は竹林で、子供の頃は筍かぎによく行っていました。

そして、その一部の比較的平坦な場所を選んで父親と杉の苗木を植え、下草刈りにも度々行ってい
ました。その杉も60年以上経っているので大きくなっているはずだし、場所はすぐに確認できる
と思って出かけました。

ところが私が村を離れてから50年、山の様子は激変していました。山道が無くなっていたのです。
子供のころ庭先同様に往来していた里道が跡形もなく、山は想像以上に荒れ果てていました。近年
は山菜などは見向きもされず、薪を焚く家庭など一軒もありません。だから、山に入る人など誰も
いなくなっていたのです。

平家再興の夢もさることながら、生まれ育った故郷の山々の荒廃を目の辺りにして、寂寥の念一入
でした。

藤湯の里 http://www.fujiyunosato.com/

閉じる コメント(6)

近所に新しい建物が建つたび、その場所にあった建物が思い出せなくなります。こうやって日々変化が続いていくのですね。

2005/10/4(火) 午前 8:01 tok*t*ki0*01

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お気に入り登録ありがとうございます。 長い人生、いろいろな場所に行き、いろいろな場所に住みました。 再度訪れて感じるのはその変わりようです。

2005/10/4(火) 午前 11:09 sen*i0*20

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管理人さんは、平家の末裔だったのですか?だったらびっくりですが。 私も母の実家の裏山に子供のころなじんでいました。まだ、無事当時のままですが、これもいつ開発されてしまうかわかりませんね。

2005/10/4(火) 午後 1:16 [ ksb*on*8 ]

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平家再興は無理にしても、先祖伝来の方式によって財宝は確実に 子孫に残します。

2005/10/4(火) 午後 2:56 sen*i0*20

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平家の再興。いい話を聞かせていただきました。私の住んでいる島は表立って話をすることはないのですが落人の島と聞いています。もっと話をお聞きしたいと思いました。

2010/8/28(土) 午前 11:15 [ かっさん ]

ご来訪ありがとうございます。平家再興のためお互い頑張りましょう。下記をご一読ください。
http://www.warbirds.jp/senri/jasdf/17ura/ura03.html

2010/8/29(日) 午前 6:21 sen*i0*20


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