老兵の繰り言

「特攻隊」の生き残りが後世に語り継ぐ鎮魂の記録です。続いて、自衛隊草創期のうら話などを紹介致します。

13想いで話

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            宇垣長官機最後の真相。

想いで話 http://www.warbirds.jp/senri/ 

        13-628、☆大沢博「丸」エキストラ版より

以上の証言で疑問に思うのは、日本の“ポツダム宣言”受諾の決定は八月十四日
の御前会議である。 それを、スイス駐在の加瀬公使を通じて通告したのは八月
十四日の深夜である。ところが、これをアメリカ軍最前戦の兵士が知ったのが同じ
八月十四日の朝である。

★お分かりのとおり、 これはアメリカの日付と日本の日付では、一日の差がある
からです。彼らの記憶が正しいとすれば、八月十五日の「カミカゼ」は、宇垣長官
の特攻と推定されます。即ち、彼らの言う八月十五日とは、日本の日付では八月
十六日となります。鶴谷一尉の記憶は正しかったことになります。

★日本のハワイ真珠湾攻撃は十二月八日です。ところが、アメリカ側では十二月
七日です。 これは日付変更線にかかわらず、お互いに自国の歴日を使用するか
らです。 特に公式記録では、時刻を現地時刻で併記して採用する場合があって
も日付はすべて自国の暦日を使用しています。

★自衛隊在職当時、アメリカ軍が管理するレーダーサイトに勤務しました。オペ
レーションの正面ボードの上に、Zタイム(グリニッチ標準時)の時計があります。
Iタイム(日本標準時)はこれより九時間先行しています。 作戦運用はすべてが
Zタイムで統一実施されていました。だが、通常の勤務や生活面ではIタイムが
使用されていました。

★以上有名作家の著書を要約しても、私の唱える「宇垣特攻16日説」を裏付け
るものが多数見受けられます。

☆今日の一言☆  
大行は細瑾を顧みず

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             リバティ船。

想いで話 http://www.warbirds.jp/ 
  
        13-627、☆「宇垣特攻」八月十六日説の裏付け

★アメリカ側証言の要約はつぎのとおりです。 

「特攻宇垣長官機最後の真相」(歴史研究家 大沢博)
“ポツダム宣言”受諾の日本政府の公電が、スイス駐在の加瀬公使を通じて
発せられたのは、 十四日の深夜である。これを受けたアメリカ政府が、やはり
スイス経由で日本軍の戦闘行動を中止せよと指示した通告文を発し、これが
届いたのが十六日午前である。

◎クライド・タルボット氏 (リバティ船チャールス・E・スミス号船員) 当時沖縄
本島の本部半島の先端近く(対岸に伊江島がある)に停泊していた。     

日本がポツダム宣言を受諾したことは、 八月十四日の朝、スピーカーで流し
たので知りました。そのときはみな何かのまちがいで、本当ではないと思って
いました。……カミカゼからの防御方法として……煙幕をはっていました。
……ところが、十四日の朝からそれがまったく行われなくなった。船団につい
ていた対空護衛艦も近くから姿を消し、 小型護衛空母も私たちの船とならん
で錨をおろしてしまった。
十五日になっても同じ状況が続き、多くの人たちは上陸してしまい、
……この日の夕方からは灯火管制もとかれ…七時半ちかかったと思います。
……甲板にいた私は突如として数機の爆音を…だれかが「カミカゼだっ!」
とどなりました。……私はその間、七機のカミカゼを数えました。   

◎ウェーシー・ハーガソン氏 (対空護衛艦デストロイヤー乗組員) 当時本部
半島と伊江島の中間点に停泊していた。

その日 (八月十五日)は乗組員のほとんどが上陸していた。 日本が負けた
ことは十四日の朝、“ポツダムの条件”を受け入れたと聞いていたが、その日
(十四日)の午後になってはっきりと、日本が降伏したことを伝えられた。
そこで十五日は朝から、いままで行われていたカミカゼに対する総ての防衛
行動が停止となり、私には上陸がゆるされた。…午後七時三十分ごろだった
と思う。
……七〜八機はいたと思う。……「カミカゼだ!」と私たちはおどろいて、
……やがてカミカゼは、はげしく火をふき出し……   

◎ダニイ・ローズウェル氏(当時LST296号の甲板長)伊平屋島のキヤンプ
へ食糧輸送中。「その日のことはよくおぼえています」
……八月十五日の午後四時二十分ごろ、 私のLSTは、キャンプに近い砂浜
に食糧をおろしていました。……七時四十分ごろ、……
にわかに、エンジンの音がして……だれかが「ジャップだ!」「カミカゼだっ!」
とどなりました。

★以上の証言で疑問になるのは、日本政府の“ポツダム宣言”受諾の決定は
八月十四日の御前会議です。それを、スイス駐在の加瀬公使を通じ通告した
のは八月十四日の深夜です。それなのに、これをアメリカ軍の最前戦の兵士
が知ったのが同じ八月十四日の朝となっています。

★解説すれば、 これはアメリカ側の日付と日本側の日付では、 一日の差が
あるからです。 彼らの記憶が正しいとすれば、 八月十五日の「カミカゼ」は、
宇垣長官の特攻と推定されます。
即ち、彼らの言う八月十五日とは、日本の日付では八月十六日となるのです。

★日本の真珠湾攻撃は十二月八日と発表されました。ところが、アメリカでは
十二月七日です。 これは日付変更線にかかわらず、お互いに自国の歴日を
使用しているからです。特に公式記録では、時刻を現地時刻で併記して採用
する場合があっても日付はすべて自国の暦日を使用しているのです。

★1945年9月2日のニューヨークタイムズに、 ミズリー艦上での 「降伏文書
調印」 の状況が写真入りで掲載されています。 降伏文書の調印は日本では
9月2日に行われました。
アメリカでは9月1日のニュースが、9月2日の新聞に掲載されたと云う訳です。

★私は未読ですが、近代史家の秦郁彦氏が、米軍を調査して得た情報の一つ
に、 「ワ−ルド・アルマナック」 という日誌があるそうです。 その1945年
8月15日に、
「終戦の通報12時間後に2機の特攻機が沖縄本島 30哩の伊平屋島に突入
した」と記録されているそうです。 「終戦の通報」とは、 アメリカ政府がスイス
経由で日本政府に発した 「日本軍の戦闘行動を中止せよ」との通告文のこと
に違いありません。
また、15日08:00に米機動部隊艦艇に対し、米大統領の 「停戦メッセ−ジ」
が流されたとも記録されているそうです。

★アメリカ側の十五日、 即ち日本では十六日に当たり時間的にも辻褄が合い
ます。

☆今日の一言☆  
堪忍袋縫うべかりけり

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             出撃直前の宇垣長官。

想いで話 http://www.warbirds.jp/senri/ 

        13-626、☆五航艦の終戦処理担当者の証言

★吉村氏の「空白の戦記」は終戦処理に当たった、五航艦の先任参謀宮崎隆氏
と対談し、その証言を記述しています。

〔吉村1〕
八月十四日、 呉鎮守府を通じて大本営から「ソ連及び沖縄方面に対する積極
攻撃を中止せよ」という命令を受けた。 宇垣は、 はっきり日本が全面降伏す
ることを知った。

〔吉村2〕
その日の夕方、宮崎先任参謀は、長官室に呼ばれた。椅子に座っていた宇垣は、
「明日、沖縄のアメリカ艦船に五機の特攻機を出撃させる。指揮官は、私である」
と、言った。

〔吉村3〕
翌十五日、再び説得がつづけられたが宇垣の決意は変らず、 宮崎先任参謀は、
やむなく午前十時半に熱いものがこみ上げるのを堪えながら作戦命令を起案し、
宇垣に提出した。そして、隊長中津留達雄大尉を呼んで、司令長官が特別攻撃
に参加することを告げた。

〔松下10〕
後年、久留米市在住の宮崎を訪ねて直接取材した作家吉村昭は『実録・最後の
特攻機』の中で、それを八月十四日夕刻であったとしている。  (一部省略)
ただ、殆どの記録は八月十五日未明説をとっている。これは『戦藻録』が根拠と
なっているのであろう。

★“ポツダム宣言”受諾の日本政府の公電が、スイス駐在の加瀬公使を通じて
発せられたのは、 十四日の深夜です。 これを受けたアメリカ政府が、 やはり
スイス経由で日本軍の戦闘行動を中止せよと指示した通告文を発し、 これが
日本に届いたのが十六日午前です。(日本側日時)

☆今日の一言☆  
三十六計逃げるに如かず

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            終戦の詔書。

想いで話 http://www.warbirds.jp/ 

        13-625、☆出撃隊員の処遇について

〔野原6〕
ポツダム宣言受諾の政府公電が発せられたのは十四日の深夜であり、 それを
受けたアメリカ政府からの、日本軍の戦闘行動を中止せよとの指示が日本政府
に届いたのは十六日の午後になってからである。 午後四時、 大本営は正式の
停戦命令を出し、「即時戦闘行動を停止すべし」と示達した。

〔松下9〕
本来なら宇垣隊はその最後の頁に布告さるべき特攻隊であったが、  しかし
彼らはそこに公式に名を連ねることを許されなかった。 昭和二十年十月一日
付で連合艦隊副官の起案した「GF(連合艦隊)終第四二号」という公文書には、
<昭和二十年八月十五日夜間沖縄方面に出撃せる左記の者は特攻隊員とし
て布告せられざるに付、一般戦死者として可然御処理相成度>とあって、海軍
大尉中津留大尉以下十六名の名が列記されているという。

〔秦1〕
昭和二十年十月一日付で連合艦隊(GF)副官の起案した「GF終第四二号」と
いう文書が残っている。 「特攻隊員として詮議せられざりし者の件」と題して
粗末なザラ紙にタイプで打たれたものだが、
「昭和二十年八月十五日夜沖縄方面に出撃せる左記の者は特攻隊員として
布告せられざるに付、一般戦死者として可然御処理相成度。
海軍大尉中津留達雄(以下省略)」と計十六名の搭乗員の氏名が並んでいる。

〔秦2〕
終戦の日の年八月十五日には、他にも特攻戦死者があった。 (一部省略)
房総半島沖の米機動部隊に突入した第三航空艦隊所属の第四御楯隊八機と、
第四流星隊一機の搭乗員十八名である。(一部省略)
米側の記録によると正午から午御一時二十分にかけて突入し、(一部省略)そし
てこの場合は従来の特攻戦死者と同じように全軍布告、二階級特進の適用を
受けている。

〔秦3〕
宇垣隊戦死者との処遇の差はなぜ生じたのか。両者の突入時刻の差は精々
七〜八時間に過ぎない。二つの出撃時刻を挟んで正午に天皇の玉音放送が
あったためか。 しかし法的に言えば軍の行動を律するのは大本営の命令で
あって、 停戦を命じる大海令第四八が示達されたのは翌十六日の午後四時
だった。

〔蝦名6〕
宇垣特攻出撃はもとより連合艦隊の命令によったものではない。その反対に、
終戦の命令に背いた叛逆罪にも問われるものだった。 当然連合艦隊告示に
もしるされていない。

〔蝦名7〕
著者は  終戦の命令に背いた叛逆罪にも問われるものだった」 とあるが、
宇垣中将の行為は叛逆行為ではない。 それは、 海軍刑法第二編第二章
擅権の罪三一条に該当する。
☆第三一条 指揮官、休戦又は媾和の告知を受けたる後、故なく戦闘を為し
たるときは、死刑に処す。

〔蝦名8〕
宇垣中将に死出のお伴をした搭乗員については、涙なくしては語れない思い
であるが、罪に該当しない。 出撃の命令を受けた者は従わなければ、逆に
抗命の罪に当たるであろう。

〔蝦名9〕
当時の日本国民にして、もしその場に居合わせたならば、 同行を希望した
二十二名の搭乗員と同じような意思決定をしたであろう。戦争の狂気はそこ
にある。本人の意思決定でありながら、実は本人の冷静な意思ではない。

★「宇垣隊」の出撃は、 大海令四八号の 「停戦命令」 が発令された後の、
十六日午後四時以降であったと思われます。しかし、出撃隊員の心情に免
じて 「戦死」として扱うために、十五日として発表したのが真相ではないで
しょうか。

★二村君が、十五日と言はざるを得ない理由もここにあったと思われます。

★宇垣長官については、「停戦命令」違反の廉で「戦死」の栄誉を認められ
なかったのは当然でありましょう。 また、 階級章を外して出撃したことで、
私人としての行為と看做され、公式記録から除外されたのかも知れません。 

☆今日の一言☆  
八歳の翁百歳の童

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             艦上爆撃機「彗星」。

想いで話 http://www.warbirds.jp/senri/ 

        13-624、☆搭乗員整列と攻撃要領の指示

〔吉村5〕
戦争は、 終わった。だが、特別攻撃機の出撃は予定通りすすめられた。
午後四時、司令部の外に立つバラック建ての食堂に参謀たちが集合した。
中央に宇垣司令長官が立った。コップに日本酒がそそがれ、一同別れの
乾杯をした。

〔蝦名5〕
宇垣長官の出撃の時が迫ってきた。午後四時、特攻隊員宇垣長官一行と
の最後の、ささやかな決別の宴が、横穴防空壕内の、せま苦しい司令部
食堂で、息詰まるような思いのうちに開れた。

〔酒井6〕
宇垣は時計に目をやった。針は四時半を回っていた。
滑走路では、七〇一航空隊大分派遣隊指揮官中都留大尉が出撃搭乗員
に集合を命じていた。

〔日高5〕
午後四時半過ぎ――。
飛行場に黒塗りの車三台が到着した。
「中都留大尉、三機だけでよいと命じていたのに、これはどうしたことか」
「長官が特攻をかけるというのに、三機だけとはもっての外、 私の部下
十一機、全員がお供します」

〔酒井7〕
爆音轟く中、別杯の儀式が行われた。指揮所前のテーブルには杯とするめ
が一枚ずつおかれている。

〔日高6〕
訓示が終わると、指揮所前に準備されたテーブルの上にスルメ一匹ずつが
置かれ、幕僚の参謀たちが隊員一人一人にコップを握らせた。酒は白鹿の
一級酒。――

〔豊田6〕
しかし、午後三時、司令部で宇垣長官を囲んで別杯が交わされる頃には、
六機が強引に自ら参加して、突入機は十一機にふくれ上がってしまい、
(一部省略) 

〔二村4〕
午後何時ごろだったか覚えていないが、「沖縄に特攻をかける」との命令
がきた。「搭乗割」から洩れていた連中が、同行させてくれと騒ぎだした。
黒板を蹴倒したり、男泣きしながら隊長に詰め寄るさまを、私は選ばれた
者の一種の優越感をもって眺めていた。 

〔秦9〕
十三期予備学生出身の茂木仙太郎中尉は、午後一時に非常呼集を受けて、
愛機の側から息せききって指揮所へかけつけると、搭乗員はほとんど全員
が整列していた。(一部省略)
「本日正午、玉音放送があり、わが日本帝國は降伏したのだ」(一部省略)
肩を抱きあって泣く隊員の姿を見守っていた若い中津留大尉は、 やがて
意を決したように、
「命令を伝える。 一六○○、わが七○一空は沖縄へ突っこむ。点検を終
わって集結せよ。宇垣長官も参加される」と述べた。

〔二村5〕
「爆弾を八十番に変更せよ」との指示で、積み替えを実施したが、弾倉に
入りきらず半ばはみ出したまま装着した。「ガソリンも半分抜き取れ」との
指示もでた。

〔松下7〕
ではなぜ、出発直前になって敢えて八○番に積み替えさせられたのだろう
か。 その理由として考えられることは唯一つしかないように、寺司には思
える。ガソリンを半分抜き取るための口実だったのではないか。(一部省略)
彼等は還って来れぬように片道燃料にされたのだと考えるしかない。事実
は八○番の爆弾に替えたからガソリンを抜かれたのではなく、 ガソリンを
抜くための口実として八○番の爆弾に替えさせられたのであろう。

〔二村7〕
「本職先頭にたって、 今から沖縄の米艦艇に最後の殴り込みをかける。
一億総決起の模範として死のう!」と言われ、山本五十六元帥からいた
だいた短剣をぐっと前に突き出された。われわれもいっせいに、
「ワーッ」と歓声をあげ、右の拳を突き上げた。
つづいて、中津留大尉が、「降爆してからいったん機を引き起こし、その
あと空身で突っ込め」と、指示された。

〔酒井8〕
遠藤飛曹長は頑として聞き入れなかった。
「突入時刻は夜になりますので、私のようなベテラン下士官偵察員がいな
ければ、迷子になってしまいます」

★別杯は、バラック建ての食堂・横穴防空壕内の司令部食堂・指揮所前の
何れに準備されたのでしょうか? 
また、参加者は参謀・出撃隊員・それぞれ別なのでしょう?

★彗星の標準装備は、五十番一発か二十五番二発です。なぜ直前になって
標準装備でもない八十番に積み替えさせたのでしょう。二村君も八十番での
離陸は初めてだったと証言しています。 恐らく八十番での降爆訓練も実施し
ていなかったと思われます。

★また十一機の爆弾の積み替えや、 ガソリンを抜き取る作業が、 果たして
短時間で可能なのでしょうか。各文献に共通する事は、幕僚や搭乗員の談話
は収録していますが、 出撃を直接支援した整備員の証言が収録されていま
せん。

★私は艦上攻撃機の操縦員で整備員ではありません。 また機種も違うので
一概には言えませんが、爆弾の積み替えは先ず、搭載している爆弾の信管を
外して爆弾運搬車に降ろし、弾薬庫に運んで、次ぎに搭載する爆弾を積んで
運搬します。その間に他の者が、爆弾投下器の付け替えを実施します。そして、
爆弾の軸線を調整しながら装着し、 投下試験を行い、 再び装着して固定し
信管を挿入します。 最後に風車押さえ(信管の安全装置)で風車を固定して
から安全ピンを抜きます。射爆特技を持った整備員や爆弾運搬車の数にもよ
りますが、重量八百瓩の爆弾の積み替えなど短時間にできる作業ではありま
せん。

★また、 特攻本来の戦法 「体当たり攻撃」ではなく 「降爆」を指示したのは
何を意味するのでしょうか。

★更に、最精鋭の彗星艦爆が十一機も出撃しながら、戦果なしとは何故しょ
うか。

★中津留大尉の胸中を察するに、必死必中の「体当たり攻撃」を敢行して敵
に損害を与えることが本意ではなく、長官に殉死することに意義を求めたの
ではないでしょうか。 そうであれば、 熟練搭乗員を外して、 若年搭乗員を
主体に編成した理由も理解できます。また、出撃搭乗員に対して、攻撃要領
について何らかの特別の指示がなされていたものと推察します。

☆今日の一言☆  
人の口に戸は立てられぬ


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