『言霊辞典』 。古事記はこころの原論。

言霊学。homepage2.nifty.com/studio-hearty/kototama_ver.1/ に依拠しています。

吾(あ)の眼(め)・私の意識

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はじめに その二


 その隠された全体を現代では言霊学といい、天津盤境(あまついはさか・吾の間を衝き立てる五つの言葉の性質)と五十音に拡大され意識に使用可能となった言霊太祝詞五十音図として残しました。

 手っとり早く言い換えればスメラミコトとは五十音図の運用者のことです。古事記とは五十音図の運用方法を記したものです。つまり、神道、行事、器物、皇室、天皇とはそれぞれの角度から切り取られ解説された五十音図、意識の運用方法のことです。

 またそのための太古において世界的な分業を構築し、物質文明の充溢を古代ユダヤの民の先導に委ね、世界諸宗教によって弱肉強食からの不安を取り除くようにし、戦いにおける魂の保障を諸々の道徳的な教理に散りばめるようにしました。神饌(神に選ばれる)民族としてユダヤ族を指定し、スメラミコト自らは天孫(天のまご)として世界を領導しました。

 発見創造されていた心の原理は歴史上は直接には目前の意識からは、心の創造原理そのもの、擬制擬態、によって隠没させられ、表徴を礼拝させられるようにし、器物事物名前等の心の原理に代わる神を創造しました。こうして数千年の時が経ち、今、豊かな物質分明は物質そのものの解明と伴に完成しつつあります。

 ところが現代、あまりにも長い隠没のため大和による心の制御運用法が、日本皇室の没覚醒によって、現われる気配がありません。その為現代は混沌とした覇権秩序の中で、未来を描くことが出来ていません。一時、明治天皇や太平洋戦争開始以前に覚醒の芽が生えたことはありましたが、民間の霊示神示はあったものの、その後は皇室関係者からは覚醒のニュースは伝わってきません。

 がしかし、ここに、古事記の上巻の神話物語は心の運用原理であることに気付いた明治天皇を初めとしたその後の皇室以外の民間の流れが、敗戦によって立ち上がってきました。古事記の研究の自由が解き放されました。
 冒頭の「天地」は「あめつち」と読みます。
 吾(あ)の眼(め)を付(つ)けて智(ち)となるべし、
と読み下す事が分かってきました。その心は、私(吾)の眼(意識)を付(つ)けたものが各自の地(ち)となる、です。

 地となる創造成果がまず現れるのは意識の子現象である言葉であり、それゆえ意識の子現象の事を記した言葉の(言)事記となっています。古事記は心の動きの言葉の究明された書物であり、古事記の神々と五十音の対応を記した書き物が皇室の御賢所に秘蔵されています。

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