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先妣のらくがき帖より
明治・大正・昭和の思い出などが雑然と・・・

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朝日新聞社から「皮革の話」という本を戴いたので 序(ついで)に思い出すまま書いてみた

靫(ウツボ)(*1)にされかけた靭猿(ウツボザル)(*2)
 母狐を皷(ツヅミ)にされた狐忠信(*3)の哀れさ

猫の三味線 犬の太鼓
兎、きつね、てんの襟まき

虎の皮は敷物や雷さんの褌
陶器の型を作る時の鹿の皮

それぞれの用途によって皮の性質に合はせて考へた昔の人の智恵に驚いた
戦前 三味線にふぐの皮を張ってならしていた人があった

(*1)靫:うつぼ。空穂。
    矢を盛って腰に背負う用具。
    中空の籠(かご)で、時に毛皮をつけて
    (後生は張子で漆塗のものもある)矢が雨に濡れるのを防ぐ。
    うつお。
(*2)靭猿:うつぼざる。
     ①狂言の一。
     ②舞踊劇の一。
     ③長唄の一。
(*3)狐忠信:きつねただのぶ。
      浄瑠璃「義経千本桜」四段目の俗称。
      静御前が持つ「初音の鼓」に張った狐の皮の子が、
      佐藤忠信に化けて現われて静を守護し、
       義経から源九郎狐の名をもらう。

巷の凡人の雑感》

昭和57年暮れの話でしょう。


現在では動物の皮の敷物や襟巻きは
あまり見かけないような気がします。

やっぱり
「動物愛護の方からひんしゅくを買う恐れがある」
為なのかな?

他に、革細工に用いられるものとしては
 牛、馬、鹿、ミンク、ワニ、サメ、蛇、トカゲ etc.

姿のまんまの襟巻きでなく、これらの皮だけの加工品であれば、
 元の姿を想像しなくなるのであまり抵抗はなくなりますよね。



ところで
雷さまが虎のパンツをはきだしたのはいつ頃からなのでしょう

俵屋宗達の『風神雷神図屏風』では、まだ虎のパンツ(褌?)をはいたようには見えないのですが………




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