瀬音の写真集

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案内文1
「魚垣(かつ)」  Katsu(fish trap)  Die Katsu-Fischfalle
 佐和田の浜西方、カタバルイナウ(内海のイノー)に位置する。現在の「魚垣(かつ)」は1950年頃、善平マツによって整備されたと伝えられている。
 構造は、北側から南へ放射状に石を積み、南に向かって左側は300m程で、右側は60m程である。放射状の頂点部が出口になっている。高さは、海底の地形にあわせて、高いところで1m、低いところは50cm程である。面積は3ha程で、石垣は二重構造(二重積)で頑丈にできている。出口は水路の幅が50cm、長さは3mくらいである。
 漁の形態は、佐和田の浜の遠浅を巧く利用したもので、周囲を石で囲み、潮が満ちるときに魚が入り、潮が干くとき出口に網を張って、魚を採る漁法である。 (イノー=礁池)
 
案内文2
「魚垣」
 伊良部島の古式漁業の沿革にあるこの魚垣漁は、いつ頃、誰によって始められたかは詳らかでないが、自然現象の推移等から考え合わせて推測すると、恐らく1771年の大津波以後のことであろうと想像できる。それは、大津波の際、大小様々の岩塊や砂礫が打ち上げられたという事実があり、カツに石網として積まれていることである。
 当時は徒歩の漁の時代であるので、住民は岩に隠れた魚や石を転がして魚を捕ったものと考えられている。このような経験を積み重ねている中に、石網を考案したであろうと推察する。この漁法は海から岸の方向へ両手の如く放射状に石を積み、魚の逃口を一ヶ所造っただけである。石経験を根底として日毎に築き上げ、積み重ねた生活の知恵として「カツ」は歴史遺産として、又、文化遺産として極めて価値の高い物といえる。
 
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 手元にある『古代海人の世界』谷川健一著小学館によりますと、「魚垣」は、東南アジアやポリネシアでもみられる原始的漁法で、有明海では「石干見いしひみ」、沖縄では「魚垣ながき」(ちぢめて、カキ・カチ・コモリ・クムイ(溜まり)と称されているそうです。
 
 魚垣は行ってみたかった場所の一つで、先人の知恵に感心するとともに、現在も大切に保存されていることに感激しました。
 
 場所は、伊良部島に隣接する下地島の下地空港をとりまく外周道路の伊良部島側。まっすぐな道路の中程よりも少し先端よりにありました。見学した日は、旅客機のタッチアンドゴーの訓練日時と重なり、爆音とともに迫力ある機体を間近で眺めることができました。
 
 
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2014/02/16 追記
伊良部島・下地島の大津波の際の避難ルート関連 UpoIrav伊良部ログ様の記事へのリンク
個人の方が考えてくださったルートですので自治体発表のものではありませんが、参考になります。
『もしも明和の大津波並みの津波が来たら 』
 
 

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初めまして、カワチャンです!沖縄島も何回か行きましたが、気がつきませんでした。眼から鱗ですね!又、宜しくお願いします。

2013/2/8(金) 午後 5:58 [ オカヤマ!カワチヤンΚ、K ]

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オカヤマさま 車ですーっと通り過ごしてしまいそうでした。説明の碑があったので、場所が分かりました。

2013/2/9(土) 午後 1:02 [ 瀬音 ]

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伊良部島へようこそ。そして、僕のブログに来て下さったようで丁寧なあいさつを頂きありがとうございます。伊良部島在住のUpoIravです。

機会があればまたいらしてください。島民一堂歓迎いたします。

2013/2/19(火) 午後 8:43 [ UpoIrav ]

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upoiravさま 遠出の旅はたまにしかできませんが、いつかまた訪問させて頂きたいと思います。ありがとうございます。

2013/2/20(水) 午前 11:00 [ 瀬音 ]


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