瀬音の写真集

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※ 2013/12/03 撮影時のデータです。
 
 
一つ前の記事からの続きです。
 
長々と続きますが、宜しければもう少しおつきあい下さい。
 
 
『太宰府市を散策1 (西鉄都府楼駅から蔵司地区官衙跡まで)福岡県』
 
『太宰府市を散策2 (大宰府政庁跡)福岡県』 
 
 
この日は、JR博多駅 → JR南福岡駅(鹿児島本線) → 春日市の熊野神社 → 春日市奴国の丘歴史公園 奴国の丘歴史資料館 → JR南福岡方面へともどり 銀天町商店街(雑餉隈 ざっしょのくま) → 西鉄雑餉隈駅(天神大牟田線) → 西鉄都府楼前駅(とふろうまええき) (徒歩)  大宰府政庁跡 (徒歩) → 太宰府天満宮 → 西鉄太宰府駅(太宰府線) → 西鉄二日市駅にて乗り換え → 西鉄福岡駅(天神駅) の順に散策しました。
 
 
イメージ 1
 
 
大宰府政庁跡のすぐ右隣に、学校院跡(がっこういんあと)がありました。
 
案内板が設置されていなければこちらも見過ごしてしまいそうでした。
 
 
『国指定史跡 大宰府学校院跡』  案内板より
 
学校院は、西国の役人を養成する機関である。
 
大宰府政庁の東側にあるこの地区は、小字名(コアザメイ)を「学業」ということから、学校院があったと考えられている。
 
学校院では、博士を教官として、中国の「五経」(ごきょう) 「三史」(さんし)等の書物を教科書に、政治・医術・算術・文章など、役人として必要なことを学んだ。
 
古代の教育システムでは、通常は国(ほぼ現在の県にあたる)ごとに、国博士(くにはかせ)がおかれるが、筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後の六国には博士はおかれず、学生は大宰府で修学した。
 
学生は、所定年内に必要な科目を修得した後に、試験に合格すれば役人として採用される。
 
天応(てんのう)元年(781年)には、約200人の学生が大宰府に集まったとの記録があり、大宰府が学門の中心地としても機能していたことを知ることができる。
 
 
イメージ 3
文様塼 (案内板より)
 
『華麗な文様塼(せん)』  案内板より
 
学校院地区からは華麗な文様を持つ塼(せん 土+専)が出土する。
 
塼は、宮殿や寺院の床や壁に使われた、現在のタイルにあたる焼き物である。
 
一般的には無文のものが多く、このように花文をデザインした塼は、日本では珍しい。
 
大宰府でも学校院地区を中心に出土する。
 
この模様は、朝鮮半島の影響を強く受けており、外国との交流が盛んであった大宰府の一端をみることができる。
 
文様塼には、写真のような長方形の他に、正方形・三角形があり、これらを組み合わせて使用した。
 
 
イメージ 2
観世音寺との境界溝(案内板より)
 
『発掘調査でわかったこと』
 
これまでの調査で10数枚の掘立柱建物跡がみつかっており、中心的な建物も確認しているが、具体的な建物配置や正確などは不明な点が多い。
 
しかし、この地区の東辺部で見つかった南北方向の溝は、11世紀に観世音寺と学校院が土地の境界を争った際の「松崎小溝(まつざきこみぞ)」と考えられている。
 
 
イメージ 4
「魏徴時務策」木簡 (案内板より)
 
『古代の参考書?』  (案内板より)
 
官人になるための試験では、政策論などが出題される唐の魏徴(580〜643年)が著した「魏徴時務策(ぎちょうじむさく)」は、その模範の例文集ともいわれ、律令の注釈書である令集解などに引用されている。
 
大宰府政庁跡から、これに関連した木簡が出土している。
 
財団法人古都大宰府保存協会  財団法人九州国立博物館設置促進財団助成事業 1997年11月設置
 
 
イメージ 5
 
 
学校院跡の隣に、また史跡の案内板です。
 
こちらは、戒壇院と記されていました。
 
 
イメージ 6
 
 
『戒壇院(かいだんいん)』  (案内板より)
 
戒壇は、正式な僧侶となるための授戒を行う場所です。
 
正当な戒律・授戒作法を伝えるため苦難のうえ日本に渡った唐僧鑑真(がんじん)により、天平勝宝6年(754年)に東大寺に設けられたのが始まりです。
 
その後、天平宝字5年(761年)に下野(しもつけ)薬師寺とこの観世音寺に戒壇院が置かれ、あわせて「天下の三戒壇」と呼ばれました。
 
ここ西戒壇では、西海道諸国(九州)の僧尼を対象とし、天文(てんぶん)23年(1554年)まで授戒がおこなわれていた記録が残っています。
 
江戸時代に黒田藩家臣蒲田昌勝(かまたまさかつ)や博多の豪商浦了無(うらりょうむ)等により再興され、本堂をはじめ、現在に伝わる鑑真和上像、本尊脇寺、梵鐘、鐘楼等も新造されました。
 
元禄16年(1703年)、藩令によって観世音寺を離れて博多禅宗四ヶ寺の管理となり、現在は博多聖福寺の末寺で臨済宗の寺になっています。
 
本尊は、東大寺と同じ盧舎那仏(平安時代の作)で、重要文化財に指定されています。
 
また、江戸時代のものの多くは県指定、あるいは市指定文化財となっています。
 
本堂は台風で大きな被害を受けましたが、平成6年(1994年)に市民などの浄罪などで解体修理がなされています。
 
戒壇院様サイト  福岡県太宰府市観世音寺5−7−10
 
 
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歴史を感じる重厚な建物が見えていたのですが、時間の関係で外観のみにて失礼…。
 
 
イメージ 7
 
 
突然現れたコスモス畑。  
 
12/3にコスモスが未だ咲いていたのには驚きました。
 
種まきのタイミングを調整しているのでしょうか。
 
後で、西鉄都府楼駅に掲示されていた地図(写してきた写真)を見返しましたら、コスモスが描かれていました。
 
太宰府市の観光名所の一つなのかもしれませんね。
 
 
高床式の倉庫のような建物は、地図で確認しましたところ、観世音寺収蔵庫と思われます。
 
観世音寺(太宰府観光協会様サイト だざいふ史跡探訪) 福岡県太宰府市観世音寺5丁目6−1
 
観世音寺 (ウィキペディア)
 
 
イメージ 8
 
 
太宰府市役所です。
 
画面にはほんの僅かしか写っていませんが、庁舎の前に液晶風?の告知板が設置されていたようです。
 
トイレ休憩も兼ね、市の広報紙など頂いてくればよかったですかね…。
 
 
イメージ 9
 
徒歩散策の途中、休憩できそうなお店も必要ですよね。
 
coffee Mako さんと書かれています。
 
私は利用していませんが、店頭のメニュー看板には、ブレンドコーヒー350円程度でした。
 
※ 2013/12/03 撮影時のデータですので価格変更になっていましたらお許しください。
 
珈琲 マコ様  福岡県太宰府市観世音寺5-1-25 
 
 
イメージ 13
 
 
さらに進みます。
 
御笠川は西鉄都府楼駅前で一度渡りましたから、川は蛇行して流れているようです。
 
赤い橋の名は、五条橋です。
 
京都のようですね。
 
※ 地図で確認しましたら、朱雀大路、都府楼橋、五反田公園などの名もありました。
 
 
イメージ 14
 
 
交通量が増えてきました。
 
ガソリンスタンドの屋根も個性的です。
 
 
イメージ 17
 
 
五条交差点信号。
 
この先のバス亭を通りかかったとき、まほろば号(市内循環バス)に追い越されたのですが、バスに乗りこもうとされた方が落とされたと思われる、自転車の鍵を拾いましたのでお声を掛けましたら、地元の女性の方のものでした。気がついて良かったです。
 
 
イメージ 16
 
 
梅大路交差点信号。
 
自家焙煎コーヒー蘭館と書かれた喫茶店がありました。 (利用していませんが、自家焙煎コーヒー、気になりますね。)
 
蘭館様のサイト  福岡県太宰府市五条1-15-10
 
 
イメージ 15
 
 
西鉄二日市行きの電車が見えてきました。 (ホッとしました。)
 
西鉄太宰府駅はもうすぐのようです。
 
 
イメージ 11
 
 
西鉄太宰府駅前に到着です。
 
 
イメージ 12
 
 
駅前の高燈籠の歌碑。
 
『東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』  菅原道真
 
太宰府天満宮は菅原道真公をお祀りした神社ですね。
 
 
イメージ 10
 
 
太宰府天満宮の門前町に到着です。
 
右手は、門前町の各店舗名の地図です。
 
 
イメージ 19
 
 
お目当ての『梅が枝餅』のお店などは、こちらの地図で確認されると宜しいかもしれませんね。
 
(地図には表示されていませんが、スターバックスコーヒーもありましたよ。)
 
 
イメージ 18
太宰府天満宮 門前町の鳥居
 
画像容量の都合でつづく…。
 
※ 西鉄都府楼駅で下車し、徒歩にて大宰府政庁跡や展示館などを見学 → 西鉄太宰府駅到着するまで1時間40分程度掛かっていました。今回、戒壇院などは外観のみ、喫茶店で休憩していませんので、もし見学&休憩を取るとすれば、それなりの所要時間を考えておく必要があると思われます。
 
(昨日2014/01/28、デジカメの設定時間を確認したところ、20分ほど遅れていました。この日最初の春日市熊野神社(JR南福岡駅で確認)記事で記した時間も +20分が正しい時間です。申し訳ありませんでした。)
 
 
『大宰府展示館』
古都大宰府保存協会様サイト マップの問い合わせや史跡解説員による市内史跡の案内予約
 
『太宰府観光協会様サイト』
 
太宰府市役所様サイト  福岡県太宰府市観世音寺一丁目1番1号
 

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大宰府はやはり昔から学業のメッカだったのですね。
それにしても受験戦争が昔からあったのですね。

それにしても精力的によく廻りますね。いつもながら感心です。
ナイス。

2014/1/29(水) 午後 10:37 3355 返信する

おはようございます。
史跡探索の旅、途中で12月のコスモスが見つかったのはうれしいですね。
かなりの距離を歩かれましたね。初めての町はいろいろ発見できて楽しいですね。

2014/1/30(木) 午前 6:10 こまっちょ 返信する

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3355さま 大宰府学校院、人材育成の場だったようですね。
この日もかなり歩きましたが、見るものすべて珍しくて、あっという間の一日だったと思います。ナイスありがとうございます。

2014/1/30(木) 午後 9:33 [ 瀬音 ] 返信する

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こまっちょさま 12月にコスモスが咲いているとは思わなかったので、最初は何の花か?と思い近付いてみました。
普段これほど歩くことはないので、結構頑張ったかなと思います。
九州は駅やバス停などの地名を目にするだけでも興味が湧きました。
ナイスありがとうございます。

2014/1/30(木) 午後 9:42 [ 瀬音 ] 返信する

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