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訪日客にも人気の観光地、蔵の街・川越にある、熊野神社のご紹介です。 (埼玉県川越市) 川越 熊野神社 鳥居
熊野神社 御拝殿
重厚なデザインの瓦屋根です。
『川越 熊野神社の御由緒』(現地案内板より)
通称 「おくまんさま」
当社は、開運・縁結びの神として、信仰を集めています。
ご祭神
ご祭神は、熊野大神で、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、 事解之男尊(ことさかのおのみこと)、 速玉之男尊(はやたまのおのみこと)、 の御三神です。
伊弉諾尊(いざなぎのみことと伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、一番最初に出てくる夫婦の神様です。
このお二人の神様は、多くの国や森羅万象の神様をお産みになられた(開運)だけでなく、夫婦の道を興されました(縁結び)。そのようなことで『開運』『縁結び』の神様としての御信仰があるわけです。
特に、当社の主祭神である伊弉諾尊は、天照大神(あまてらすおおみかみ)、須佐之男命(すさのおのみこと)などの御親神様でもあり、御神徳の高い神として人々に敬われています。
また、禊(みそぎ)をとても大切にする神道ですが、その起源は伊弉諾尊の禊にあるとされています。
御神紋
八咫烏とは、熊野の大神のお仕えです。
烏は、夜明けを呼ぶ鳥、太陽を招く鳥といわれ、人生の闇に悩む人々を明るい希望の世界に導く霊鳥として広く信仰されています。
日本を統一した神武天皇が熊野の山中で道に迷われた時、大和の橿原まで先導したという故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。
八咫烏の「八咫」とは、大きく広いという意味です。八咫烏は、太陽の化身で三本の足があります。
この三本の足は、それぞれ、天、地、人を顕すといわれています。
つまり、太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟であるということを二千年前に示されていたのです。
日本サッカー協会のマークに八咫烏が使われているのは、神武天皇の故事に習い、よくボールをゴールに導くようにとの願いが込められていると考えられます。
(熊野本宮大社 八咫烏説明文より)
御由緒
当社は、『明細帳』によると、天正18年(1590年)蓮馨寺(れんけいじ)二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請したことに始まり、以後、松郷の人々が氏神として崇敬した。
下って、正徳3年(1713年)同寺十六世然誉了鑑僧正の時、社殿を改築し鳥居を石造りとした。現在ある二の鳥居がそれである。
御例祭日
春季例大祭 4月15日
秋季例大祭 10月15日
☆案内板の設置に感謝致します。
『川越 銭洗弁 天厳島神社 御由緒』 (現地案内板より)
新編武蔵風土記稿(江戸時代に編まれた武蔵国の地誌 j国立国会図書館蔵)の蓮馨寺図
弁天社や秋葉社、稲荷社など、現在、熊野神社境内にある末社が描かれている。(左図)
その中の弁天社が、現在の厳島神社であり、そのご祭神が市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)である。(中世以降、弁財天信仰は、神道と日本土着の水神である市杵島姫命と習合して、神社の祭神として祀られることが多くなった。)
元々、この熊野神社は蓮馨寺開祖により、紀州熊野より勧請された社で、その蓮馨寺は、正式には「狐峰山宝池院蓮馨寺こほうざんほうちいんれんけいじ」と称し、境内に「宝池たからいけ」と称する池があったという。
平成の世に至り、宝池と水源を一にする井戸水をこの地まで引き、「平成の宝池」とした。
〇銭洗井水のこと
古来、弁財天を信仰する者が持っている金銭をこの水で洗い清めると同時に、心身を清めて行いを慎めば不浄の塵垢が消えて清浄の福銭になると言われ、率先して持っている銭を洗って一家繁盛、子孫長久を祈った。
世間一般では、このように、この井水にて財宝を洗うとたちまちに、百千倍に増えると伝えられているが正しい信仰ではない。
神道の教えは、明浄正直を基本とし、これを形に表わせば、鏡(明浄)、玉(正)、剣(直)である。
「神は不正を受け給わず」という言葉は、まさに信心の最も大切な心構えである。
即ち、財宝を洗うのは、我が身、我が心の不浄罪穢(ふじょうつみけがれ)(私たち人間は知らず知らずのうちに犯している)を洗い清める禊ぎ祓え垢離の行をするもので。これによって神明の感応を得、福徳利益を頂くことができると知るべきであります。
『秋葉神社(あきばじんじゃ) 御由緒』
「あきはさま」火防・火伏の神、料理人、消防士、防火責任者、職人、主婦など火を使う方の崇敬が厚い。
御祭神 火之迦具土命 (ひのかぐつちのみこと)
御由緒
新編武蔵風土記(江戸時代文化文政年間)によれば、第10代川越藩主秋元喬房氏により、享保8年(西暦1723年)に建立。
秋元氏が蓮馨寺住僧東誉圓悦なる者が議り、当社安置の地を熊野神社に卜して丘を築き、勧請させた。
昭和32年までは、その小丘が残っていた。明治6年に遷座した秋葉山秋葉寺の御本尊様の御神三尺坊は。カラス天狗姿で百狐に乗るとされる。
御祭礼日
例祭 11月第三日曜日
縁日 毎月18日
『大鷲神社(おおとりじんじゃ)御由緒』 (案内板より)
通称
12月3日の酉の市は、「おとりさま」と呼ばれ、戦時中は、武運長久の神として、現在は、家内安全、商売繁盛の守護神として信仰されている。
ご祭神 天之鳥船命(あまのとりふねのみこと)
御由緒
大正11年南埼玉郡の鷲宮神社の分霊を奉斎したと伝えられている。
初め熊野神社に合祀されてが、後に流れ造り社殿を建立し遷座祭を執行して末社とした。
川越地区と、その付近住民の繁栄を願い、毎年12月3日に酉の市を開催し、大神の福と呼ばれる「稲穂付の熊手」や「百万両小判」を授かろうと近郷近在より善男善女が集まり、年ごとにます益々盛大になっている。
御祭礼日
例祭 12月3日
縁日 毎月3日
☆観光客(参拝者)が多く、人が写りこまないように写真を撮るのが難しいです。(自撮りを楽しむ方々も多い)
熊野神社 境内に掲示
川越が舞台となっている、アニメ「神様はじめました」 に登場する場所・建物などの案内マップとのことですよ。
商店街に掲示されている川越の観光案内地図。
中央の下の方に熊野神社。 左下の方に、蓮華寺が記されています。
以下、蔵の街、川越を少しご紹介。
なで石 金のなる木 の案内板があります。
中成堂歯科医院 (伝統的建造物 川越市教育委員会)
※2017年9月 撮影時のデータです。
最期までご覧いただきありがとうございました。
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なるほど、紀州の熊野本宮の支社は全国にござると聞いてはおりましたが、
熊野信仰はこれほども全国に広まっておりましたのじゃのう ^w^
2017/12/17(日) 午後 7:11
おはようございます。
埼玉の熊野神社もいいですね。八咫烏も活躍中。
町並みも古くていい雰囲気ですね。
2017/12/18(月) 午前 6:43
今年の5月に川越に行きました。重厚な瓦屋根が印象的な街ですよね〜。大火も過去に何度かあったようで、火の神様を祀る所があるのでしょうか。
2017/12/18(月) 午後 0:29
こんにちは
川越は川越郵便局前のポストの写真を撮りに行ったことがあります。
小江戸と言われるそうですが素敵な街ですね。
2017/12/18(月) 午後 3:21
> モノノフさま
こんばんは。各地に多くの熊野神社が祀られています。紀州・熊野系、出雲・熊野系の熊野神社があるようなのですが、こちらは紀州からの勧請のようです。(難しい…)
2017/12/19(火) 午後 11:50 [ 瀬音 ]
> こまっちょさま
こんばんは。社殿は小規模かもしれないのですが、屋根の造りが凝っていて独特ですよね。川越の熊野神社は屋根もじっくり拝見したいです。
2017/12/19(火) 午後 11:54 [ 瀬音 ]
> るみちゃん
こんばんは。五月に来訪済みでしたか。そちらのサイトには、時々おじゃまさせて頂いていたと思うのですが、気が付かずすみませんでした。
住宅密集地ですので火災除けのための秋葉神社のようですね。
火災の延焼防止と装飾を兼ねた、『うだつ』のある建物も目に留まります。
2017/12/20(水) 午前 0:13 [ 瀬音 ]
> あおぞらさま
この日はあまり時間がなかったため、川越郵便局前のポストは見学できていません。残念。
小江戸・川越ですね。本当にタイムカプセルのような街ですね。後ほどタイトル修正致します!
(三匹獅子舞や里神楽の画像UPありがとうございました。いつか拝見してみたいです。)
2017/12/20(水) 午前 0:23 [ 瀬音 ]