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エイプリルフールネタで「アイドルになったヴィータちゃん」を描きました^^
有名なおねシンのワンシーン再現ですよb
青色、クールベースなのは私のヴィータちゃんイメージはややクールに属しているためです。それにしても腋も見えますしセクシーなポーズですし、我らながら良いヴィータちゃん描けたなぁ←自分で言うな
・・・が、当日思い付きで描き始めたのでズルズル伸びて、
いつの間にか3日も過ぎていました
仕方ないので嘘は諦め、
私の中ではヴィータちゃんはアイドルになっています(断言)
というわけでしばらくはヴィータちゃんがアイドルマスターシンデレラガールズ(デレステ)でアイドルになったお話を書いていきたいと思います。
え?4月1日じゃないんだから嘘を書くな?
私の中ではヴィータちゃんはアイドルになっています(断言)
というかなのはワールドの方々なら皆あの世界基準ならアイドルに全然慣れますよねぇ。結構な歳の方から若いヴィヴィオ世代まで皆美人さん揃いですから。
まぁアイドルよりも最近発表された新映画の感じではまだまだ戦う魔法少女って方に傾きっぱなしのようですけどね♪
あ、
私の中ではヴィータちゃんはアイドルになっています(断言)
…ちなみに本編の方では蘭子好きです。堕天使とか最高なんですよねぇ(溺愛)
ヴィータちゃんと是非仲良くなって欲しい所。
ではでは、遅れた季節イベントでした。今日はこの辺で。
おやすみなさいです〜☆
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『ヴィータの挑戦』
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とある町中にて。
「そこのめっちゃり美人な女の子、へい、チーズ☆」
「は?」
パシャッ
唐突に切られたシャッターにポカンとした様子で赤髪の少女は晒された。
カメラの下部から一枚の写真がすぐさま現像されて飛び出される。
何の説明も前触れも無くシャッターを切ったスーツ姿の男は、その写真を見て微笑む。
「うん、良い出来、良い出来」
「おい、この盗撮野郎!」
「うっ!!?」
少女はすぐさま不届きな行動を行った男の股間部に肘鉄を食らわす。鮮やかなその一撃は油断していた男の急所を見事に捉え、鈍い音を立て、瞬時に悶絶させることに成功した。一瞬言葉を呑み、男は苦しげな表情で床を転げまわる。
「う、うぬぐうううううううううう……」
「一体全体なんのつもりだ、おめーは」
「わ、私はけっして怪しい者では」
男は痛みに耐えかねているのか、股間を締めるように必死で膝を擦り合わせながら、スッと名刺を取り出す。
「……リリカルマジカルプロダクション?へえ、あんた芸能事務所のプロデューサーだったのか。盗撮した変質者だけど」
少女は一通り名刺を見てそれをポイッと投げ返すと、キッと睨みつけて言う。
「いや、すいませんー……君があまりに魅力的な美少女に見えたので、つい。意識を取り戻したときには既にシャッターが下りていて……」
「お前『へい、チーズ☆』とか言ってたじゃねーか」
「あ」
男は、後ろ髪を掻いて舌をひょこりと覗かせると、以下にもワザとらしく恥ずかしそうに笑う。
「うっかりうっかり」
「……あんた、本当に芸能の人なのか?ただのバカなんじゃねーのか?」
「いやいや、それほどでも」
「全く少しも褒めてねーぞ」
少女は呆れたように小さく息を吐くと、二つ結びに編まれた赤い髪を派手に揺らしながら背を向ける。
「付き合ってらんねー。あたしは忙しーんだ」
そのままさっさと歩き出す彼女に、
「あ、君アイドルやってみませんか?」
男が一言だけ言った。
「…………」
少女はその言葉に振り向きもせず、さっさとその場を立ち去っていった。
「……あの子、写真のことすっかり忘れちゃってたのかな」
数日後。少女は自宅でゴロゴロと寝転がっていた。手には最近購入した漫画雑誌、それを乱雑な様子で捲りながら、時々お菓子を頬張る。まさにオフタイム、彼女にとってそれはだらしなくはあっても心安らぐ時間であった。と、
「ヴィータ〜ちょっと買い物行ってきてくれへんか?」
「うー」
少女、ヴィータと呼ばれた彼女が寝転んでいた部屋に思わぬ来訪者がやってきた。背丈はヴィータと同じ程度、茶色の髪をした穏やかそうな顔の少女、それが来訪者であった。背の高さは変わらない程度であると言うのに、現れたその少女はしっかりした服装をしている分、幾分かヴィータよりも大人びて見える。
「……絶対行くべき−?」
「行かへんと今日の晩御飯は昨日の残り物になっちゃうよ?」
「はやての料理は美味しいから、あたしはそれで全然構わないんだけど」
大人びた少女、はやては困ったように眉を八の字にしつつ、人差し指を上げて言う。
「ヴィータの大好きなアイスも在庫切れやから、買って来てもええんやけどなぁ」
「ほんとっ!?」
飛び上がるヴィータに、更にはやては困った表情で言った。
「まったく、現金過ぎるのはよくないで?」
「うっ、あーその、確かにちょっとがめつかった、かも。でも本当に買ってきて良いんだよね?」
「仕方ないなぁ。一個だけやで。その代わり、ちゃんとお買い物は済ましてきてな」
「うんっ!」
元気よく返事をするヴィータ。そわそわとした様子で外着に着替え始める彼女に、はやてが思い出したように言う。
「あ、そうそう、そういえば朝ザフィーラを散歩に連れて行った時、妙な男の人に会ってな?」
「妙な男?」
「『お宅の赤髪の少女さんが第一審査に合格しましたのでご報告を』とかなんとか、言ってたなぁ。ヴィータ何かオーディションでも受けてたりするん?」
「いや、そんなの何も受けてないけど……。それってはやてに声かけたいだけの変質者なんじゃないの?あんまり近づかない方がいいよ」
「あーあはは、せやね、そういうこともあるかも。でも、それだけ言ってすぐにいなくなってしもうたし、なんや悪い人って風には見えなかったんやけどなぁ」
「ふーん」
ようやく着替えを終え、ヴィータは買い物用のバッグを肩にかけ、言う。
「そんなことより買い物メモ頂戴。さっさと行ってきちゃうからさ」
外に出て、買い物へ向かう一本道を進み、そこで彼女は足を止めた。
「お前は……!」
「やあ、また会いましたね、美少女☆」
数日前に写真を撮っていった怪しげな男がそこにはいた。ヴィータはすぐに察して言葉を紡ぐ。
「はやての言ってた変で気色悪い変質者ってお前か!!確か審査がなんとかって」
「ひ、酷い言われようだなぁ」
「なんでこんな所にいんだよ!」
「いや、こないだ君があの茶髪の女の子と一緒に買い物に向かうの見たので、ちょっと張り込んでみたり……いや、来ないかもって思ってましたけど」
「や、やっぱ変質者じゃねーか……!」
「え?あ、いやその、別に確信があって待ってたわけではないので……」
男は困ったような傷ついたようななんとも言えない表情を浮かべつつ、微笑んでいる。
「で、考えてくれました?」
「考えて?……って、何を?」
「だから、アイドルやってみませんか?って」
「……ああ、そんなこと言ってたっけ」
ヴィータはつまらなそうに前髪を掻き上げ、多少イラついたように怒気を込めていった。
「芸能のプロデューサーかなんか知らねーけどさ、そういうの迷惑なんだよね。あたし全然テレビとか興味ねーし。家で家族と楽しく暮らせてりゃそれで幸せなわけ。ゴロゴロ寝転んで、お菓子食べてアイス食べてさ、たまに運動とか勉強頑張って、たまにバカみたいに友達と遊びまくって。それで満足してるんだよ。だから、アイドルなんてこれっぽっちも興味無いね」
「……そう?楽しいと思うけど」
「ま、おめーさんがどう思おうと知ったこっちゃないけど、あたしをそれに巻き込むのはやめてくれ」
最後の方は冷めたように言い捨てると、ヴィータはそのまま男の脇を通って立ち去ろうとする。
「あ、ちょ……」
しかし、男はそんな彼女の横に併走して歩き始めた。
「アイドルがそんな嫌いですか?」
「アイドルはどうでもいい。おめーのことが嫌いだね」
「えー、では私が声をかけなければアイドルになってくれます?」
「嫌だね。結局おめーがあたしをアイドルにしたってことになるだろ」
「いや、私が実際担当しなければ私の手柄にはなりませんけど」
「どっちでもいい。とにかくお前の言いなりはごめんだ」
「絶対に楽しめると思います。保障します」
「…………」
「へい、そこの美少女、アイドルなっちゃいなよ☆」
「…………」
「すいません、今のジョークです。ちょっと空気読めて無かったかも。でも本当絶対絶対の絶対後悔はさせません」
「…………」
「アイドルになりませんか?」
「だあああっ!!!」
いつまでもついてくる男に痺れを切らしたのかヴィータは吼えるように怒鳴った。
「喧しい!!!いつまでもついてくんな!!いい加減人呼ぶぞ!?」
「………………」
男は一瞬表情の読めない空ろな顔で俯くと、名刺を1枚取り出した。
「………なんだよ?」
「その気になったら、電話ください。いや、直接事務所に来てくれても構いません」
「いらねーって」
「いつでも構いませんから。ね、これも何かの縁だと思って」
強引にヴィータの手に名刺を渡すと、懇願するように手を合わせて笑みを浮かべる。
「…………家に帰ったらすぐ捨てるからな」
「またまた、そんなこと行っちゃってー……」
「もういいだろ?あたし今忙しいんだ。もう付いてくんなよ」
「あ、じゃあ最後にいっこだけ」
「……」
男は今までの会話で一度も見せなかった真剣な眼差しを少女に向けた。
「もしもあなたが、少しでもほんの少しでも、きまぐれにでも日常に退屈を感じたのならお電話ください。あなたはきっと誰もに笑顔を届けられるような、最高に熱く、素敵なアイドルになれますので。その証拠に」
「あなたの熱い鋭い視線は、私のことを魅了して離しませんからね☆」
「はー……はい、じゃ、バイバイ」
手をひらひらと振り、ヴィータはその場を後にした。
つづく
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