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90年前、11才の本田宗一郎が25km程離れた浜松市で行われた複葉機の飛行ショーを、
単身自転車で見に行ったエピソードを再現するシリーズ。
私は来年の5月に同じコースを走ろうと考えているが、当然昼食や水分補給は
宗一郎が当時摂った可能性のあるものだけを準備したいと思っている。
人間の体の60%〜70%は水分でできていると言われている。
当日の昼食は「さつまいも」と「おにぎり」とした、次にどうやって水分補給をするかである。
ここまで凝ったのだから、とことん凝ってみたい。
静岡県は全国一位のお茶の産地であるが、それは戦後の話で貧しかった宗一郎の少年時代に
現代の様に気軽にお茶がのめられたとは考えにくい。
ましては貧しい本田家のことだから一番考えられる飲み物は「さ湯」つまり「水」である。
宗一郎は水筒のような容器に天竜の水を入れ持参した可能性は十分にある。
天竜の水。
現在は天竜も市営水道化されて昔の様に山から水を引いている家はもう無いであろう。
一番理想的な天竜の水は宗一郎が生まれた光明村船明の旧本田家の土地に今も残っている
旧本田家の井戸の水である。
この井戸は現在でも清水を湛えている。
この水を当日持参することが出来たらどんなに素晴らしい事だろうか。
しかし、勝手にいただく事は許されない。
であれば、最近は自然水ブームなので天竜の水は市販されていないだろうか。
検索した結果、ヒットしたのは1件のみ。
http://www.gokkun.com/kenkousui.htm
所在地は旧光明村山東北嶺、宗一郎が通っていた光明尋常小学校のすぐ北の水である。
当日の水分はこの水を持って行くことにしよう。
これで、コース、食糧、水が決まった。
あとは往復50kmを自転車で完走する「鍛練」のみ、これが一番重要だ。
【写真】
旧本田家の井戸。
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