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【真珠湾攻撃エピソード1】 ブースト計の入手 もし本当に真珠湾攻撃機の計器であるならば、お金には変えられない貴重な品です。 私の知る限り、現在日本の資料館等で展示されている真珠湾攻撃時の機体に関する遺品は、 靖国神社に展示されている、航空母艦「蒼龍」から出撃した飯田大尉の零戦の機体の一部だけです。 飯田大尉は対空砲火により被弾損傷し、格納庫(妻帯士官宿舎前の道路)に突っ込みました。 【写真左】 ハワイ飯田大尉墜落地点 【写真右】 靖国神社遊蹴館の飯田機部品 もちろん個人で所有されている方もいるとは思いますが、攻撃機の全てが地上に激突したり、 海面に墜落して沈んでいますから、極めて少ないと思います。 また、存在していたとしても原形を留めていないものが多いと思います。 この「ブースト計」が、もし本当に、真珠湾で撃墜された機体の計器であれば、 極めて貴重な遺品となります。 それにしても、オークションの最低落札価格20,000ドルはとんでもない高額です。 通常、BAY-IT-NOW による出品の場合、出品期間は1ケ月です。 この時までに、オークション出品から10日程経過していました。 私にとって幸いだった事は、多くのオークション参加者があまりの強気な価格設定にあきれたのか、 この「ブースト計」をウオッチングする事を諦めていまった事でした。 毎日継続してこの商品を追っかけていたのは、私だけだったのかもしれません。 出品から2週間程して、出品者はこの価格では無理と判断したのか、急激に価格を下げ始めました。 私はなんとか真珠湾に関係する計器である事のヒントを得ようと、出品者に質問をしました。 商品説明文の中に「 この商品について、いかなる質問も気軽にして下さい、父の記憶は年齢の割りに鮮明で、 必要な回答をする事が出来ると確信しています」とあったからです。 私の出品者に対する質問は 1.計器を回収した機体の色は「銀」か「濃緑」か。 2.計器を回収した機体機「単座」か「複座」か。 ・・・・です。 この質問の目的は、計器を回収した機体が何だったかを知ろうとするものです。 商品説明文には「Japanese Zero Garge」と書かれていましたが、アメリカでの「ZERO」とは日本機の 総称であり、必ずしも零戦を意味しないからです。 真珠湾攻撃に参加した機体は三種類しかありません。 「九九式艦上爆撃機」、「九七式艦上攻撃機」、「零式艦上戦闘機」です。 九九式艦上爆撃機一一型 昭和14年12月正式採用 機体色 銀 複座(2人) 16機未帰還 九七式艦上攻撃機一二型 昭和14年12月正式採用 機体色 濃緑 複座(3人) 5機未帰還 ※(一一型は昭和12年正式採用) 零式艦上戦闘機二一型 昭和15年 7月正式採用 機体色ベージュ 単座 8機未帰還 出品されている「ブースト計二型」の銘板に表示されている生産年月は「昭和14年10月」ですから、 全ての機体に可能性がある為、絞り込みをする事が目的です。 ほどなく、出品者から回答が届きました。 それは意外な内容でした。 「父親の容態が悪化して危篤になり、申し訳ないが、父は質問には答えられない」との事でした。 出品者が、急に最低落札価格を下げ売りを急いだのは、医療費を至急用意しなくてはならなかったからでした。 こうして、直接父親から真珠湾での取得当時の話を聞く機会は断たれました。 結局、確証がないまま購入する事にしました。 誠実な対応と、説明に一貫性があった為、出品者の言葉に嘘は無いと判断したからです。 ある程度のリスクを覚悟しなけれれば、この様な遺品は入手出来ません。 本当に真珠湾ものであるなら、価格には変えられない貴重なものでした。 私は、この「ブースト計」を出品者の希望する価格で落札しました。 ・
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ご無沙汰ですね。また興味深い話題で心引かれます。アメリカの取引は公正なものが多くそれは訴訟リスクが高い為です。オークションは善意の出品者がほとんどです。もしseraさんが真偽を確かめたいならば出品者に会ってみたら良いですよ。手紙の翻訳程度でしたら私がお手伝いします。
2011/11/10(木) 午後 11:13
masatangoさん、御無沙汰してます。素敵な海外生活を堪能している様でうらやましいです。
この真珠湾計器に関する書込みは、忘備録として書いています。
でも、話題をミニタリー系に衣替えしたら訪問者数が減ったみたいです(笑)。
2011/11/11(金) 午前 0:02 [ sera ]