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長者原のきのこを案内していただいた時松さんの経営する農家民宿おわてさんにて昼食をいただきます。
実は私は数年前にキジと烏骨鶏の卵を購入するため、時松さんの所を訪れたことがあります。その頃はたくさんのキジ、地鶏、合鴨を飼っておられて、ダチョウまでいました。しかし数年前に大きな台風でキジの施設が吹き飛ばばされ、キジの養殖は止められたそうです。
そののち農家民宿を始められたというのは風のうわさでお聞きしていましたが、まだ一度も訪れたことがありませんでした。
キジの件でお邪魔した時に、一見の田舎かぶれの都会モンの我々に何の偏見も持たずに実に親切に対応してくださったことを今でもはっきり覚えています。
そして数年ぶりにお会いした時松さんは、あの頃と全く変わらず、飾らない素朴な方のままで、それがやけに嬉しく懐かしく・・・・。
築230年の古民家です。
私は日本の古い物にはあまり興味もなく過ごしていましたし、別に古民家で育ったわけでもないのに、この風景は何故か心くすぐります。やはりDNAの中にでも刻まれているのでしょうか。庭先には3頭のヤギがいます。
そのヤギのミルクがさりげなく使われている料理。
ナタマメ、ワラビ、ヤーコンのキンピラ
シモフリシメジ(ギンタケ)の炊き込みご飯はお代わり自由。
ムカゴの天ぷら
どれもどれも一言で言って「素朴」。「素朴」ゆえに懐かしい。食べたこともないのに何故か懐かしい。そして本当に美味しい!
さて圧巻はこれ!
スズメバチの子の醤油炒めです。
え〜、はっきり言って昆虫は苦手の私
でも時松さんが命がけで獲ってきた高級食材。これを食べられる機会なんてそうあるものではありません。
なるべく足や目がはっきりしていない物体を選びいただきます。恐る恐る・・・・。
「美味しいです〜〜〜!」
びっくりするほど美味しいです。ナッツとチーズを混ぜたような複雑な香りがして、これ相当美味いです!来年は自分でも獲ってみようかと・・・・無理ですねやっぱ。
デザートはユズのシャーベット、野生のキイチゴ添え
自然には興味があって、山菜、木の実などある程度は知っているつもりの私でしたが、まだまだ自分が初心者であることを思い知りました。
自然に対するあふれるばかりの知識。そしてそれをひけらかすことなく、自然体でふるまうおわての方たち。
不便なところもたくさんあるでしょうが、それを補って余りある豊かな自然。そしてそれに囲まれているからこそ、大らかにゆったりと、時間の流れを受け入れていけるのではないでしょうか。
市街地で暮らす私たちは、便利だけれどあわただしい時の中で、何か大事なものを見失っているのかも知れません。
時松さんのお話を聞いていると、それだけで一冊の本が出来そうです。たくさんお聞きした、味のある方言のいくつかはすっかり失念してしまいました。次はメモ帳を用意して訪れたいと思います。
素晴らしい時間を過ごせたことを感謝いたします。ありがとうございました。 |
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2011年11月13日
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