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さていよいよショーの最終日。
100頭を軽く超えるチャンピオン達が勢ぞろいです。
そして今年のBOBは Ch Paradocs Dalians Scrubbing、BOSは GCH Blackwing Izzy に決まりました。
もうお腹がいっぱいになるほど素晴らしいラブラドールを目にしてきたこの4日間ですが、ここで私なりの感想を書いてみます。
私が最初のラブラドールを迎えたのはもう20年以上前になります。その当時は盲導犬繁殖ボランティアもしておりましたし、また、訓練競技会やドッグショーで全国を走り回ってもいました。
当時は日本のラブラドールの数は少なく、欧米(主にアメリカ)から次々と犬が輸入されてきている状況でした。
それから急激にラブラドールの人気は伸びて、ゴールデンと並んで登録数は急伸しました。
そしてやや落ち着いた今に至っているわけですが数が少なかったころには見られなかった現象が起きています。
フェイスブックなどでは毎日のように飼育放棄されたラブラドールを目にします。その何頭が新しい里親を見つけられるのでしょう・・・。悔しくて悲しくて堪りません。数が増えた結果不幸な犬が増えてしまったのです。
ポトマックではたくさんのブリーダーに会う事が出来ました。そのほとんどがシリアスブリーダーです。ラブラドールを心から愛し、日々研究し、犬質の向上のためにだけブリーディングを行っています。
彼らがいたからこそラブラドールのスタンダードは受け継がれ、そして私たちはそのおかげで今この類まれなる素晴らしい犬種と暮らす喜びを得られているのです。
ち密に計算されたブリーディングであっても後世にその血を残すレベルでない犬は多数生まれます。そしてブリーダーは身を切る思いでその犬達を自分のブリーディングプログラムから外します。
だれでも自分の犬は「世界一可愛い!」のです。しかしその血を残すべきかどうかは全く別の問題なのです。
ブリーダーが「残すべきではない」と判断した犬よりももっともっと低いレベルの犬がブリーディングに使われ、安売りされ、ラブをよく知りもしない人間が買い、「繋ぎっぱなし」で飼われて、あげくの果ては捨てられる・・・。
遺棄される犬を減らすには蛇口を締めなければならないのです!
パピーミルも「うちの子可愛い」繁殖も無くしてしまわないと犬質はすぐに廃れ飼育放棄犬が増えるばかりなのです。
現在JKCでもAI(人工授精)が認可されています。優れたスタッドを世界中から選ぶことが出来ます。犬質がどんどん良くなっていくのを期待できるのです。
私は別に優れたブリーダーでも何でもない、ただのレトリーバーファンシャーです。しかし犬種を愛する気持ちはブリーダーと同じだと思っています。この素晴らしい犬種がその生涯を家族に愛され暮らしていける事を心から望みます。
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2014年04月30日
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