|
6月29日の日曜日、久しぶりに多和田さんの講演会に参加してきました。最後にお会いしたのがファルが一歳ちょっとの時ですから、およそ4年ぶりです。
今回の講演会は盲導犬使用者のSさんの企画です。
私が最初に多和田さんにお会いしたのはもう20数年前になるでしょうか。関西盲導犬協会の建物の中で、多和田さんと奥様、そしてこれから家族に迎えようとしているゴールデンレトリバーの父犬であるチョベ君がにこやかに迎えてくれました。
まだこのころは多和田さんも有名になる前でしたので(笑)多くの時間を割いて色々なお話を聞かせていただけたのは本当に幸運でした。
盲導犬の事などほとんどテレビか雑誌でしか目にしたことが無い私でしたがこれがご縁となり繁殖ボランティアをさせてもらい、たくさんの友人にも恵まれました。このころの思い出、関わった全ての人達は今も私の大切な財産です。
写真は今回の主催者Sさんと盲導犬ワグリです。本当に楽しそうに仕事をこなしていました。しっぽブンブンです。
そしてこの子も。用事が無い時は寝てますが仕事の時はやはり嬉しそうです。
盲導犬について、以前より社会的地位は上がっては来ているもののまだまだ日本は遅れているという印象が否めません。
「犬は噛むし、汚いもの」という考え方、またそれに真反対の「盲導犬は酷使されて可哀想」という考え方。どれも両極端でしかありません。
「盲導犬はその能力を特化するためスタンダードを外れた体型でもお構いなし」というのも少しピント外れです。
私が関わってきたこのたった20数年の間にも様々な出来事がありました。それはとてもここに書ききれる量の物ではありません。でもひとつ言えるのは、物事は決してワンサイドから見てはいけない、という事です。
そして外部からいくら眺めていても当事者にならなければわからない事は山ほどあります。
多和田さんもおっしゃっていましたが、目の見える私たちが目の不自由な方が感じている世界を理解するのはとても難しい事であり、理解したつもりになることが最も怖い事です。
多和田さんは自分は決して優秀な訓練士ではない、とおっしゃっています。その理由を講演でもお話しされていましたし、以下のインタビューに詳しくあります。
私の最初のゴールデンは100点の犬でした。だからこそ素人ハンドラーの私と一緒に競技会に出てほとんど全てのタイトルを取りつくすほどの活躍をしてくれたのです。20点の犬を100点にする技量は私にはありません(笑)。
多和田さんの目標は、優秀な盲導犬を作る事では無く盲導犬が拒否されない社会を作っていくことだとおっしゃっていました。
「僕はね、もちろん犬が大好きだけど、それ以上に人が大好きなのです。だからこの仕事を選んだのだと思います。」
そして最後に、「良い犬とはどんな犬だと思いますか?良い犬は良い飼い主に巡り合った犬なのです」とおっしゃっていたことが印象的でした。
講演会終了後、しばらく思い出話に花咲きましたが飛行機の時間もあるのであまり引き留める事も出来ずまたの再会を誓ってお別れの挨拶を。
そして夕方急きょ宇佐に走り、可愛いパピー達とそのお父さんに会って来ました。テラは久しぶりの他所のワンコを見ておおはしゃぎ♪
母犬も父犬も穏やかで素晴らしい犬達です。パピーをポケットにこっそり入れて帰りたくなりました(笑)。
|
過去の投稿日別表示
-
詳細
全1ページ
[1]
コメント(0)
全1ページ
[1]



