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8月28日、29日の2日間、センチョーとステラは仲間のボランティアと共に介護施設「やすらぎ」を訪問しました。
体が思うように動かない子供達が、ステラを囲んでたくさんの笑顔を見せてくれたそうです。
この世に生きている者にはこの世にまだ大事な使命があります。そしてそれをただひたすらに頑張っていくしかありません。
二度とない一瞬の輝きを大切にしながら。
ステラ、ありがとう。
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レトリーバー達
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詳細
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8月26日日曜日の朝にマリンは旅立ちました。
悪性リンパ腫と診断されてからおよそ1ヶ月後の事でした(写真は旅立つ前日)。
8月20日に血液検査をした結果、肝臓の数値が全く落ちず、抗癌剤が使えない状態で、3日入院しましたが最後の2日間は家で家族と過ごすことが出来ました。
せっかちなマリンは、私がイギリスから帰るのを待たずに逝ってしまいました。
「酷な延命はせず、マリンの好きにさせてください。」イギリスからそうメールを打ちました。
そのメールからおよそ10時間後マリンは旅立ちました。
静かに、苦しまず、旅立ちました。
大分に戻ってから見せてもらったビデオには旅立つ日の前日に元気に泳ぐマリンが写っていました。
最後まで好きな事をして過ごし、最後まで誇り高く、堂々と旅立ちました。
癌と判ってからの治療は、「治す治療」では無く、「家族と一緒にいられる時間を少しでも長くする」ための治療でした。
「このまま自然に任せれば2週間持たない」と言われたのが7月17日。それから40日近く家族と過ごせました。
どうせ死に行く命を、お金や、手間をかけて引き延ばす事に何の意味があるのか?という人もいます。でも犬の1日は人間にとっての一週間にあたります。40日ならば280日。およそ9か月近く家族と一緒に居られたことを思うと、治療は決して無駄でなかったと思うのです。
もっと違う治療方法を選んでいれば・・・。もっとたくさんサプリメントを与えていれば・・・。もっと早く気付いてやったら・・・。
たくさんの「もし・・・」が頭の中を飛び交います。でもきっとどこにも正解は無いのでしょう。
マリンは着古した服を脱ぎ棄て、時空間を飛び越えて、別の世界に「お先に!」と行ってしまっただけなのです。
「マリン、明日の予報は曇り時々雨みたいだけど、私の大事な友達の誕生会だから少しだけ頑張ってお日様照らしてくれないかなぁ。」マリンが逝った夜、ウェールズの空を見上げてお願いしました。
何千キロも離れた場所だけど魂には質量も時間も無いから、マリンは早速やってきてくれて、次の日を見事に良いお天気にしてくれました。その次の日がまた木枯らし吹く寒い日だったことを思うと、誕生会の日だけ晴れたのは本当に不思議な出来事でした。
人間は誰しも自分に都合の良いように物事を考えがちです。多分たくさんの訪問客が「良いお天気になりますように!」と祈ったと思うのです。科学を多少かじってきた私ですから、気圧配置が人の都合で変わるものでは無い事は重々承知しています。でも!でも!今は言わせてください。
「マリン!ありがとう!!」と。
たくさんの人がマリンにお別れを言いに来てくれました。たくさんの人がマリンのために涙を流してくれました。雨降り地帯で気持ちの良い雨に暫く打たれてから、マリンは虹の橋に行きました。
「雨は気持ちが良いけど何日も続くのはイヤだからね!」
「わかってるよ。だからもう虹の橋に行きなさい。私たちは今からはおまえの思い出を胸に笑って過ごすから!」
マリンは1歳半まで父犬のティールと過ごしました。ティールは非常に寛大な犬でマリンが耳を噛んでぶら下がっても全く怒らない素敵な父ちゃんでした。虹の橋でまたマリンは父ちゃんの耳にぶら下がっているかもしれません。
父ちゃんに似て寛大なマリン!でも言うべきことはきちっと言った正義感の強いマリン!そして誰にでも優しかったマリン。
暫くさようなら!会えなくてさびしいけど、おまえ、時々はこっそり横にいるんでしょ(笑)。
いつか・・・
see you again!!
*ずっと非公開にして記録していたリンパ腫との闘病記録を「悪性リンパ腫」のカテゴリで、今日公開しました。これから同じ病気で苦しむ犬や猫たちに少しでも役に立てたらマリンも喜ぶと思います。
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