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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の 「箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。 この道を、1日行程を単位に、紹介します。 6年にわたり完全踏破した記録です。 当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より文章が主になります。 田代峠を山梨県から静岡県に入った東海自然歩道は、竜爪山を越え安倍川を渡る。 どこまでも続く茶畑の中を歩き、大山、高根山などの山々と、いくつもの町や村を過ぎると大井川に出る。 大井川を渡ると、奥深い大日山、春埜山の登山道。 この難所を抜けると、道は火祭りで有名な秋葉神社の参詣道になる。秋葉山から天竜川に下り、 秋葉ダムを渡ると、のどかな里山歩きになり、水車の回る、熊の里になる。 ここまで来ると、長い静岡コースも残り少なくなり、愛知県が近い。 秋葉ダム→熊【96/4/28】 秋葉ダム⇒熊 4時間5分 林道歩きが主だが、のどかな里山ハイキング 秋葉ダム→一ノ瀬----35-----白倉川沿いの静かな林道を一ノ瀬まで 一ノ瀬→倉野-------2H------山道と林道を交互しながら、のどかな里山の歩き 倉野→柴 ---------35-------林道をくねくねと下る。 柴→熊------------55-------林道の下りがやがて一般道に合流し、脇道を入ると熊。 東海自然歩道の、高尾山から琵琶湖の石山寺までの内、歩き残しているのが、 秋葉ダムから鳳来寺の麓の三河大野まで。 今回の五月連休は、そこを歩き通そうと旅に出る。 浜松から、通いなれた遠州鉄道に乗り換え、西鹿島に降り立つ。 好天のハイキング日和で登山客を何組か見かけるが、秋葉ダム西川のバス停で 降りたのは我々だけだった。 「白倉峡ですか」運転手の声を背中に受けながら降りた。バス停から民家の 庭先を通り、自然歩道の道標に達する。昨秋、秋葉山から歩いた道の終点だ。 自然歩道は市ノ瀬までは、白倉川沿いの車道を登って行く。 車道といっても、車はほとんど通らない静かな山峡である。やがて渓谷と別れ、 道は登りになる。林道に出たあたりから、道端にたくさんの蕨が生えていた。 やがて林道は峠に達し、展望が開ける。小さな集落がありそれぞれの庭先 に色とりどりの花が植えられていて、周りの新緑と調和してきれいだ。 東海自然歩道の休憩所があり、昼食にする。天気も良く、新緑と花々に囲ま れたのどかな昼食だ。反対方向から自然歩道を歩いて来る人を見かける。 道は緩やかな林道が続く。倉野の集落を過ぎ、登りになった。小さな峠 を超え、紫の集落に入る。この辺りはワラビを成業にしているらしく、 いたる所にワラビの採集禁止の立て札がある。 林道を下ると、突然遺跡があった。縄文時代の礎石が点々とあった。縄 文時代を再現した住居があり、中に入ってみる。 紫からは、くねくねと曲がる林道を緩やかに下って行くと、車道に合流する。 また小さな集落あり、脇道に入る。 熊(くんまと言う)は、秋葉街道と善光寺街道が交差する交通の要衝と して栄えた所だそうだが、今はその面影は無く、静かな山間の町だ。町を 少し行くと、バス停とその前に道の駅があり、連休中で多くの観光客で賑わっていた。 ここは「くんま水車の里」として、地元で観光に力を入れているようだ。 道の駅の裏には公園があり、水車が回っていた。くんま名物のそばを食べる。 疲れた体にビールが旨い。熊から西鹿島までは、約1時間毎にバスがあり、 山間地としては便利なほうだ。東海自然歩道では朝夕数本という場所が多い。 そのバスに1時間程揺られ、西鹿島に戻った。浜松で泊まるのも今日が最後だ。 次はいよいよ広い愛知県に入ります。
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東海自然歩道☆☆☆ 【静岡編】
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の 「箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。 この道を、1日行程を単位に、紹介します。 6年にわたり完全踏破した記録です。 当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より文章が主になります。 田代峠を山梨県から静岡県に入った東海自然歩道は、竜爪山を越え安倍川を渡る。 どこまでも続く茶畑の中を歩き、大山、高根山などの山々と、いくつもの町や村を過ぎると大井川に出る。 大井川を渡ると、奥深い大日山、春埜山の登山道。 この難所を抜けると、道は火祭りで有名な秋葉神社の参詣道になる。秋葉山から天竜川に下り、 秋葉ダムを渡ると、のどかな里山歩きになり、水車の回る、熊の里になる。 ここまで来ると、長い静岡コースも残り少なくなり、愛知県が近い。 若身→秋葉ダム【94/11/03】 若身→秋葉ダム 4時間55分 火祭りで有名な秋葉神社を徒歩で参詣する旅 若身→犬居城址------40----- 町中から小高い丘を登り城址へ 犬居城址→秋葉神社--35----- 雑木林を下るとすぐに秋葉神社下社。 戸倉→秋葉ダム------30----- 天竜川を左手に歩き、秋葉ダムの手前で川を渡る。
西鹿島からのバスは秋葉橋を過ぎ、若身のバス停で我々を下ろすと、空で走り去った。
秋の青空の下、天竜川支流の、気田川に掛かる犬居橋を過ぎると、犬居の町だ。標識を見逃し町中に迷い込むが、小さな町のこと、すぐに犬居城址へ向かう道に戻った。 小高い山を登ると、城址だ。城跡を示す物は殆ど残っていないが、 その辺りの繁みから戦国武士が出てきそうな、妙なリアリズムがある。 観光地化していないからか。武田方に付いたこの地の豪族の天野氏が、徳川軍に 攻めたてられ逃亡してから、この山はそのまんまなんだ。 雑木林を下ると、秋葉神社はすぐ。数軒の土産物屋が並んだ奥に、 秋葉神社の下社がある。車道を進み、西領家の集落の中を、秋葉神社への参道に入る。 ヒノキや杉の繁る道の脇に、寛永時代の石の常夜灯が残っている。 昔の人は、それぞれの願いを胸にこの道を一歩一歩登って行ったのだろう。 今は自動車道が山頂まで通じ、この道を登る者は殆どいない。 結構きつい登りで、2時間ほどで、三尺坊の赤い山門が見えてくる。 「あなたふと秋葉の山にまし坐せるこの日の本の火防ぎの神」 と元明天皇によって詠まれ、防火の神の本宮になった秋葉の火祭りは12月 の15、16日に行われる。暗闇の中を白装束の修行者が素足で、 燃えたばかりの薪の上を歩く、勇壮な祭りだそうだ。 今はその賑わいも想像できないほど静かな佇まいをみせている。 社務所の裏手に回り、三尺坊から山頂までも、険しい道が続く。 杉木立の暗い道を登ると、人のざわめきが聞こえてくる。 秋葉神社の上社は参拝客、観光客で賑わっていた。 今まで登ってきた寂しい参道とは雲泥の差がある。 車で頂上までさっと来て、さっと帰る。参道を歩いて登ってくるのは、 やはり物好きである。各地の山頂の神社、仏閣がそうで、自然歩道はそう いう場所をまた、よく通る。愛知の鳳来寺山もそうだったし、 第一、自然歩道の出発点の高尾山がそうである。 頂上の秋葉神社の本殿は、鉄筋の立派なもので、昔の木造の本殿が戦前 の火事で焼けたために再建されたもの。山頂の火事は、水の便が悪く怖い。 神社から、観光客と一緒に駐車場まで歩き、そこから彼らは車で、我々は二本足で、 それぞれの方法で秋葉山を下る。本殿の再建の時に整備され たという立派な林道を、車に気を付けながら下って行く。途中で旧参道に 分け入って(ほんとうにそういう感じで、参道は細く暗い道)杉林の中を、 林道を横切りながら歩く。やがて林道から大きく離れると、眼下の天竜川 を目指して一気に下る。 戸倉谷の集落辺りは紅葉が見事。自然歩道は、農家の庭先を通過して行く。 ここから道は、下に車道と天竜川を見ながら秋葉ダムを目指す。 秋の日は短い、ダムに着いた頃には、もう夕暮れの雰囲気だ。ダムを通って天 竜川を渡り、西川に出ると「塩の道祭り」をしていて数十人が塩の荷物を 積んだ山車を引いていた。それを町の人がパラパラと見送っていた。 井戸端会議をしているおばさん達に、バス停の場所を聞いて西川駅に着いた。 バス停なのに何故か駅となっていた。
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の 「箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。 この道を、1日行程を単位に、紹介します。 6年にわたり完全踏破した記録です。 当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より文章が主になります。 田代峠を山梨県から静岡県に入った東海自然歩道は、竜爪山を越え安倍川を渡る。 どこまでも続く茶畑の中を歩き、大山、高根山などの山々と、いくつもの町や村を過ぎると大井川に出る。 大井川を渡ると、奥深い大日山、春埜山の登山道。 この難所を抜けると、道は火祭りで有名な秋葉神社の参詣道になる。秋葉山から天竜川に下り、 秋葉ダムを渡ると、のどかな里山歩きになり、水車の回る、熊の里になる。 ここまで来ると、長い静岡コースも残り少なくなり、愛知県が近い。 若身→家山【94/11/04】 若身→家山 7時間40分 東海自然歩道随一の長距離区間の難所 若身→和泉平-----55-----バス道から里山を歩き、車道に合流すると和泉平 和泉平→大時----1H15----- 集落から集落を結ぶ、交通量の少ない舗装道路歩き。
大時に自然歩道休憩所あり。自然歩道利用者のノート有り。
大時→春埜山----1H20------広い林道が春埜山まで続いている 春埜山→鳥居沢山---30---- 檜林の中の歩き 鳥居沢山→平松峠---50-----山中の登山道を平松峠に下る 平松峠→金剛院-----20-----金剛院の参道 金剛院→市井平-----1H-----登山道が林道に変わり、沢沿いに下ると市井平 市井平→家山------1H30-----市井平から野守の池を回り家山駅に至る。 若身から、大井川べりの家山まで、地図上のコースタイムで12時間余りもある。 当然2日に分割するところだが、途中、宿泊場所も交通機関も無いので、一気に歩くしかない。 そう言う意味で、東海自然歩道の有数の難所。 (自然歩道の各種資料では大日山、金剛院で泊まれると書いてあるが、マナーの悪い 登山者が多いために、現在は泊めないそうである。) 西鹿島から、高校生で満員のバスに小一時間揺られ、堀之内に着く。 さあ、いよいよ遠い家山を目指すのだ。遅くなった時を考えて、背中のザックには、 懐中電灯が忍ばせてある。小さな町中の車道を歩くが、最初から足が速くなる。 やがて、車道から自然歩道は脇道に入る。真っ直ぐ行ってもいいのだが、これが自然歩道だ。 「おはようございます」大きな声で挨拶をして、女子高生が坂を駆け下りてきた。 その坂を登ったところに、農家が数軒あり、そこから平坦な農道の歩きになる。 道が元の車道に戻った所が、和泉平の集落で、そこからは又、延々と車道歩きになる。 道の傍に、春埜山大光寺参道と書いた標識があった。今は歩いてお参りする人はいないのだろう。 大時の部落が近くなった所に、自然歩道の立派な休憩所があった。 備え付けのノートには、この行程の長さを嘆く声が多く書かれてあった。 自然歩道は、誰でも歩けるようになっているが、ここはご年配方などにとっては難所である。 我々の行程も、これからが本番の山登りだ。先を急ごう。 大時から春埜山へは頂上まで林道である。 (本来のコースの山道は伐採作業のため、林道を迂回するようになっていた。) 標高883mの春埜山の登りはきついが、頑張って、登る。 大光寺の門前にある自然歩道の休憩所、休む間も無く大日山を目指して出発だ。 林道から山道に入り、一つピークを越えると、後は、平松峠までは下り道。 峠から金剛院の参道を登って行くと、「遠足かのう?」 我々の格好を見た畑仕事中のおばさんの声。そうですと答えると、「日帰りかー?」 そう尋ねられた。やはり、この金剛院に宿を求めるハイカーも、時折はいるのだろう。 金剛院では、白熊ほどもあるシベリアンハスキーを放飼いしていて、最初はびっくり。 境内から出ても、嬉々として付いて来る、いや先導して走り回る。 違う道を行くとわかると、地響きたてて引き返してきて、再び先回り。 途中でモグラを掘り出して、自慢したげに見せる。 突然繁みにジャンプしイタチか狸(瞬間なので黒い物体としか見えなかった)を追い出し、 山の上の方へ追いかけていった。やがて山の上の方で吠える声が聞こえてきた。 ともあれ彼がイタチごっこ?をしている間に行ってしまおう。 山道が林道に変わり、やがて車道になるが家山は遠かった。 途中で工事帰りのトラックが止まり、乗って行けと誘われる。丁重に断るが、これが 自然歩道の本線でなかったら喜んで乗っていただろうに。 やっと、見覚えのある家山の町に、足がよれよれになりながらたどり着いた。 まだ、日は暮れていなかった。
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の 「箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。 この道を、1日行程を単位に、紹介します。 6年にわたり完全踏破した記録です。 当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より文章が主になります。 田代峠を山梨県から静岡県に入った東海自然歩道は、竜爪山を越え安倍川を渡る。 どこまでも続く茶畑の中を歩き、大山、高根山などの山々と、いくつもの町や村を過ぎると大井川に出る。 大井川を渡ると、奥深い大日山、春埜山の登山道。 この難所を抜けると、道は火祭りで有名な秋葉神社の参詣道になる。秋葉山から天竜川に下り、 秋葉ダムを渡ると、のどかな里山歩きになり、水車の回る、熊の里になる。 ここまで来ると、長い静岡コースも残り少なくなり、愛知県が近い。 蔵田→家山【94/12/24】 蔵田⇒家山 5時間55分 雑木林の展望のいいハイキングコース 蔵田→高根山----1H20---- 蔵田の町を後にして、高根山に登る 高根山→西向----1H10----- 明るい雑木林の尾根。富士山が遠望できる。 笑仏→上河内-----40------樹林を下ると茶畑の中の道を上河内に降りる。 上河内→堀の内---1H25----- 大井川支流の身成川沿いの舗装道路歩き。 堀の内→家山------35----- 大井川を渡り町中を歩いて家山の駅に着く。 「 何処へ登るのかね?」 高根山へ行くことを説明すると・・ 「ああ、それだったらこの先を左だよ、気を付けて」 運転手の方に、そう声をかけられバスを降りる。 藤枝からずっと貸切で走ってきたバスは、空になって走り去った。 乗客は少なくても、地元にとっては貴重なバスなのであろう。 「乗って残そう定期バス」という大きな標識が、広いバス停に寂しく立っていた。 鼻崎の大杉を右に見、高根山への林道を登って行く。曲がり角から、 富士山が顔を出していた。高根白山神社を過ぎると、道は山道になり、登りがきつくなる。 頂上に、NTTの無線中継所がある高根山は、林に囲まれ展望はきかなかった。 高根山からは、穏やかな尾根道。広葉樹の雑木林は、この時期は葉を落とし、 太陽を浴びて明るい。爽快な気分で、歩いて行く。 立派な休憩所があり、幾重もの山並みの間に、富士山が姿を見せていた。 道は一旦、下りになり、林道を吊り橋で越えると、再び登り道。明るい雑木林を歩く。 休憩所の脇に祠があり、笑い仏様が、笑いかける。 道中の無事を祈る。昼食をとり、少し下ると上河内の部落が見えてきた。 自然歩道は、茶畑の中を通らせて貰っている。 上河内から先は、大井川の支流の、身成川沿いの車道である。 広い道を時折通るダンプに怯えながら歩く。行けども行けども同じ景色の中を、 ひたすら歩く。車の量が増えてきて、堀之内の集落に着いた。大井川はもう少しである。 町中を歩いて、右に大きく曲がると駿遠橋に出る。 昔の旅人のように河を歩いて渡りたかったが、文明の利器を利用することにする。 ダムが上流に沢山あるからだろう、水量は少ない。その分、河川敷は広大で、 昔の渡河の苦労が偲ばれる。しかし現代人は楽々と河を越し、 大井川鉄道の家山駅を目指し、商店街を抜け駅に着いた。 家山から昔懐かしいSL列車の乗客となり、JRの金谷まで出て家路についた。
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の 「箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。 この道を、1日行程を単位に、紹介します。 6年にわたり完全踏破した記録です。 当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より文章が主になります。 田代峠を山梨県から静岡県に入った東海自然歩道は、竜爪山を越え安倍川を渡る。 どこまでも続く茶畑の中を歩き、大山、高根山などの山々と、いくつもの町や村を過ぎると大井川に出る。 大井川を渡ると、奥深い大日山、春埜山の登山道。 この難所を抜けると、道は火祭りで有名な秋葉神社の参詣道になる。秋葉山から天竜川に下り、 秋葉ダムを渡ると、のどかな里山歩きになり、水車の回る、熊の里になる。 ここまで来ると、長い静岡コースも残り少なくなり、愛知県が近い。 寺島→蔵田【94/12/23】 寺島⇒蔵田 5時間15分 大峰山以外は、このコースは舗装された車道の歩きで腰が痛くなる。 久能尾→清笹峠----2H00----- 舗装道路を清笹峠に歩く。 清笹峠→舟久保----35------ 茶畑の中を舟久保に着く。休憩場所あり。 日向行きのバスは、数人しか乗客おらず、目的地の寺島に着く頃には、貸切になっていた。 バス道を引き返し、細い道を右に折れ、吊り橋を渡る。 民宿の脇を抜け、道は大峰山への登り。急登がしばらく続くと、明るい平坦な道になる。 道端には小学生がつくった道標が立っている。暗い、樹間の道を下り、久能尾の部落に着く。 バス停前の酒屋でビールを買い込み、清笹峠を目指す。 今日の行程は、竜爪山、大山山系と、次の高根山とをつなぐルートで、 そのほとんどが舗装道路。黒俣川沿いを、道路脇の距離表示盤を見ながら、 単調な道がつづく。時折、軽自動車が走るぐらい。 「黒俣の大銀杏」から、道の蛇行が激しくなり、何度も何度も、 道は曲がりくねって高度を上げて行く。 夫婦らしき登山者とすれちがう、自然歩道を歩いているのだろうか。 清笹峠は、見過ごしてしまいそうな呆気ない所。この自然歩道のルートは 歩く人が少ないせいか、整備がいまいち。道端に座り込みお昼にする。 峠からは、藤枝市の市道。アスファルトの道をずっと歩いていると、腰が痛くなってくる。 樹間から茶畑に出ると、舟久保の部落だった。久しぶりにあった休憩ベンチで休む。 蔵田の村から、藤枝へのバスの時間が気になりはじめる。 再び蛇行する車道をひたすら歩き、蔵田を目指す。 時間が無いので宇嶺の滝の標識を横目で見ながら急ぐ。 カーブを曲がり、蔵田の村が眼下に見えた時にはホッとする。 高根山への標識で写真を撮ると、すぐにバスはやって来た。
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