東海自然歩道☆☆☆ 【滋賀編】

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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の
箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。
この道を、1日行程を単位に、紹介します。
6年にわたり完全踏破した記録です。
当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より
文章が主になります。
 
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柘植で滋賀県に入った、東海自然歩道は、琵琶湖をまっすぐに目指す本線と、
奈良を回る「山の辺コース」とに別れる。
この迂回路は再び、琵琶湖畔の石山寺で合流することになる。
滋賀と三重の県境の尾根が伊勢廻寺まで続き、甲賀の里を北上し、
やがて道は、古代の都跡の紫香楽宮跡に達する。
信楽高原から田代を抜け、湖南アルプスといわれる山系を越えると琵琶湖は近い。
琵琶湖の出口の南郷洗堰で瀬田川を渡り、湖畔を歩くと石山寺。
 
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田代―石山寺1995.12.30
田代⇒石山寺駅 6時間 湖南アルプスの山岳ハイキングコース
 
田代→三筋の滝-------25----- 車道と平行する田代川沿いの渓谷の道
 
三筋の滝→不動寺---2H10----- 太神山の不動寺への参道。細い林道を登って行く
 
不動寺→泣不動 ------55-----太神山から反対側の琵琶湖方面へのくだり
 
泣不動→田上------ 1H10----湖南アルプスと言われる山のくだりで、急斜面から林道に
 
田上→南郷洗堰-------20---- 里に下ると、鉱物博物館から大戸川、瀬田川へ
 
南郷洗堰→石山寺-----50---- 堰で琵琶湖に出会い、対岸へ渡り上流へのぼる
 
石山寺→石山寺駅-----10---- 石山寺から湖畔道路ですぐに京阪石坂線の石山寺駅
 
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「田代→石山寺」
薄曇りの冬の午後、琵琶湖をせき止めている南郷洗堰を渡っていた。
琵琶湖の水はここから瀬田川、宇治川、淀川と名を変えつつ、大阪湾に注ぎ込む。
満々と水を湛えている湖面を眺めていると、2年前に東海自然歩道に出発したころ、
何度も訪れた相模湖の景色が脳裏によぎる。あの頃はほんとに
琵琶湖の脇の道まで歩くようになるとは実感してなかった。

朝、信楽高原鉄道の終点の信楽駅で、田代行きのバスに乗り込む。
「帰りのバスは5時までないですよ」田代で運転手にそう言われた。
雪が深く積もった車道を、僅かな轍を頼りに、とぼとぼと歩いた。
ごく稀に通り過ぎる車から、不思議な目で見られている気がした。
自然歩道は、田代川を渡り、渓谷沿いの道になるが、雪がますます深くなった。
三筋の滝でやっと元の広い道に戻り、少し緊張感が緩む。
やがて、太神山への登り道に入る。車1台がやっと通れそうな、細い林道を登った。
約1時間で不動寺。境内は正月の準備ができていたが、人の気配は全くしなかった。
不動寺は天台宗の寺で、智証大師円珍の創建とつたえられ、地元では
田上不動の名で親しまれているそうである。この日は雪のせいもあり、
重要文化財の、舞台造りの本堂を見逃し、残念なことをする。
 
 太神山から琵琶湖方面への下りは、すこし雪が少ない。
やはり、今回の寒波は太平洋側に多くの雪をもたらしたようだ。道を下ると、
この日はじめて麓の景色が見えた。
この辺りは湖南アルプスといわれハイキングコースになっている。
この下りの道は、花崗岩の岩肌が露出した山肌を見ながらの道で、急坂からやがて
林道に変わった。
雪の太神山をはじめとする湖南アルプスを背に、林道を里に向かって
歩いていくと、だんだん景色が開けていった。
田上鉱物博物館を左手に見て、大戸川に近づいたあたりで、自然歩道の
方向を一度見失う。滋賀の道標は一つ一つは立派だが、道標と道標の間隔
が少し長い気がする。特に市街地になると判りにくい。それでも大戸川端
の道を下って行き、ここ琵琶湖南端にたどり着いたのである。
 
琵琶湖に流れ込む河川は無数にあるが、流出する川はこの瀬田川だけで、
この河床の深さで琵琶湖の水位が決まる。この為、堰を設け、水位の調
整をするようになったそうである。
 
その堰を右手に見て、歩いて行くが、市街で道標を見失い、湖畔の道を北上する。
市街は師走で買い物客や車がせわしなく動き、のんびり歩くウオーカーと汲長が合わない。
滋賀大学の前を通り、高速道路の下をくぐった辺りで道標に再会する。
もう石山寺は直ぐ近くだ。
 
 奈良時代、聖武天皇が大仏建立に必要な黄金を得るために、良弁和尚に
祈らせたら、この石山辺りに観音様を祭るように御告げがあり、やがて東
北地方で金山が発見されたという。そういう起源が伝わる石山寺の本堂は
硅灰石の岩盤の上に立っていた。
琵琶湖を右に見ながら、参道を京阪電車の石山寺駅まで歩いた。

 

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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の
箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。
この道を、1日行程を単位に、紹介します。
6年にわたり完全踏破した記録です。
当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます
写真より文章が主になります。
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柘植で滋賀県に入った、東海自然歩道は、琵琶湖をまっすぐに目指す本線と、
奈良を回る「山の辺コース」とに別れる。
この迂回路は再び、琵琶湖畔の石山寺で合流することになる。
滋賀と三重の県境の尾根が伊勢廻寺まで続き、甲賀の里を北上し、
やがて道は、古代の都跡の紫香楽宮跡に達する。
信楽高原から田代を抜け、湖南アルプスといわれる山系を越えると琵琶湖は近い。
琵琶湖の出口の南郷洗堰で瀬田川を渡り、湖畔を歩くと石山寺。
 
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紫香楽宮跡←田代1996.1.02(逆)
田代⇒紫香楽宮跡  3時間20分  林道を登り、山道から採石場へ下り、
大戸川を越える。
 
 
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「紫香楽宮跡←田代」
 
大きな狸の立つ、信楽の駅前に降りたのは正月の二日の朝。
信楽の町はしずまりかえっている。田代行きのバスにすぐに乗り込む。
乗客はもちろん、他にはいない。
観光客らしい二人連れが、駅から出てきて、運転手に何か聞いている。
「これは山の中に行くだけだよ。何もないよ」
運転手は外に向かって言う。私たちが迷いもなくこのバスに乗り込んだので、
あの人達は、このバスがどこか観光地に行くと勘違いしたようだ。
田代の村は、三日前と同じく雪の中だ。雪が積もった細い林道を、しばらく歩くと、
舗装された広く明るい道に出た。今日はこの道がメインだ。
1時間ほど歩くと、自然歩道は左に折れ、林間に分け入った。
その道が下りになり、林が開けてくると採石場がある。
ダンプ注意の看板を見つつ、大戸川を渡って集落に入る。
神社の急な階段を登り、小山をこえると、紫香楽宮跡は近い。
 聖武天皇は、平城京から恭仁京(京都府相楽郡加茂町)、そしてここ紫香楽宮へ、
ここからまた平城京に戻った、遷都にあけくれた天皇であった。
紫香楽宮は、その聖武天皇によって天平14年(西暦742年)から
4年にわたって造営が続けられたが、近辺の山々で山火事が頻発したため、工事は
取りやめになり、都は再び奈良に戻ることになる。
 宮跡は小高い丘の石段を登ったところにあり、今は神社になっている。
その境内が遺跡になっており、数メートルおきに礎石が規則正しく並んでいる。
1200年前のその礎石が往時の造営工事を僅かに偲ばせていた。
丘を下り、新興住宅街を抜け、国道を横切ると信楽高原鉄道の紫香楽宮跡駅に出る、
公園の中に可愛らしいホームだけの無人駅がぽつんとある。
紫香楽宮跡駅から、信楽高原鉄道はJRの草津線を目指して高原から麓に一気に
駆け降りる。何回かお邪魔した、信楽高原とも今回でお別れである。
久しぶりの東海自然歩道です、滋賀、京都、大阪ともう少し・・・・・
今年中には終わらせよう
 
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の
箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。
この道を、1日行程を単位に、紹介します。
6年にわたり完全踏破した記録です。
当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます写真より
文章が主になります。
 
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柘植で滋賀県に入った、東海自然歩道は、琵琶湖をまっすぐに目指す本線と、
奈良を回る「山の辺コース」とに別れる。
この迂回路は再び、琵琶湖畔の石山寺で合流することになる。
滋賀と三重の県境の尾根が伊勢廻寺まで続き、甲賀の里を北上し、
やがて道は、古代の都跡の紫香楽宮跡に達する。
信楽高原から田代を抜け、湖南アルプスといわれる山系を越えると琵琶湖は近い。
琵琶湖の出口の南郷洗堰で瀬田川を渡り、湖畔を歩くと石山寺。
 
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伊勢廻寺―紫香楽宮跡1995.12.31
伊勢廻寺⇒紫香楽宮跡  4時間50分  甲賀の里山を歩くハイキング
 
伊勢廻寺→上磯尾・・・・・・50・・・・ 甲賀の里の林道歩き
 
上磯尾→岩尾池 ・・・・・1H35・・・・ 山道を登ると甲賀の里が一望できる峠。下ると若尾池
 
岩尾池→新田 ・・・・・・・・・25・・・・ 池の周りを歩き人里へ下りる
 
新田→隼人橋 ・・・・・・・1H25・・・・ アスファルトの林道から山道に入り一山越すと
                     信楽鉄道が走る峡谷へでる
 
隼人橋→紫香楽宮跡 ・・・35・・・・ 谷あいから、小さな山を越え、
                     信楽高原鉄道の紫香楽宮跡駅へ出る
 
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「伊勢廻寺→紫香楽宮跡」
 
JR草津線甲賀駅から、伊勢廻寺にタクシーで向かう。伊勢廻寺は集落
から少し離れた山の中にあった。小さな境内だが、十一面観音菩薩などの
国指定重文がある由緒ある寺。
ここが自然歩道の出発点になっており、境内には休憩ペンチが用意されていた。
甲賀は忍者の里。京の都から近く、小高い山が続く適度な山中という環境が
そういう特殊職業を発生させたのだろう。
林道が終わると、雪の山道。峠に達すると、小高い山が続く甲賀の里が眼下に見える。
雪に埋もれたベンチで一休みした後、大沢池を目指し下りていく。
このあたりはため池が多く、若尾池から、周りを歩いて人里に下りていく。 
新田という小さな集落に至る。ここの道端に立派な東海自然歩道の休憩所が
新築されている。
左に折れ、舗装された林道を登っていく。
日当たりが良いので、雪がほとんど無く、歩きやすい。
と、思ったのも束の間、自然歩道の標識は無情にも車道から別れ、
暗くて細い林道に分け入る。再び雪の困難な道。
やがて峠を越えたのか、道は下りになり、杉林の中を下っていくと
下の方から車の音が聞こえてきた。やがて、信楽高原鉄道のわきに降り立ったが、
自然歩道はここからもう一山、越さなければならない。雑木林の小さな山だが、
急坂で息を切らしながら登る。頂上からは雪景色の信楽高原が日に照らされて美しい。
山を下りると、すぐ目の前に信楽高原鉄道の紫香楽宮跡駅、今日の終点。
電車で信楽の町を訪れる。信楽の陶器の歴史は古く、紫香楽宮の造営の
際にその瓦を焼いたのが始まりとされている。その後、鎌倉中期に中国の
宋代陶磁器の影響を受け、室町、桃山時代の茶道の興隆により、
茶器が盛んに作られた。
 
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東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の
箕面国定公園」を結ぶ、全長1347kmの長距離自然歩道です。
この道を、1日行程を単位に、紹介します。
6年にわたり(2年間の中断あり)完全踏破した記録です。

当時の記録(文章)ファイルからそのまま載せていきます、
写真より文章が主になります。
 
滋賀県に入ります
 
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柘植で滋賀県に入った、東海自然歩道は、琵琶湖をまっすぐに目指す本線と、
奈良を回る「山の辺コース」とに別れる。
この迂回路は再び、琵琶湖畔の石山寺で合流することになる。
滋賀と三重の県境の尾根が伊勢廻寺まで続き、甲賀の里を北上し、
やがて道は、古代の都跡の紫香楽宮跡に達する。信楽高原から田代を抜け、
湖南アルプスといわれる山系を越えると琵琶湖は近い。
琵琶湖の出口の南郷洗堰で瀬田川を渡り、湖畔を歩くと石山寺。
 
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柘植←伊勢廻寺1996.1.1(逆)
伊勢廻寺⇒柘植   3時間10分  里に出入りしながら、
                     県境の尾根を行くコース
伊勢廻寺→正覚寺・・・・・・1H20・・・・ 三重、滋賀県境の雑木林の尾根を歩く。
 
正覚寺→余野公園・・・・・・1H30・・・・ 雑木林を進むと次第に道が開け、草津線を越え余野公園
 
余野公園→柘植・・・・・・・・・・20・・・・ 公園から分岐標識。山の辺コースを行くとJR柘植駅
 
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「柘植←伊勢廻寺」
甲賀駅から、伊勢廻寺までの約4kmの道を歩く。
元旦の朝の、静かな田園風景の中を歩く。
伊勢廻寺は、近所の人達が初詣に訪れていた、
旅の無事を願って、初詣してから出発することに。
今日の道は、滋賀県と三重県を分けている小さな尾根を歩くコース。
伊勢廻寺から車道を少し歩くと、すぐに三重県との県境、ここから、車道と別れて
雑木林に入る。奥深い森ではなく、ときおり、人家や車道が見え隠れする。
農道を横切ったり、農家の裏庭に出たりしながらも、雑木林の尾根を柘植に向かって歩く。
林間を歩くこと、2時間で、林が少し開けてきた。遠くに電車の音が聞こえ、
柘植の余野公園が近いことがわかる。
少し道に迷ったが、ほどなく本道に戻ることが出来、前方に草津線の線路が見えてくる。
ローカル線の電車が目の前を走っていく。
電車が通り過ぎた後、線路を横切り、余野公園に入る。
関西随一のツツジの名所で、広大な園内には、元旦の午後を過ごす人が散策している。
ベンチで一休み後、山の辺コースの分岐点を目指す。
展示してある機関車の脇を抜けて、雪の林道に戻る。ここを20分はど歩くと分岐点。
東海自然歩道の「山の辺コース」は、ここから奈良県の方へ大きく迂回して、
いにしえの古都を巡り、宇治を経由して、滋賀の石山寺で本線と合流する。
古代のロマンに満ちたコースである。いつか訪れたいと思う。
その「山の辺コース」を通り、柘植駅に向かう。駅が見えてきたとき、
既に電車がホームに来ており、懸命に走っていく。
 
 
※ちなみに東海自然歩道の遠征は主に冬休みとGWの長期休暇で歩いていました、
夏はアルプスなど高山でした。

明日から三連休です〜 \(^○^)/
天気も上々のよう、紅葉狩りしたいな〜♪

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