記録と名のつくものは

基本的に、植田真梨恵 ファンのブログです。ロレデル沼在住。加瀬さんシリーズも大好きでな・・。話題は書庫でジャンル分けしてます。

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※ネタバレあり!!!!!!!!
※妄想による解説風のなにかです。
※映画観終わった人用なので、しょっぱなから超絶ネタバレ書いてますよ!
※映画観てから、読んでください!(まあ、2回目からのほうがおもしろいことからして、ネタバレみたあとに、映画観ても楽しめるこたあ楽しめますがね。でも、読んじゃダメです!!あとは自己責任で。)


※っはー、まだ書きかけやけど、まだまだ長くなりそうなので、一旦書きかけで仮投稿しとこ。
 また、推敲もせんならんけどな。
 ということで、最後変なとこで文切れてます。たぶん、また続き書くけどー



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まずは、大前提。
ロレーン・ブロートンは3重スパイである。(ロレーン=サッチェル)
MI6(英国)、KGB(ソ連)、CIA(米国)からそれぞれ別の指令が課せられている。

MI6(英国、西側(資本主義)陣営)
・一度自国のスパイが入手したが、KGB側であったバクティンに奪われたスパイリストを必ず奪回せよ。
・裏切りものの2重スパイ:サッチェルの正体を暴き、即時抹殺せよ。

CIA(米国、西側陣営)
・2重スパイの立場を利用し、MI6とKGBの間でリストの奪い合いが起こるように陽動し、最終的にKGBにもMI6にもリストがいかないようにせよ。
・秘密裏にリストを入手せよ。ただし、これは副次的なものであり、1つめの指令が達成でき、リストが誰のものにもならないのであれば、リストが失われてもさして痛手ではない。ので、場合によっては、リストを始末して構わない。(と思われる)
※CIAの作戦の目的についてはこちらを参照→ロレーンに任された作戦について。‐その目的と世界史的影響−

KGB(ソ連、東側(社会主義)陣営)
・MI6へ潜入した2重スパイサッチェルとして暗躍・KGBへの情報提供を怠るな。
・リストは必ず欲しいが、リストの奪回はプレモヴィッチに命令。サッチェルには指令を出していない。サッチェルからベルリンに来た目的の報告もなかった。

各機関からみたロレーン
MI6は1重スパイ(英国所属のみ)
KGBは2重スパイ(ソ連所属、英国に潜入)
CIAは3重スパイ(米国所属、ソ連と英国に潜入)
とみている。

さて、ロレーンの本命の指令はCIAである。
リストの入手は本命ではない。
リストの入手だけが目的であれば、ガスコインを自ら暗殺し、リストを持って米国へ行けばよいだけである。超簡単。だって、ガスコインとは恋人関係であったし仲間だもん、暗殺はし放題。もしくは、バクティンの代わりに、CIAの別のエージェントに行かせればよかっただけ。
しかし、リストの入手ではなく、まずはKGBとMI6間でのリストの取り合いを勃発させなければならない。
まずは、英国とソ連間での陽動を開始する。
MI6のガスコインからリスト受け渡し情報入手。
KGBに、シュタージ職員スパイグラスからMI6へのリスト受け渡しが行われる情報を報告。
バクティンにガスコインのリスト受け取りの情報を漏らし、リスト売却についてもそそのかす。(闇の売却ルートの「時計屋」ももちろん教えておく)
リストが、東ドイツシュタージ職員スパイグラス→英国MI6ガスコイン。
資本主義の犬KGBのバクティンさん、ガスコイン殺害。もちろん、値千金・売れば億万長者になれるリストをもって、身を隠す、KGBには渡しません。
さて、これでKGBとMI6の両者に超重要極秘リストの存在を知らせることが完了。
2者間でのリストの取り合いも印象付ける。(CIAは蚊帳の外感もばっちり。)

さて、ことここにいたり、MI6本部にロレーンが呼ばれ、
リスト奪回とサッチェル暗殺の指令が下る。
(ここでMI6主任グレーに少し疑いを感じる。
もちろん、ロシア語に堪能で、ソ連(アカ)の連中に詳しいロレーンが適任なことも分かるが、都合よくロレーンが指名されるとも限らない。
後にグレーはカーツフェルドに作戦の心配を電話してきている。・・なぜ?MI6のベルリン駐在員経由でよくない?
いくらCIAにも協力を仰いだ作戦とはいえ・・・。なぜCIAにロレーンへの忠告をお願いするの?カーツフェルドがロレーンのほんとの上司と知ってるとでも?
Cに任命する諜報員を選別・推薦したのは、もちろん主任のグレーであろう。
さてさて、グレーは、ほんとはどこについていたのでしょうな???)

ロレーン、ベルリンへ到着。
さて、ここで混乱するのはKGBである。
MI6へ潜入させていたサッチェルがなぜベルリンへやってきたのか?
報告は受けていない、もちろん指令も出していない。
一体MI6からどんな指令を受けたのか?もしや、すでにMI6に寝返ったのか?それとも、MI6に従ったふりで、KGBの為に動いているのか?もしくは、リスト売却予定のバクティンとグルなのか?
・・・よーし、直接聞いてみよっと!→車でお出迎えー。「自分なんでベルリン来たん?KGBのプレモビッチ知ってるやんなー?ちょっと話さへん?」
ロレーン姐さん「・・・」うおらー、答えることはなんもないんじゃーーーーーーーー。ドーン、ガラガラ、ガッシャーン
はい、KGB大混乱。

さてさて、サッチェル仕立て上げ予定者、MI6寵児のスパイにして、ベルリン暗黒時代の闇取引覇者パーシバルくん華麗に登場。
しかし予想以上の切れ者。簡単にはいかないだろう苦戦が予想される。

さてさて、パーシバルくんは、MI6からの指令は実はくそくらえで、
リストをMI6にもKGBにも渡したくない。
ベルリンの暗黒時代をこの先もずっと続けさせたくて、そのために、この均衡状態を崩すリストを渡したくない。
冷戦下のベルリン暗黒時代の中で、スパイの立場も利用しつつ、闇取引の利権と覇権を独占し続ける。それこそが彼の望み。
だから、ロレーンの邪魔をするつもりだし、リスト丸暗記したスパイグラスを西側に逃がすつもりも実はさらさらないのであった。
(ま、しかし、このことが、後々、逆にロレーンに利用されてるようですがな・・・。
「君はよく戦ったが、結局は悪魔を助けただけだ。」(これはデルフィーヌに言っているのもであり、実は最終的にはパーシバル自身に向けられた言葉でもあったのだよな)
後々、話を振り返ると、必死に戦い、リストを手にいれ、はかりごとをし、ロレーンをだましたように見えるパーシバルくんですが、結局はロレーンの手の上で都合よく転がされた駒に過ぎなかったのだ。
もちろんそれは、ロレーンも負けるかもしれないギリギリのゲームであったが、ゲーム開始への誘導はロレーンによってなされていたのである。そして、結局、勝者はロレーンであった。)

パーシバルくんの行動
調査妨害ついでにロレーン姐さんに警察官ぶつけてみる→訓練された武装警察官数人を自分は無傷のまま倒せる能力確認。
お部屋潜入→戦闘能力の力量差自ら体感。
(パーシバルくんああみえて、武闘派でなく知略派ですからな。あんま格闘は強くなさそう。というか雑。対警官にせよ、対バクティンにせよ、一か八かの油断させてからの不意打ち攻撃系だからな。熟練のKGBのゾンビタフガイとやったら瞬殺でしょうな。デルフィーヌが予想以上に抵抗できたとはいえ、近接格闘素人で女性のデルフィーヌにまで不意打ち攻撃仕掛けたうえで、反撃くらってちょっと危うかったし)
ロレーンのコートの襟に盗聴器設置。→成功。
時計屋で、東ベルリンへの手引きをしてもらうことを盗聴。KGBへ漏洩→襲撃させる。
時計屋で張り込み。バクティン発見。バクティン殺害→パーシバルがリスト入手。

さて、ロレーンの証言は盗聴器には気づいていなかったと言っている。
しかし、
CIA関係者である時計屋であくまで客を装ったまま手引きを依頼している。
闇取引・闇市場に関わる時計屋の存在をパーシバルに知らせて、バクティンを見つけさせ、
パーシバルがリストを入手するようにパーシバルは動かされただけではないのか?
パーシバルをサッチェルに仕立て、殺害するには、一旦パーシバルにリストを入手させる必要があると判断したなら?
ロレーンは初めから盗聴器の設置に気付いていたのでは?
そもそも、ロレーンが、盗聴器の存在に気付かなかったというのが、観ているものに違和感を感じさせるところである。貴方も感じなかっただろうか?あの証言に違和感を。
盗聴器に気付いた時点については、ロレーンの尋問中の証言に過ぎない。

しかし、もちろん、これには、KGBの東ベルリンへの尾行・襲撃が付いてくることとなる。
ロレーンのゲームは、常にギリギリで行われる。
100%で尾行・襲撃を排除できる可能性はない。しかし、これはそういうゲームである。排除できなければ、負け。それだけだ。

※・・・というのもありなんですが、解説書いてくのが更に大変になるので、とりあえず、盗聴器の設置に気付いていなかったという、ロレーンの証言通りバージョンで、この後は書いていきますね。※

さて、ここで、時間を少し戻して、
バーでのKGBプレモビッチとの接触について。
プレモビッチとの接触理由について、ロレーンはMI6へこう証言する。
「ソ連が何を知っているのか確かめる必要があった。」
もちろん嘘である。
ロレーンの目的は、サッチェルとしてプレモビッチと接触し、後からパーシバルの音声データーとつなぎ合わせて、
パーシバルをサッチェルに仕立て上げる為のプレモビッチの音声データーを録音採集することである。
互いに身分を隠し、牽制しあいながら、プレモビッチが核心に迫る一言
「忠誠心や献身は最近では珍しくなった。」
(=サッチェル同志よ、おまえは、KGBに変わらず、忠誠心と献身を捧げているのか?ここに来た目的はなんだ?MI6の為か?バクティンと結託しているのか?そうであれば、殺す。それとも、何か事情があって、KGBに連絡なしに動いているのか?)
フランス女(デルフィーヌ)の邪魔もあり、ロレーンからの返答は何もなかったのであった。

ということで、東ベルリンで、部下に強制的に連れてこさせて、無理やり話を聞こうとしたプレモビッチなのでありました。

そう、ここまでは別にKGBはサッチェルから話を聞きたいだけであって、殺す気は全然ないのです。サッチェルがなんでそんなに話したがらずに抵抗・戦闘に持っていいくのかKGBもさっぱりよね。
まさに「正気か?話を聞くだけだぞ。」ですね。

しかし、ここで、事態が動く。
リストを手に入れたパーシヴァルがリストの中身を確認。
サッチェル=ロレーンであるだけでなく、ロレーンがCIAの諜報員であったというとんでもない事実を知る。
パーシヴァル、冷や汗もの、酒一気にあおりますわな。
さて、どうする、パーシヴァル。これは明らかに自分の身によくない陰謀が巻き起こりつつある。
傍観しているだけでは、、いずれ食い殺される。自分から何か大きな一手を出さなければならない。
ロレーン呼び出し、デモの混乱に乗じて、スパイグラスを西側に逃がす作戦を承諾させる。
KGB呼び出して、お前らの2重スパイサッチェルの正体は、CIAが派遣した3重スパイであるとばらす。
そして、裏切者のスパイグラスとサッチェルをデモの中に放り出すから、暗殺よろしく。である。

ところで、尋問シーンでは、この時MI6のグレイにもリストを手に入れたという連絡をしていることになっていますね。ここらへんの行動はよくわからないんですよね。均衡を保ちたかったはすのパーシヴァルは最終的にリストをどうするつもりだったのか?というあたりで考え中ではあるのですが。
ただ、別方向でもう一つ可能性があるのは、連絡があったというのは、尋問シーンにおけるグレイの嘘だった可能性です。つまり、グレイがアメリカ側の作戦に加担していた場合です。
一旦、パーシヴァルの手にリストがあったことを情報として確固たるものとし、そこから行方不明になったのだという筋書きの為に、また、一旦はロレーンも疑われたのだというフェイクをいれて、逆にパーシヴァルがサッチェルをロレーンに擦り付けようとしていたのだという印象を与える為に申し合わせされた嘘だったかもしれません。
グレイがアメリカ側の作戦に加担して、MI6を欺く理由は、いろいろな見返り等はもちろんあったはずですが、
最後にロレーンが言っていた言葉が核心ではないかと思います。

「冷戦の中で自らが重ねた罪の重さに耐えられなかったのよ。」

おそらく、グレイは、諜報機関MI6の主任として、冷戦の中で、国の為と信じ、数々の汚れ仕事を命令・指揮してきたはずです。しかし、冷戦末期になり、もはやほとんどすべての人が冷戦のばかばかしさに気付いてしまったのです。グレイも例外ではなかった。かつて、多くの部下を死に追いやり、気が付けば多くの罪を背負っていた自分。もはや、冷戦にうんざりしていたのではないかと。アメリカが冷戦を終結させて、このばかばかしく、醜い冷戦に終止符を打てるならそれもいいと思ったのではないか。
・・という可能性もあるなと思ってます。(妄想)


ま、とりあえず、ここで、初めてKGBにとってロレーンが殺害対象になるわけですな。
もちろんスパイグラス殺害が第一優先ですが。

さてさて、ロレーンさんへの尋問
パーシヴァルの言うこと・作戦を信じたのか?
「ええ、全て。」
はい、ダウトー。
あんなけパーシヴァルに不信感抱いといて、さくっとそこだけ信じるとかないないない。
もちろん、パーシヴァルが何か企んでいることは分かっていたというか、パーシヴァルと別れたあとの死地に赴かなければならないような表情からしても、パーシヴァルが、ロレーンとスパイグラスを始末するつもりで、この作戦を持ちかけたと見抜いていたと思われる。
しかし、リスト丸暗記男スパイグラスの居場所と連絡先を知るのはパーシヴァルだけ、スパイグラスを手に入れるにはこの作戦に乗るしかない(もちろんパーシヴァルもそのこと分かってるから、こんな怪しい作戦作戦もちかけて、ロレーンの車で国境簡単に超えれる発言も強気に突っぱねられるわけです。)
そのうえ、これはロレーンにとっても、ある意味都合のいい持ちかけ話であったわけです。
この後の、展開は3種考えられます。

その1、ロレーンの証言通りパターン。
KGBの襲撃からMI6の諜報員として必死に守ろうと頑張りました。しかし、、ロレーンだけ生き残ることができ、最後スパイグラスはKGBによって殺されました。→リストと同じ意味を持つスパイグラス=第2のリストの始末完了。KGBにもMI6にもリスト渡さなくて済む。(CIAの作戦成功)

その2、ロレーンがスパイグラス始末パターン
実は、KGBに川に落とされたとき、スパイグラス助けれたけど、秘密裏に邪魔な第2のリスト(=スパイグラス)をロレーンが始末。→結果は、その1と同じ。

その3、スパイグラス生存パターン
KGBに川に落とされ、スパイグラス死亡とKGBにもMI6にも見せかけといて、ロレーンとともにこっそり車外脱出、スパイグラス死亡と思ってるので、追手ゼロでゆうゆう秘密裏にスパイグラスをアメリカへ亡命させる。→MI6には嘘のスパイグラス死亡証言。車ごと川に落とされたので、死体があがってこなくても不思議ではない。この混乱期にしかも、明らかにKGBがらみの事故の調査を警察が詳しくするとは、思えない。おそらく政治的配慮により迷宮入り案件。よしんば、ダイバーなり車引き上げをして、死体がなくて不審点があったにせよ、そのころには、スパイグラスはアメリカにかくまわれた後なので、迷宮入り。(CIA作戦成功)

さて、このことを踏まえて、
ロレーンとスパイグラスの会話観ると、面白いですよな。
スパイグラス「私は、リストを全て暗記している。」
(=この女がMI6のロレーンだと・・・?(リストの記憶を手繰る)KGBの2重スパイサッチェル、かつ、CIAの3重スパイだな。私はお前の正体を知っているぞ。)

ロレーン「知ってるわ。」

スパイグラス「私を邪魔に思うものが私を殺しに来るかもしれない。どうすればいい?」
(=お前は、私をどうする気だ?私を邪魔に思うのか?私を殺すのか?アメリカに連れていく気か?私はどうすればいい?)

ロレーン「殺されないように私が守るわ。」

うーん、ロレーンの真意が不明で素敵。
しかし、この時のスパイグラス役の人の目の演技がすごいですね。
なんにせよ、不運なのか必然なのかスパイグラスは運命をロレーンに預けるしかない。
スパイグラスが初対面の女性エージェント、ロレーンの力量に不安を感じてる様子がないのは、まあ当然ちゃあ当然ですね、3重スパイになるには、3機関において相当の実績の蓄積があるのでしょうものね。

さて、スパイグラスの運命がどうだったのかは、知りません。
ロレーンの証言通りだったとすれば、できればスパイグラスを守り抜いて、アメリカに逃がしたかったが、不運にも車に足挟まって、それは無理だった。もう一つの目的のKGBとMI6にスパイグラスを渡さないという目的は果たされたといったところですね。

ほんと、ロレーンさん、ギリギリのゲームしかしないな・・。Dead or Alive過ぎる人生。

さて、しかし、ここで致命的誤算が一つ。
パーシヴァルが









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