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ぶらり一人旅をしてきました。 ロンドンからバスで北に向かい、揺られること2時間、ケンブリッジに着きました。 ケンブリッジといえば、イギリス屈指の名門校が並ぶ学問都市ですが、去年の春に 初めて訪れた際に、それはそれは美しい桜に出会ったのです!! それが本当に奇麗で、日本人としては毎年春にお花見はしなきゃ!と思い、今年も 向かったわけです。 でも今年は時期としてはもう遅かったかな、、と半分あきらめつつ・・・ しかし、去年とまったく同じ場所に、まったく同じ桜の木が今年も満開の桜を 咲かせていました! やっぱり既に葉桜になりかけていましたが、それでもまったく同じ場所に同じ木が 桜を咲かせているのを目の辺りにして、あたり前のことに素直に感心してしまいました。 桜ってやっぱり何とも繊細で美しいです。 桜も満喫したところで、今回のぶらり一人旅のもう一つの目的地へ。 Kettle's Yard Houseです。 この家は、ジム・イード氏という、ロンドンのテート・ギャラリーで初代 モダン&コンテンポラリーアートのキュレーターを務めた方が住んでいた邸宅。 ジム・イード夫婦が若い芸術家に開放したことにより、多くの芸術家がここで活動をし、 そのときのままの状態でコレクションなどを公開しています。(もちろん無料です) 私はただただこのお宅のセンスの良さに溜息が出るばかりでした。 このKettle's Yard Houseでは、美術品には触れてはいけないものの、 自由に椅子に座り、置いてある本や画集などを読んだり見ることができます。 この家では、絵画や彫刻は、家具、ガラス、陶器、貝殻や石などが、織り交ぜて配置されています。 このようにまばらなものたちをこの家に差し込むまばゆいばかりの太陽の光やスペース の中で織り交ぜることによって、これらアート作品が持つ存在感や永遠性を表現 したかったようです。 この家を訪れる者は、家具に腰を掛けて空間をじっくりとリラックスして楽しむことが できます。これは決してギャラリーや美術館では実現できない方法ですよね。 個人的に、特にこのアンティークの陶器やガラスに、彫刻や石、貝殻を組み合わせて ディスプレイしていたところに、感動しました。 私もやってみたい!うちで!と思った。 アートコレクションを自分の家(日常)にセンス良く配置し、そのアートをより生き生き させる。こんなの私の夢です、あこがれです。 幸せな気分で帰路に着いたのでした。
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イギリス
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近所にAll Saint's Churchという教会があります。 1850-1859年、ウィリアム・バターフィールド氏による建築。 ゴシック様式の教会を彩る多くの色と装飾、そして教会内部の柱に使用された鉄の素材など、 この教会は19世紀、ヴィクトリア時代を象徴する建築物。 そしてなんといっても、大きい。個人的には無駄に大きいと思う。 そして外観も個人的には配色が絶対に美しくないと思う。 でも。 「霧がそこら中に立ち込めていた。それは川(テムズ川)の上流に伝わり草地の上をぬめるように して広がった。またそれは川の下流に伝わり、辺りを汚しながら船場や汚染された水辺の上を 覆いかぶさるようにして、ロンドンという大都市を飲みこんだ。霧はそこら中にあった」 (チャールズ・ディケンス 1853年、"Bleak House"より) これはイギリスの有名な作家、チャールズ・ディケンスによる19世紀当時ロンドンの 霧の深さを描写したもの。最近、学校で耳にした下りです。 教会の外壁につかわれた様々な色は、霧の中でも目立つように意図的に使用されたの かもしれない。 しかも霧といえば、18世紀末にイギリスで起こった産業革命の結果、人の手によって 生まれたもの。19世紀に入り、イギリスは無敵の大国になったものの、ロンドンという 大都市は、その栄光の陰で実は怯えていたのでは。この時代に建てられたスケールの 大きな建築物は権力の誇示?それとも行く末を案じる人々の恐怖を隠すためのもの? 権力と恐怖は表裏一体、と私は思うので両方なのかもしれない。 20世紀初頭(1921年)時点、イギリス帝国の支配地を示す世界地図。 建築って全然知識がなくてとっつきにくかったんだけど、絵画と一緒で人間の思想が
あってそれが反映されてできるアートの一つの形なんだね。 |
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週末にイギリスの田舎町を旅行してきました。 田舎こそイギリスの良さがつまっているというよく言うけれど、確かにそこには 大自然と、日常を大切にする静かな生活があったとオモウ。 今回はイギリスで有名なコッツウォルズ地方の中にある、Lechladeというあまり知られていない村を 散策。 イギリスといえば何といってもアンティーク。古いものを大切に使う彼らを象徴するスバラシイ文化。 アンティークの陶磁器集めの初心者である私はワクワクせずにはいられない。。 この村には何があるのか・・ あるわ、あるわ、アンティークの山(感涙) その山の中から、掘り出した至玉(勝手に)の一枚: イギリスを代表する、Spode(スポード)社のブルー&ホワイト。 スポードといえばブルー&ホワイトのデザインを18世紀にヨーロッパに広めた陶磁器ファクトリー。 そしてブルー&ホワイトといえば、中国や日本のデザインをヨーロッパが真似たもの。 そしてこのプレートのパターン。このプレートは、"Blue Italian"というパターンのもの。 中央にはイタリアの風景が、周りの縁には日本の伊万里焼を真似た模様がプリント されていることが特徴。伊万里といえばこんな感じ↓ ところで何でItalianなのかというと、"イギリスでは18世紀、裕福な貴族の子弟が その学業の終了時に行った大規模な国外旅行"(wikipediaより)を、"Grand Tour"といい、 イタリアは中でも一番人気のスポットで、当時、イタリアに行ったアーティストが描いた 沢山のスケッチやドローイングをモデルに、この"Blue Italian"は作られたみたい。 でも、この"Blue Italian"は、他のスポードのパターンが、特定のドローイングを元にして 作られているのに対し、このパターンの元手は特定できていないらしい。 英語だけど、このサイトに詳しく説明されています: ともかく、このブルー&ホワイトはイタリアというヨーロッパの風景と、伊万里を彷彿させる オリエンタルな模様が絶妙にマッチしていて、これぞ和洋折衷!! しかも、18世紀イギリスにとってイタリアが超流行の国だったことを思うと、最新の流行を パターンとして取り入れ、それに極東のパターンを組み合わせたところに、かなりのおしゃれを 感じます。 だからチーズ皿にしても、和菓子を乗せてもいけちゃうスバラシイ一点(だと思う)。 ただ、残念なのが時代を特定できない・・ 裏に刻印された"Copeland-Spode"というマークからでは、1847年から1970年の間に 製造された、ということしかわからず・・ まだまだ修行が足りないーー
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