最初で最後の恋人〜君の詩〜

僕が罪を償う場所。閲覧自由です。

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 時は経ち、眠っていた命たちが目を覚ますころ、進級パーティーの季節がやってきた。
 うちの学校の進級パーティーは二度行われる。六年生に進級するときと中学校に進学するときだ。その第一回目が二週間後に開かれると担任の先生から伝えられた。進級パーティーというのは、クラスを六班に分けて、各班ごとにご馳走(?)を作り、学校に足を運ぶ両親や先生に食べてもらうという催しものだ。
 僕は、やっぱりいつもと同じように優月と一緒にパーティーを回れないか、せめてなんとか同じ班になれないか、ということを考えていた。しかし、それには無理があるということは予め分かっていた。
 僕にはその時、中村 姫咲という彼女がいた。自分の中ではすっかり縁を切ったつもりだったのだが、相手はそうは思っていなかったらしい。一緒に回りたいと言ってきたのだ。断る口実を僕は探していたがなかなか思い浮かばず悪戦苦闘していた。だから、まずはこちらの方の問題を解決しないことには何も始まらないのだ。
 
 ただ、今思い返すと相手がいかに必死だったかがよく分かる。自分の心が痛いほどによく。


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