最初で最後の恋人〜君の詩〜

僕が罪を償う場所。閲覧自由です。

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 その日から僕は猛勉強した。テレビに出ているタレントは大体覚えたし、流行りの歌のサビも歌えるようになった。
 また学校に着ていく服も選ぶようになった。元々、数種類しかない衣服だったが、箪笥の棚の一番上から取るのではなく、その日の気分によってコーディネートしてみたりした。又、週末には両親を引っ張り出して洋服屋に行き新しい服も買って貰い、どうやったら格好良く見えるのか思索したりした。
 また、休憩時間の使い方も変わった。今まで、読書によって時間を消費していたが、友だちと話すようになった。今までの読書経験で面白い話、小咄もそれなりに知っていたから話題に欠くことはなかった。そうして三日、一週間と経つうちに「意外に面白い奴」というレッテルを貼られるようになった。
 それでも僕はその場で軽い話ができるような「その場しのぎ」の関係しか求めなかった。親友と云えるような深いところまでいくのは些か面倒な心持があった。実は、彼らの事を優月に話し掛けるための道具だとしか思っていなかったのだ。


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