最初で最後の恋人〜君の詩〜

僕が罪を償う場所。閲覧自由です。

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 クラスでも存在感を見せ始めたある日、思い切って優月に話し掛けてみた。
「ねぇ、昨日のドラマ見た?」
「昨日…昨日は家帰ったらすぐ寝とった…じゃけ、見てないんよ〜。ところで…ごめん誰だったけ?」
「俺?」
「うん。なんか知ってるような気がしたんじゃけど…」
 その言葉が耳に入ると失望感より先に驚きが襲ってきた。君は僕の事を覚えていなかったのか。野活での出来事を忘れたのか。
「上の名前は亀平って云うんじゃけど…」
「ああ、亀平君ね!」
 思い出してくれたみたいだ。少し、安心。
「野活の時はごめん。」
 うっかり口から出た。七月から二ヶ月間、口に出したかった台詞だ。
「野活…ああ!夜の事ね!あれはうちが悪かったんよ…女子の班長会が長引いていけなくなったから…本当にごめん…」
 なんか野活での僕の失言を聞いたわけではなさそうだ。ひょっとして杞憂だったのか。
「そんな謝らないでよ。もう済んだ事なをだからさ♪それより…あ、今のオリコン一位の曲どう思う?俺はね…」
 僕は早速勉強の成果を発揮して気まずい雰囲気から脱却することにした。


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