最初で最後の恋人〜君の詩〜

僕が罪を償う場所。閲覧自由です。

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 僕は意気揚々とテントに入った。そして、優月の姿を探したが見当たらなかった。なぜか僕は焦っていた。せっかく勝ったにも関わらず誉めて貰えない事を恐れていたのかもしれない。
 僕は君に逢えるのを待ちながら、青田や河木に話し掛けて時間を潰していた。そんな事をしていると、とうとう昼休憩になってしまった。僕は楽しそうな顔をしながら校舎に上がったが内心は不安でいっぱいだった。
 弁当を広げ、教室で先生を待っているときにやっと君の姿を捉える事ができた。真っ先に君に競技の報告に行こうと思った。しかし、君の周りは女子が取り囲んでいたため、それは叶わなかった。大人しく僕は弁当を食べた。その日は最後の最後まで君に話し掛ける機会が見つからなかった。
 翌々日、学校は登校日だった。朝、教室に入るとすぐに君を見つけた。だから僕はわざとらしく君に話しかけた。
「運動会楽しかったね〜。」
「うん。楽しかったよ♪」
「障害物競争見た?横山君速かったよね!」
 横山君というのは学年で一番脚が速い奴。
「でも亀平君も速かったじゃん!たしか一位だったよね?」
「うん。てか、見てくれてたの?」
「まあね。だって速いとか言っちゃったし。」
「まあ、ありがとう。」
 僕の心持は急に明るくなった。君が僕に急接近したような感じがした。


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