会長うたかた記

日々の子育てを楽しく、日々の生活を快適に

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一昨日だったか、航空自衛隊入間基地の納涼祭に行った。
他意はない。
早めに帰宅できたので、それから準備して行ける近場のお祭りという程度だ。

毎日忙しく身を粉にして働いているのはいいが、
子どもたちは夏休みだ。
ちっとは夏休み気分を味あわせてやりたい。

盆踊りあり、花火あり、
焼きそばを食べたりかき氷を食べたり、
短時間だがなかなか楽しかった。

イメージ 1

自衛隊といえばいつだったか、共産党の議員が“人殺し”発言をしたり、
奈良の自衛隊基地誘致に絡んで、共産党も関わっている市民団体が、
チラシに“人殺しのための予算”など書いたとかで物議を醸していたようだ。

僕はとっても忙しかったので詳しいことは全く知らない。
チラリとヤフーニュースかなにかを読んだ程度なのであまり大きなことは言えない。

だが、こういうことは二重の意味でまずいんではないか、と思っている。

一つは、共産党であろうが公明党であろうが、どんな団体でも同じだが、
党の方針とか幹部の発言とか、うのみにしないで一度自分の頭でよく考えて、
良く咀嚼して腹に落としてから発言・行動した方がいいのではないかと思う。
上から降りてきたものをすべて是としたのではとても民主主義など発揮されないし、
また、組織的に正しい行動ができないのではないかと思う。
今回は表面的な理解の上に建物を建てて地滑りが起きたかのような印象だ。

いくら共産党でも自衛隊を“人殺しのための集団”とは定義していないのではないか。
確かに戦争法案(安保法案)反対の時は「殺し、殺される場に自衛隊を派遣するのか」
といったような表現はしていたと思うが、防衛予算を人殺しのための予算とは言っていないのではないか。
その当の方針なりを地方の諸課題に落とし込んで具体化する場合、
正確な理解がなければこのような困ったことになってしまうだろう。
これでは得られるはずの支持も得られなくなってしまうはずだから、
彼らにとっても本末転倒なはずだ。

二つ目に、「憲法9条と自衛隊」の問題は一旦置くとして、
(この問題はまた改めて論じてみたいと思っている)
自衛隊の本質が「人殺し」にあるのかどうかである。

確かに戦闘の場面になれば、自衛隊員が人を殺さなければならない場面も出てくるだろう。
しかし、それは自らを守るためか日本国民を守るためにやむを得ず、が原則であり、
(この点で今後は違った場面が出てくるのかもしれないが)
結果として人を殺すかもしれないというのは自衛隊の活動のほんの一部分に過ぎないものではないか。
それを人殺しの「ための」などというと、そこが本質であるかのような色彩を帯びてしまう。
これはいくら何でもミスリードではないか。

国民にわかりやすく説明をしたいという気持ちはわかるが、
やはり基本となる認識は正しいものではければならないと思う。

イメージ 2

まあ、それにしてもいよいよヤバい状況になってきたことは確かだ。
「駆けつけ警護」などで出動すると、自衛隊員にも犠牲者が出かねない。

そう言うと
「自分の国だけ安全でいようとするのか!」
などといった批判が出かねないが、そういうことではない。
国際貢献といってもやり方は様々だ。
軍事的な方法とはあえて違う方法に徹底的にこだわるというのもありだろうし、
そういういメッセージの発し方もあるのだと思う。
そういうことも含めて、国民的な議論はまだまだ不十分だ。

もう20年も前になるだろうか。
自衛隊員として練馬の駐屯地に勤務しながら定時制高校に通う若い友人がいた。
彼に“観閲式”なるものに招待されて観に行ったことがある。
“観閲式”というのは総理大臣とか上級の指揮官とか、
そういうエライ人に行進などを見せるセレモニーのようだ。
多分、組織統括的には意味のある行事なのだと思う。

で、「どうでした?」と訊かれたので
「あの若い人たちを絶対に戦場に送ってはいけないなと思ったね」
と答えると、
「上に立つ人がそういう人ばかりだといいんだけど」
と彼は言った。

その時の気持ちは今も変わらない。
整然と行進する様はかっこいいし、勇ましいし、頼もしい。
しかし、戦場で本領を発揮するということではない状態でいてほしい。

自衛隊員だけではない。
どこの国の軍隊も、どこの民族の戦闘員も、
出動して戦火を交えることのない状態を模索していかないといけないと思う。

といってもすでに世界の各地で戦闘状態は続いているのではあるし、
その形態も多様に変化しつつあるようだ。
そうではあるが、やはり「力が正義」からは脱却しなければならない。

イメージ 3

僕などは放っておけば10年か20年か後には死ぬのかもしれない。
しかし、子どもたちはまだまだ生きていかなければならない。
自分の子どもたちだけではなく、日本中、世界中の子どもたちが、だ。

どんな世界を作っていくのか。
どんな世界を託していくのか、
本当に今、問われている岐路だと思う。








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