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今日、部屋の整理をしていると1冊の本が出てきた。 「新型デミオのすべて」という雑誌だ。 じつは前回のブログ更新の時、デミオを話題にしながら色の正式名を確認しようと思い、 「確か買ったよな〜コンビニで」と捜したけど見つからなかった本だ。 最近は本を買ってもパラパラとめっくって「後で読もう」と放りだし、 結局読まないことも多い。人間が堕落したともいえるし処理すべき案件が増えているともいえるし。 この雑誌も10分くらいめっくただけだったはずだ・・・。 今日、あらためてページをめくっていておもしろいことに気づいた。 なんと、新型デミオには3ドアハッチは設定がないのだ! 前回「デミオの所属するセグメント、3ドアハッチは全然ダメだ」という趣旨のことを書いたが、 「3ドアハッチ」という部分はデミオに関しては誤りであり、 「3ドアハッチは全然ダメ」という部分はいよいよもって裏付けられたことになる。 実のところ、前回も迷ったのだが、このセグメントをどのように表現するかは難しい。 一つは「2ボックスカー」というくくり方だ。エンジンの部分とキャビンとで箱が2つあるから2ボックス、セダンならこれにトランクが加わるから3ボックスだし、ミニバンタイプの多くは1ボックスだ。 この表現だとドアが何枚あるかは関係がない。そのかわり軽自動車のかなりの車種が含まれてしまう。 次に「テンロク・スポーツ」などというくくり方も存在した。 1.6リッターのエンジンを積んだスポーティーモデルということだ。 前回話題にしたファミリアやミラージュ、それにシビックやジェミニなど、 3ドアないし5ドアハッチボディーのなかで最もトンがったモデルに1.6リッターの エンジンが積まれていたのだ。 しかし、この表現では同じ車種の他の排気量、グレードが漏れてしまうし、 スターレットやシャレードのような1リッター、1.3リッターの3ドアハッチが漏れてしまう。 逆にレビン/トレノ、初代ユーノスロードスターのような3ドアでないものが含まれてしまう。 「ライトウエイト・スポーツ」という表現も同様な問題がある。 結局、今となっては従来のセグメントと共通にくくりを設けることが困難なほど、 クルマに求められるものが変化したということだろう。 思えば3ドアは不便だった。後部座席に乗り降りするのにいちいち助手席(こんな呼び方まだあるのかな)の人が降りてイスの背もたれを倒さなければならなかったし、 もし事故にでも遭ってボディーが大破したら後部座席の人は容易に脱出できないのではないかと、 僕は密かに思っていた。 それと、スポーティー・グレードが1.6リッターというのも不条理を感じていた。 だって、1.5リッターのモデルより100cc排気量が増えるだけで自動車税が1年あたり 5千円も高いのだ。 そう考えると、ボディー形状が5ドアハッチに一本化され、スポーティー・グレードも 1.5リッターに設定されるという現行のやりかたは全く自然な正常進化である。 戯れついでに記述しておくと、ダメになったのは3ドアハッチばかりではない。 実はクーペモデルも沈んでしまっている。 クーペというのはわかりやすくいうと、横から見るとボディーが流線型をしていてドアが片側1枚ずつ しかなく、シートも4〜5名分あったとしても実質上2シーターのクルマのことだ。 強力なエンジンを積んだスポーツモデルを兼ねることもあるが、どちらかというと豪華装備で デートカー向きというタイプだったりする。 トヨタならセリカやソアラ、レビン/トレノ、日産ならシルビア、レパード、ホンダならプレリュード というようなクルマが代表格であった。 最近は僕も新車情報に疎いので正確なことは分からないが、これらのうちクーペボディとして生き残っているものがあるのだろうか。 このクーペの崩壊については僕は明確に認識を持っている。 あれはトヨタがカリーナに「カリーナED」という車種を設置し、これが爆発的にヒットしたのが 萌芽であったと今でも固く信じている。 カリーナというと初代からセダンボディーとクーペボディーを擁し、トップグレードには引き締められたサスペンションとDOHCエンジンを与えて「足のいいヤツ カリーナ」と謳っていたものだ。 それがクーペを廃し4ドアでありながら随分と天井を低くして、フロント、リア、サイドの4面のガラスを極端に寝かせた「ED」という車種にスイッチしたのである。「ED」とは 「エクスなんとかドレッシー」の略だったが正確なことは忘れた。 ドレッシーというよりは「おもち」のような車だった。 それで「ED」の成功に気をよくしたトヨタはコロナ・クーペもコロナ・エクシブに意匠変更。 後に続けとばかりにマツダがペルソナを、三菱がエメロードを・・・と不思議なクルマが増えていった。 スポーティーカーからデート車への変貌を僕は「若者も保守化したな」と苦々しく思っていたが、 今思えばみんなバブルの熱に浮かれていたのだね。僕も一度、確か2代目EDの後部座席に 乗せてもらったことがあるが、ガラスの圧迫感が強くて、しかも日差しが熱くて、 快適とはお世辞にもいいがたい居住空間だった。 今この手のクルマが生き残っていないのももっともであって、 軽のワゴンRやタントのほうがよほど快適なのだから。 そんなわけで、クーペが売れないからかどうかはわからないが、 一度「ED」的なクッションを経てクーペは消えていったのだ。 今後、クーペの復権というのはありうるのだろうか。 ついでに加えておくと、マニュアル・トランスミッションというのも消えてしまった。 これはオートマチック・トランスミッションの大幅な進化に裏打ちされていることも大きいだろうが、 やはりガチャガチャと手動でギアを切り替えてまで車を楽しもうという人口が減ってしまった、 ということだろうと思う。 以前は「マニュアルのほうが燃費がいい、ゼロヨンが速い、信頼性が・・・」というような、 オートマ対マニュアルみたいな論戦もあったが、今はそんなことは一切関係がない。 ただただ、わざわざマニュアルを選ぼうというムードではないのだ。 僕などは、どんなにオートマが進歩しようとも、やはり「クルマを操る楽しみ」のなかに ギアの選択肢もあった方がいいと考えている。 だからデミオにマニュアル・トランスミッションが残されたことは大歓迎だ。 実際、昨年妻の車を買い換えようといろんなクルマのカタログを見たが、 マニュアル・トランスミッションを選択しようとするととても窮屈な思いをすることに 気づかされた。そもそも設定がなかったり、低グレードや商用車用にのみ設定されていたり。 多分、下手にマニュアル・トランスミッションを残そうとすると、 インパネやコンソールの設計に制約が出たり、製造ラインに制約が出たりで、 「たいして売れないのに労多し」ということになるのだろう。 マツダはえらいな。 今日はそのほか、近くの水上公園にお弁当を食べに行った。 おにぎりと簡単なおかずを作って、家族で出かけたのである。 レジャー費ほとんどゼロ円。 周囲は梅なども咲きはじめているが、公園内はまだ花の気配は乏しい それでも春らしいいい日だったし、忙しいから長く外出はできないしでちょうどよかった。 ご飯を食べ、少し遊んで池の亀などを冷やかして帰ってきた。 たくさんの家族連れ、自転車に乗る人、走る人、犬と戯れる人・・・。 人それぞれ、生活環境もここに来た目的も、それぞれ千差万別なのだろうが、 ほぼ共通していることはみんな幸せそうだったこと。 川越というところはまともな公園はここくらいしかないのだが、 きちんと整備して欲しいものだな。 公園って土地をたくさん使う割りに目に見える収益をあげる施設ではないから、 財政の厳しい昨今ではなかなか前向きな整備計画はできないのだろうが、 これは市民の栄養補給の場だよ。 市長もお役人も市会議員も、休日はプライベートで公園に出かけましょう。 川越保育をよくする会←ホームページはこちら にほんブログ村←こちらもどうぞ
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