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山口の街に名残を惜しんでいるさなか電話が鳴った。 「お父さん、今日給食の話し合いだったんですけど・・・」 保育園からだ。おかしいな。何も予定は入ってなかったはずだけど。 手元に手帳がないのであらためて日程を設定することとした。 歩いて車まで戻り手帳を開いてみると・・・ なんと!5月21日のところに記載があるではないか!!! 前回、予定をうち合わせたときに間違って書いたのだ。 多分、単純な記載ミスではなく、気持ちがすでに4月になっていたのだ。 慌ただしいからな、毎日・・・。 ともあれ、先生方には待ちぼうけを食わせて悪いことをしてしまった。 今日は午前中に商談を済ませ、そのまま昼食を取りに月光荘へ。 月光荘というのは前回帰郷した折に知り合いになったスローフードなお店である。 今日は豆腐ハンバーグにしてみた。 まあ、おかずはともかくとしてご飯が固い。 前回もそう思ったのだが、二度までとなると黙っていられない。 「田中さん、ご飯何で炊いてるんですか?」 図々しく質問だ。実は玄米の炊き方は結構奥が深く、僕でも固めになることはある。 だが、せっかく成功しているレストランで、よりによって玄米がこれではあまりに残念だ。 輝ける広告塔として玄米こそおいしく炊いてほしい。 Tファールの圧力なべで炊いているそうだが、もう古いので圧が抜けてるかも、との事だった。 う〜ん、そう言われればそうなのかもしれないが、デンプンが十分にα化していない。 だからよっぽど噛まないと消化に悪いが、それよりなにより印象が悪い。 あまり玄米になじみのないお客さんに、玄米がこんなものだと思ってほしくない。 尤もこの店は五穀いり白米も選べるので、みんながみんな玄米を食べている訳でもないが。 玄米って、ミネラル分が豊富だからうまく炊けてると甘いのだ。 だからうまく炊かないといけない。 今後、もっと仲良くなって何かの機会があればおいしく炊くためのお手伝いが出来るかもしれないが、 何しろ今日で二度目だから質問すら不躾に過ぎたのである。 午後からは叔父を見舞ったり仕事の整理をしたりバタバタ過ごし、 余った時間でまた街を歩いた。 国宝の五重塔がある瑠璃光寺と、博物館や美術館、図書館があつまる文教地区だ。 いや、ホントに山口っていいところだな。 その昔、まだ山大生(山口大学の学生)のステイタスが高かったころはさぞかし居心地よかったろうな。 緑いっぱいの街に蔦の絡まる図書館なんかあるんだから。 博物館には蒸気機関車が保存されている。 小学生の頃、この機関車に登ってそこで鬼ごっこをしていて誤って転落し、 頭をしこたま打ったことがある。死にそうに痛かったが親には黙っていた。 それ以来僕は天才になってしまったのだ。 もう子どもが少ないのか、そんな危険な遊びはしないのか、 博物館に小学生の姿はなかった。 古い街はどこもそうなのかもしれないが、 ものすごく細い路地が無数にある。 あるものは直線で通りと通りを結び、 あるものは蛇行して奥へ奥へと人をいざなう。 高い塀の間だったり片方が水路になっていたり。 そういう路地にこそ生活がある。 人が暮らす息遣いが聞こえる。 もうだいぶん変わってしまったけど路地はまだまだ残っている。 だから僕は歩く。 過去の関連記事 川越保育をよくする会←ホームページはこちら にほんブログ村←こちらもどうぞ
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2010年04月22日
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