会長うたかた記

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久々のパンク修理で

朝、出勤しようとした家人が
「自転車のタイヤがパンクしている」
というので久々にパンク修理をした。

たまのパンク修理で困るのは“ゴム糊”だ。
シンナーのような揮発性の高い溶剤が入っているせいか、
使おうと思ったときには糊がスカスカになっているのだ。
案の定、今朝もチューブ入りの2つがダメになっていて、
ようやく探し出した缶に入ったものがかろうじて使える状態だった。

実はこのパンク修理、子どもの頃に見様見真似で覚えたものだ。
学校から帰ってくるとランドセルを放り投げて遊びに出ていた。
自転車をこいで山へ川へ。
だから自転車もよくパンクした。

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自転車屋に持っていき、おじさんの作業が終わるまでかぶりつきで見ている。
これが面白い。
何度も何度も見ているうちに自分でもやってみたくなり、
ゴム糊とパッチのセットをねだった。

最初からうまくはいかないが、
失敗を繰り返しながらどうにかできるようになった。

一番難しいのは最初にタイヤをリムから外すところ、
そして最後にリムに収めるところだ。
タイヤはリムから外れないように内周がリムより小さくできている。
そしてタイヤのビード部は力が加わるところなので固くて丈夫にできている。
だから最初と最後にリムを乗り越えさせるのが一苦労なのだ。

昔は満足な道具などなかったから、
マイナスドライバーやはさみの先でこじってチューブを傷つけたこともあった。
今は100円ショップでもタイヤレバーが買えるから、
この作業は格段に楽になった。

イメージ 2

おじさんがやっていることには一つ一つ意味があった。
タイヤチューブの穴の周りを軽石で削っているのは、
表面に傷をつけて糊のノリをよくしているのであった。
また、ゴム糊を塗った後にフーッと息を吹きかけているのは、
糊は乾き始めに最大の接着力を発揮するからなのだった。

かつて、こういう経験をした人は少なくないだろう。
僕の場合はパンク修理が器用貧乏のレベルでとどまってしまったが、
中にはこういう経験から一生の仕事や趣味を見つけたり、
世紀の大発明につなげた人もいるかもしれない。


塾通いもゲームもいいのだが、
子どもたちには日常の中から何か興味を持って、
そこから自分の世界を広げてほしいと願っている。








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新年を迎えて

明けましておめでとうございます。

といって、黙っていれば変わらない日常が続いていくだけの忙しい現代だ。
幸いなことに年末年始も仕事をしようと思えば仕事がある時代なので、
もちろん僕も休みなく働いている。

しかし、それではあまりにも年が新たまったという感じがなくつまらない。
それでまた、今年もなんとかお節料理を作った。

今年はあまり予算もなく、時間もない中なので
無理をしない、ということと、なるべく子どもたちも一緒に、
というコンセプトで品数を絞り、なるべくうちに在庫がある食材で作った。
出来不出来もさることながら、まず手料理でお正月を迎えるということを大切にしたいし、
一緒に作ることが最優先順位だ。

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岩こんにゃくのお煮しめ
凍み豆腐のお煮しめ
蓮根のはさみ揚げ
たたきごぼうのナッツ風味
花椎茸の揚げ煮
コーフーの三色揚げ
コーフーシャーシュー
初雪ごぼう
紅白なます
黒豆の煮物
百合根きんとん
金柑甘煮
紅白寒天

まあ、こんなところで、
コーフー関係などはお弁当用に作って冷凍しておいたものを流用しただけだし、
椎茸もだしを取った後、冷凍しておいたものの使いまわしだ。
百合根は高いので今年は作らないことにしようと思ていたが、
ロヂャースで6個150円のおつとめ品を見つけたので急きょ作ることにした。

何か新しいものを作ろうかとも思ったが、それでは時間と労力がかかるので
相変わらずの去年と変わらないものだ。
それでも、子どもたちと一緒にやることで、
上の子には料理の仕方や物事の考え方を伝え、
下の子とは料理の楽しさやみんなで作業することの楽しさを共有できたのではないかと思う。
自分もいちいちレシピなど見ないでスイスイできるし、
かんてん作りやきんとんを絞るのは子どもたちに任せてしまった。
揚げ物などは下準備だけして揚げる工程は家人に任せて仕事に出かけた。

だから、昨夜は余裕で料理を終え新年用のお雑煮や年越しそばの汁も作ってしまって、
年が明けないうちに子どもたちにお重に料理を詰めてもらってゆっくりすることができた。

イメージ 2

昨年末のクリスマスは、長女も次女もボードゲームを欲しがったのでそれを贈った。
また四女もサンタさんから“わたがし”を作る機械をもらった。
今年は長女は中三になるし次女も中学校へ進学だ。
だんだんと家族みんなで、あるいは姉妹そろって遊ぶ機会も少なくなるのではないか。
そうであるとすれば、今のうちにできうることをやっておこうと思う。

おせちづくりもその一環であるし、
買い物も一緒に行って一緒に品定めした。
昨夜は紅白を見ながらボードゲームをしたり、わたがしを作って遊んだ。

自分の人生というのは自分の人生であると同時に、
家族がいる以上は家族の人生でもありうる。
仕事や保育運動や音楽活動など、忙しくやろうと思えばいくらでも忙しくできてしまう。
だからこそ、そこに家族との時間を位置付けていかなければならないのでもある。
昨年までも、それなりには意識をしてきたことではあるが、
子どもたちが大きくなっていることを踏まえて、
今年はもっとそれを充実させていこうかなと考えている。

といって、忙しいことが忙しくなくなるわけでは毛頭ない。
だから、どう工夫するか、ということだろう。

自分の活動のリストラもしおれなりに進めてきたが、
今年はよくする会の会長も一応は終わるのでその辺の整理も進めなければならない。
もちろん、何も市民活動をしないというわけにはいかない。
活動のスタイルを変えるということだ。
これもゆっくり、無理をしないで進めていくつもりだ。









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お友達が来るので…

評価表記入期間、30周年記念行事、新座のサンバと
行事やイベントをこなしてきた長女は今、秋休み期間だそうだ。
何日か家にいるらしく、本当は評価表が帰ってきて、
それをふまえて復習でもするための期間なのかもしれないが、
とりあえず部屋の模様替えと大掃除をやっている。

今週末は川越まつりで、お友達が泊りがけで来ることになったのだ。
狭くて汚いわが家であるが、多少なりとも快適に、というわけである。

遊びに来るお友達にとってもいい機会かもしれない。
世の中にはいろいろな生活環境があるし、いろいろな家族の営み方がある。
泊まるというのは、その生活を垣間見るチャンスだし、
それが人間としての相互理解のベースとなっていくかもしれない。

イメージ 1
(自由の森30周年 ハイジのブランコ)

そういう長女も、実は先週、そのお友達のうちの1人の家に泊まりに行っていた。
評価表を書き終えたからということだからか、理由はわからない。
そして、そのお友達のお母さんと、何人かのお友達とでディズニー・シーへ行ったのだった。

ちょうど、次女の修学旅行にまとまったお金を出した直後だったので
懐具合的には大変厳しかったのだが、結果としては行かせてとてもよかった。
30周年記念行事でそのお母さんに会って、お礼かたがた立ち話をしたのだが、
うちの長女が一番楽しんでいた、というか、はじけ方が尋常ではなかったらしい。
「いつもしっかりお姉ちゃんやってるから…」
とは、そのお母さんの言葉だが、素に戻ったというか童心に帰ったというか、
とにかく特筆すべきこととして伝えていただいた。

一緒に行ったほかのお友達も
「あんな姿は見たことがなかった」
というので、普段学校で見せる顔とも全く違ったのだろう。

うちは共稼ぎだし子どもも多いから、家族の協力なしには生活が回っていかない。
長女にも家事や妹の世話など、有形無形に負担がかかっているのは確かだ。
また、子育ての方針としても“おっとり”よりは“しっかり”させたい方だし、
“おしとやかに”育つよりは“たくましく”育ってほしいと思っている。
それがまたあらゆる形で影響してもいよう。

ともかく、そういう、一言でいえば“鬱積したもの”が
評価表を書き終えた解放感からか、ディスニー・シーという空間のなせるわざか、
一緒に行ったメンバーがよかったからなのか、あるいはそのすべてからか、
秋空の下に吐き出されたというか、自己解放されたのだろうと思う。

それは大変意味のあることだし、
またそれを、お友達やお母さんから聞かせてもらえたこともよかった。

イメージ 2
(自由の森30周年 当日参加のフリーペインティングで完成した壁画)

人間というのは一人で育つものではない。
また、子どもを育てるのに、親の力だけでうまく育てられるわけもない。

様々な人にもまれながら育ちゆく、
そして様々な人に見守られて心をはぐくむ。

僕もまあ、そういうわけで部屋を片付けてお友達を迎えるのに協力しようとしているところだ。









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生きる力

昨日から読売新聞で面白い特集が始まった。
「学び 再出発 生き抜く」
という特集だ。

昨日は先の震災の津波からの避難を教訓に、
自分の力で生き抜くための教育現場の試みや、
いわゆる「小さな危険 大きな危険」の問題、すなわち、
小さな危険をあえて体験させることにより、大きな危険の回避能力を身に付けさせようとする取り組みなどが、
具体例を挙げながら特集された。

僕などが子どもの頃ならまだかろうじて、
大人に教えてもらわなくても自分たちが身をもって体験したようなことであり、
身の回りにはまだまだ危険がいっぱいあったのだ。

山登り、木登り、川遊びはもとより、
博物館に展示してある蒸気機関車の上で鬼ごっこをしていて頭から落ちたこともある。
渡り棒から落ちて胸を強打し、しばらく息ができなかったこともある。
土管のようなところにもぐりこんでいって危うく出られなくなりそうになったこともあった。
今の子どもたちのようにルールの決められたスポーツをするのではなく、
身の回りの環境すべてを使って、ルールは自分たちで決めて遊んでいた。
だから危険なこともあったし、大人に怒られることもたくさんあった。

これまでは教育現場も、あえて危険を除去してきたという。
その姿勢をようやく転換し始めたようだ。

何しろ今は、環境をあえて与えてやらなければならないような状況に至っている。
もちろん今だって危険は身の回りにあるのだが、
子どもたちが危険回避の術をあまりにも身に付けていないのに、
現存する危険は半端でなく大きいものも少なくない。
だからそこに、何らかの大人側の工夫が必要ともいえる。

イメージ 1

読売1面の記事に紹介されている世田谷区の区立公園の例。
NPOの「プレイリーダー」と地域の大人が見守る中で、
子どもたちは木登りをしたり焚き火をしたりして、自分で遊ぶ。

こういう取り組みは実は少し前から始まっていて、
県内でも「冒険の森」のようなところが何箇所かあると聞いている。

で、僕たちもこれまでも地域協議会(次世代育成支援対策地域協議会)で、
なんとかそういう公園はできないものか、
今ある公園の禁止事項を少なく出来ないものか、
児童館で大人が見守りつつ、いつでも工作や実験などして遊ぶ取り組みが出来ないか、
何度も提案してきた。
もちろん、ひとつとして実現したことはない。

誰も先頭に立ってそういう取り組みをしないのだし、
縦割り行政の弊害も見え隠れした。
例えば市内の公園は三通りに類別され、それぞれ異なる課が管理している。
それぞれ目的や制約があって、特にそれを変える必要性を、担当課は感じていないのだ。

まあいい。
でも今、何か始めないと、川越は本当に何も出来ない市で終わってしまいかねない。
食育基本計画のときもそうだったが、結局は各課の担当している事業の持ち寄りなのだ。
そうではなく、より大きな目的のために、課の垣根を取っ払って大きなプロジェクトをやるということが、
本当に不得意な自治体だと思う。

それでいいなのならいいが、よくないからあちこちの自治体で、
それぞれ工夫を凝らした事業を行っているのであろう。

イメージ 2

今回の学童保育料値上げに関して行われている学保の会(川越学童保育の会)批判や
保護者会の行事たたきだが、
実際は、これまで行ってきた先進的な取り組みが、責任問題を口実にたくさんつぶされてきている。
今回もキャンプや運動会などが議会でも問題視されていたが、
やっぱり先輩たちは、子どもたちへの思いを託して行事を行ってきた。

「公設公営だから市が責任持ってやる」
それはそれで結構だが、市長の話ではないが、やはり市民との協働が不可欠である。
今、保護者会や学保の会がやっていることでも、
よいものはよいとして市が後押しするくらいでなければ、
とてもではないが何でもかんでも行政だけで出来るものではない。

地域協議会からの提言だってそうだ。
何のために市民を入れて議論をさせているのか。
単に「市民の意見も聞いています」というポーズのためだとしたら、それはあまりにももったいない。
もちろん、市民だからお金のことや責任のことが分らず、とっぴなことをいうこともあるだろう。
しかし、そのなかからエッセンスを抽出し、少しでも具体化していくのでなければ、
よくなるものもよくならない。

市長が行政への市民参加を言うなら、ここらで姿勢を抜本的に改めるべきではないか。

イメージ 3

ただ、行政に求めるだけでは全くダメであって、
基本的には僕たち市民が、あるいは親が、何をするかということなのだ。
毎日の生活の中で、子どもとのかかわりの中で、
まだまだ子どもたちに伝えていくべきメッセージを伝え切れていないのではないか。

小さな危険を除去してしまっている問題、滅菌・殺菌で子どもたちの免疫を乏しくしている問題、
いろんな物を与えすぎている問題、いい子でいることを求めてしまっている問題、
上げればきりがないが、子どもたちの生きる力を弱めていることは多いと思うのだ。

僕も最近、自分が小学校のときは、と思い返して、
自分の子どもにあまりにも冒険させていないな、と反省することが多いのだ。
家の中ではお手伝いはしてるけど、僕が子どもの頃は自転車に乗ってどんどんお使いにも行っていた。
子どもだけでバスに乗って祖母の家にも行っていた。
長い休みのときは一人で電車に乗って、東京や鹿児島の親戚の家にも行っていた。

あまりいろんなことを恐れすぎずに、
あまりいろんなことに忙殺されずに、
もう少し子どもと向き合ってみようと思ったのだった。














このブログでも何度か触れてきたがうちの周りは田んぼがいっぱいあって、
この時期、カエルがわんさかいて、
そのかわいらしい姿に子ども達の大の人気者なのである。

昨年のクリスマスは“テブケロ”という、手足が長くて手にてぶくろをしているカエルのキャラクターの
ぬいぐるみを4人全員が欲しがって、色違いで買ってやったりもしたのだった。

そんなカエル達を世界中から集めた「世界のカエル展」が開かれるということで、
小学生二人が学校で貰って来たさいたま水族館のチラシを冷蔵庫に2枚貼り付けていた。

本当だったら夏らしい暑い夏になっている時期だから、海にでも連れて行ってやりたかったのだが、
どうもぱっとしない天気が続き、そればかりか台風が来ているというので海はやめておいて
「世界のカエル展」に連れていくことにした。
だから今日は保育園と学童はお休みにした。

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さいたま水族館は海のない埼玉県に立地するにふさわしく、
川の生きものの展示に特化した小さな水族館だ。
何が素晴らしいかというと、広大な敷地に人工的ながら自然の渓流を模した池がつくってあったり、
広大な沼地を囲んで公園として整備していて、その沼地のボート探検なども用意されている。
つまり魚の展示を見るだけではなくて、水辺の自然に触れながらゆっくり楽しめるようになっているのだ。
展示自体はあっというまに見終えてしまうけど、お弁当など持って行って一日楽しめる。

子どもたちは日頃みなれないカエルや魚たちにキャーキャーいいながらどんどん進んで行き、
案の定、すぐに一周してしまったのだが、またお気に入りの生物のところに戻ったり
巨大水槽やガラスのトンネルなどなくても大興奮なのだった。

そして外に出るとチラシに付いていた“エサの交換券”で魚のエサをゲットして
大きな鯉たちに手を噛まれながら鯉たちの人気者になっていた。
家人も「鯉の頭をなでたのはなじめてだ」などと言いながら結構楽しんでいた。
ほんと、これが鯉かというくらいデカイやつがたくさんいたのだ。

そしていくつもに分かれた池や川を回っていくと、鯉だけでなくいろんな魚が放たれていて、
大きなナマズやサメなんかも優雅に泳いでいるのだった。
淡水魚のサメもいるんだなあ、というのもちょっとした驚きではある。
何という魚かは分からないけど、子どもたちが「あの子にあげよう」と言ってエサを投げたのに、
サーッと来てかっさらっていくものすごくすばしっこい奴もいて、
なるほど、自然界でも虫などが間違って落っこちたらああなるんだな、と思い知らされたりもしたのだった。

イメージ 2

そんなわけで短い時間ではあったがちょっとした夏休み気分を味わった一日だった。

もう上の子も5年生で、一緒に遊べるのも今のうちかなとも思うし、
この夏は何日か仕事を休みにして遊びに行かなけりゃな、とも実感した一日でもあった。




 


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