会長うたかた記

日々の子育てを楽しく、日々の生活を快適に

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会津へ その1

夏休み始まってすぐの連休、皆さんはどうお過ごしだっただろうか。

日月曜の二日間はマクロビオティックのイベントに参加。
「クシマクロビオティック IN AIZU」というイベントで、
健康を考える会の小野さん主催になるものだ。
お金のない折でもあり、夏休みで子どもも在宅する連休でもあり、
なかなか厳しい状況ではあったのだが、小野さんから「是非に」とお誘いいただいたことで、
無理に無理を重ねて参加を決めた。
実際問題として、この手のイベントなり学習会なりにはいくらでも参加して学びたい気持ちだが、
体は一つ、やりたいことはたくさん、というなかでギリギリの取捨選択をしていかなければならない。

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往復は「臨時特急 あいづ」のチケットを取る。
国鉄時代の特急型車両を改装して使っているせいか鉄道ファンの熱い視線が時折あびせられる。
沿道でカメラを構える姿も。

僕も旅好きの一人として鉄道の旅にロマンを感じる。
詳しい型番まではフォローしていないが、国鉄時代は車両が美しくデザインされ、
塗色にも品格があった。特急色といわれるクリームに朱色、電車寝台特急はクリームにネイビー、
近郊電車はミカンとお茶の湘南色、海と砂浜の横須賀色、
修学旅行専用車はオレンジがかったクリームと黄色がかったオレンジのツートンで、いかにも楽しげだった。
国鉄民営化以降、車両のデザインも塗色も統一感がなくなり、
今も国鉄時代の車両を追っかけているファンがいるというのも頷ける。

臨時特急というのにそれほどの混雑はなく、悠々一人でふた席を独占する。
車窓からの景色を眺めたり写真を撮ったり本を読んだり居眠りしたり、3時間はあっという間だ。
いのちの洗濯という言葉があるが、僕にとってはこういう時間は至福の時である。
郡山まで東北本線を走り、郡山から大きく内陸にそれて磐越西線を登っていく。
雄大な山々があらわれ、車窓からの眺めが一変する。

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オルゴールが流れ車内放送が始まる。
と、記憶が一気に少年の頃にタイムトリップする。
生活の中で列車に乗る機会は少なかったが、たまに乗る列車では車内放送の前に必ずオルゴールが流れた。
今でも2種類のオルゴールの音色が記憶の中にあり、それとこのたびのは違ったのだが、
そのオルゴールのことなんかすっかり忘れていたのだ。
音色とともに、ゆっくりした山口線のジーゼルカーのことや、たまに乗った山陽本線の電車の速かったことなど
いっしょくたに思い出したのだ。

う〜ん、詳しいことはわからないけど、国鉄時代の車両には放送設備にオルゴールを鳴らす機能が
装備されていたのだろうか。今の車掌には義務付けられていないのかもしれない。
少なくとも、電車の中でオルゴールを聞く機会はないし、
郡山を過ぎるまでの車内放送ではオルゴールは流れなかった。
郡山で車掌が交代したのだろう。

でも、放送の前のほんの数秒、オルゴールを鳴らすなんて素敵だし、いい時代だったんだなあと思う。

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放送の用件の一つは磐梯町観光協会の方がパンフレットとうちわと絵葉書をプレゼントしてくれるということで、
間もなくはっぴを着た男女が笑顔で回ってきた。
こういう趣向、なによりの歓待だと思う。
実は出かけるまでもいろいろと忙しくて、ガイドブック一つ持ってこなかった。
パンフレットをめくり女性の杜氏が酒を造ってる蔵元や岩塩が採れる記事など拾い読みして、
「明日はどこに行こうかな」などと思いをはせた。
チェックアウト後、特急までの時間がかなりあるので、会津若松の街を放浪しようと考えていた。

パンフレットもみたいし車窓からの景色も素晴らしいしで、
忙しい思いをした。途中、駅でもない何とか信号所というところで停まって、
上り列車をやり過ごした。ははあ、磐越西線は単線なのか。
こんなちょっとしたことも旅の醍醐味。停まっている間も空の色の青い事。

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間もなく目的の猪苗代に到着した。
ホテルからの迎えを待ちながらあたりをうろついたり写真を撮ったりした。

イベントの内容はまた明日。



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世の中にはじゅう何連休という人もいるらしいが、
相変わらずのヒマなし生活である。

とはいえせっかくのゴールデンウィーク、何もなしではつまらない。
高速道路のETC割引も始まったことだし、ナントカ給付金も出るらしいし、
お金を使わない日帰り旅行くらいは楽しめそうである。
というか、この2年間はこのメリットを最大限に生かして楽しんでやろうと思っている。

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昨日は久々に日曜休みだったのだがあいにく朝から町内の神社の掃除。
朝8時からというので8時に神社に行くと「もう終わったよ」と近所の人に言われ、
ああやっぱりな、と思って帰ってきた。
いつも30分くらい早いのだ、この周りの人々は。
越してきて3〜4年たつが、いまだに呼吸がつかめないでいる。
が、まあ悪びれることはない。
こちらは4人も子どもを育てて地域を明るくするのに貢献しているのだから。と。

帰ってきてコーヒーを飲んでくつろいで、それからなんやかんやと雑用を済まし、
行こうか行くまいか迷っていた温泉ドライブに行くことにした。
どうして迷っていたかといえば、高速料金は安くとも出かければ多少は出費をすることになるし、
いろんな種類の膨大なやるべきことの実行が遅れてしまうからであるが、
他方、子どもたちと休みが過ごせる日もそうそうあるわけでなし。

第一の目的地、群馬県の尻焼温泉。
川のなかにわき出る湯として知られる。
もう何年も前、子どもが生まれるはるか前に訪ねたことがあったが、
そのときは水温が低くて入れなかったし、
夜中に行ったのですぐそばの小屋掛けの湯には気付かなかった。
昨日も水温は低かったが、なるほど、川の底からブクブクと湧き出る付近に近寄ると暖かい。
水温の高い日なら尻が焼けるほどのブクブクなのだろうか。

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それから近くの有料温泉施設へ。
ここは療養がメインで外来入浴はオマケ程度といった風情。浴槽も小さい。が、
何しろ川の中と違って髪を洗えるのはありがたい。

ここで一番驚いたのは、中学生くらいの少年から思わぬ親切を受けたことだ。
湯船から出るとちょうど少年も体を洗い終えた所。
きちんと挨拶をして「どうぞ、こちらをお使いください」と、洗い場を空けてくれた。

こういうのって、できないんじゃないか。特に中学生くらいの多感な年ごろには。
よほど地域で徹底されているのか、それともこの少年の信念によるものなのか。
実は川越の次世代育成支援対策地域協議会では、今年が「川越子育てプラン」の前期5年の
最終年にあたり、昨年度より後期5年プランの策定準備を始めている。
この中で何とか子どもたちの本音も聞きだしてプラン作成の参考にしたいと、
(つまり通り一遍のアンケートや親向けのニーズ調査ではない方法で)
委員で頭をひねって出てきたのが夏休みの課題。作文と絵画で未来の川越を描いてもらうことにした。
これは昨年の夏休みにすでに実施済みなのだが、僕は地域協議会からの代表として、
作文の選考委員に立候補したのであった。

このなかで結構出てきたのがこの「あいさつ」だ。あいさつのあふれる街にしたいという。
ただ、こういうのって、読んでてあまりリアリティを感じないのだ。
学校にありがちな標語の受け売りというか。
その証拠に、小学校の通学時間帯の立哨当番に立っても子どもたちからはなかなか挨拶が返ってこない。
ほとんど無視かけだるそうな重い声。
「おいおい朝っぱらから大丈夫かよ」と思ってしまう。

仮にこのお風呂場の少年が地域の掛け声であいさつを励行しているとしよう。
これには「小さな村だから出来ることだ」との声が聞こえてきそうだ。
では中核市となった川越では出来ないのだろうか。
確かに難しいだろうな。なんでって、こういうのって「はずかしの連鎖」みたいなところがあって、
大人数だとなぜか恥ずかしさが先行してそれがスタンダードになってしまうと、
やりたいと思っている人まで躊躇してしまうところがある。

けど、できないわけではないだろう。川越市全域で挨拶しまくるというよりも、
住んでる地域の中であいさつをしようというのがそもそもの趣旨だろう。
僕たちが住んでる地域とかの村とでそれほど人口差があるわけではないだろう。
余録だが、旧市街に住んでいる人たちは観光に来たお客さんたちに挨拶してくれれば、
「15分では見られない川越もあるが、3秒でわかる川越もある」ということにもなるかもしれない。

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あとはお決まりの草津温泉。温泉はタダだし、夜の湯畑は幻想的だからね。
ただし昨夜はずいぶんと寒くて、ここ数日の川越の天候からは想像もできないものだったが。
こういうことも子どもたちには楽しい経験になるだろう。

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ときがわにて思う

気持のよい秋の連休、皆さんはいかがお過ごしだろうか。

今日は久々にときがわまで足を伸ばした。
出産あり、保育運動あり、行事ありとなんだかんだ忙しく、
子どもたちにも我慢を強いてきたということもあり、
自分も気晴らしをしたくもあり、
「まな板を買いに行く」という大義名分を作って子ども3人を連れて出かけた。
むろん、家人と赤ん坊はまだ留守番である。

イメージ 1

ときがわという所は、平成の大合併で都幾川村と玉川村が合併してできた町だ。
詳しくはわからないが山裾の街らしい、林業や材木関係の産業が盛んな所だ。
いわゆる製材所のようなところから洒落た家具を作るギャラリーまで
大小さまざまな会社が点在する。おいそれとお邪魔するのははばかられるが、
町の産直所にちょっとばかり木工製品も販売されており、そこにジャストな
まな板が売られているのである。
ここのところまな板を酷使しているのであるが、まな板を濡らしているときに
乾いたまな板を使いたい時があり、それで購入を決意した次第である。
(そんな大げさな決意は不要であるが)

産直所ではたくさんの野菜、果物、加工食品も売られている。
大半は近隣でとれたり加工されたりしたものであるが、
中には長野のリンゴとかフィリピンのバナナとか、
ときがわとは無関係なものも売られていたりする。
が、おおむね安い。産直野菜などはほとんど中間マージンなしの価格であろうし、
中間過程が省かれている分、新鮮でもあろうと思う。
しかも、あまり市場では見かけないような野菜・果物も並んでいたりする。
たまたま、農家の庭先にできたものとか、特殊な納品先に出荷する物のおこぼれだとか、
そういうものかもしれない。それもまた楽しい。

ただ残念なのは、産直品だからといって必ずしも安心・安全なものとは言えないことである。
つまり、農薬を使わなかったりオーガニックな作り方をされたりしたわけではなく、
いわばサープラスであるにすぎない。
「せっかく作るんだからもっといいもの作ろうよ」と心の中では叫びつつ、
少しずつ、他の方面から働きかけをしているところではあるが。

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ときがわには「はなぞの保育園」という保育園がある。
園長先生はとても心の温かい、志をもった方だ。
園舎は木材をふんだんに使い、入口まで山裾を上り詰める長い階段が印象的なロケーションだ。
2年前の合研準備に際してお邪魔させていただき、お話をさせていただいた。
そのご縁で園舎で催された菅野美穂さんのミニコンサートにもお招きいただいた。
菅野さんは川越在住の音楽家(サックスプレイヤー)で、子ども向けの活動を始めたばかりとか
聞いたように記憶している。大人にとっても、心の渇きをうるおしてくれるようなその演奏は、
機会があれば川越でもと思いつつ、菅野さんにもずいぶんご無沙汰している。

園長先生とは、それほど長い時間、話をしたわけではない。それでも、
話の端々から伝わりくるお人柄や保育にかける静かな情熱みたいなものに、
僕としても通じるものを感じとてもうれしかった。人間ってそういうものではないか。
自分のできることには限りがあるが、それぞれがそれぞれの持ち場で頑張っている。
それを確認できた時に、一つまた一つ、輪っかがつながっていくように感じるのである。
合研の準備は、その輪っかを延々とつなげる作業だったように実感できる体験だったが、
その作業というのは、考えてみればまだ続いているのだな。

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産直所で野菜やお弁当を買い、ベンチで子どもたちと食べ、
すぐ近くの温泉施設に向かった。
川のそばの静かな所に、古民家を改装して休憩所が設けられ、
付随して入浴施設が設けられている。古民家から入浴施設に向かう外廊下には
足湯が併設され、山の緑でも眺めながらゆったり時間を過ごせる。
どこも木材を惜しみなく用い、清潔で気持のよい施設に仕上がっている。
周囲の広場や庭先にもテーブルやベンチが置かれてゆっくり休めるようになっているのだが、
その広すぎず狭すぎずの空間感覚が絶妙なのである。

温泉はそれほど広くはないが、掃除も行き届き何しろ気持ちがいい。
露天風呂につかり山を眺めながらあれこれ思案する。
給食セミナーの件で、また園長先生に電話をかけてみようかな。
この大自然も温泉文化も人とのつながりも、自分にとってはかけがえのない財産である。
しがない日々の暮らしではあるが、心だけは豊かに保っていられるのも、
こういう財産を蓄えていられるからだろうと思う。


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休日の一日

157−123=34。
あれっ?おかしいな。
34−25=9。
そう、行きつけのスタンドは一夜にして約9円値上がりしたということだ。
しかも新たにタンクローリーが到着したとも思えないのだが・・・。
じつはこんなに上がるとは思っていなかったから、かなりビックリした。

まあいい。ここの場合、4月1日より、つまり新たに仕入れする前から値下げしていた。
その分、5月1日より、新たに仕入れする前に値段を変えるというのも一つのやり方として
認められてよいのではないかと思う。
しかし、9円の値上げはどういう訳か?
新聞報道では多くのスタンドで、4月中客は増えたが収益が上がらなかったということだ。
その分を回収しようということか。

二日後、表示価格は155円に下がった。周囲の店に合わせたということだろう。
が、しばらくするともう少し下がるのではないかと考えている。
さすがに155円は辛い。そう思うのは僕だけではないだろう。
4月30日に満タンにして時を待っている人は少なくないはずだ。
スタンドのほうは運転資金が定期的に入らないと辛いから、あまりにも客が入らなければ
値下げして当座の資金を得るほかないのだ。
客と経営者の根較べ。せんない話である。

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さて、ゴールデンウィークである。
カネもなければヒマもない。さりとて子どもたちだって家に缶詰じゃ・・・。
天気をみはからって5月4日のみ、子どもたちと遊びに行くことにした。
結果として天気はあまり芳しくなかったが、最近は天気予報もあてにならない。
ガソリンを使いたくないからということもありつつ、渋滞にはまるのも心地よくないので
電車にする。3日の夜に構想を練り、あとは出たとこ勝負でなんとかする。

4日はゆっくり目に起き電車で都心に向かう。行き先は月島だ。
最近、NHKの朝ドラ「瞳」で脚光を浴びている。
実は産まれてこの方「もんじゃ」というものを食べたことがなかったので、
思い切って食べに行くことにしたのだ。これまでは「お好み焼き」派であって、
似て非なる「もんじゃ」に対してなんとなくこだわりがあったのである。
いや、周囲に「もんじゃ」を食べさせる店がなかったというのが最大の要因であるが。

地下鉄を降りて「もんじゃストリート」を歩き、適当な店にはいる。
はっきりいってお値段は高め。(に感じた。)
2人分で一つくらいの勘定であるが、一人半分ではすこし寂しい感じだ。
「もんじゃ」といえば大衆的なグルメの横綱ではないのか。基本は粉と水とキャベツ、
と考えるともうすこし勉強してもらいたい気がする。
味も「う〜ん。」やっぱり下調べをした方がいいのかもしれないし、
もう少し脇道にそれた大衆的な?店を選んだほうがよかったかな、とおもいつつ。

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少し歩いてあえて都バスにのる。かちどき橋を渡り歌舞伎座を眺め、銀座のど真ん中を通って
新橋駅である。山手線で新宿、そこから京王線で調布に向かい、さらにバスに乗り換える。
カミさんの意向もくみ神代植物園でバラでも見ることにしたのだが、
ちょっと時期が悪かったな。丁度つつじや牡丹、藤が終わり、バラにはあと2週間というところ。
たしかに緑はきれいだったが花は圧倒的に少なかった。
不幸中の幸いというべきか、たまたま「みどりの日」ということで入園料が無料で開放されていた。
決して暖かい日とはいえなかったが気持ちよさそうに昼寝をしている人なども散見されたものの、
残念ながらほどなく霧雨の空模様となった。

不完全燃焼だった「もんじゃ」のかたきをとる意味もあり深大寺そばを喰らうことにする。
「十割蕎麦」をたのんだが、これが「もんじゃ」とほぼ同じ値段。
「う〜ん」とまた考えこんでしまう。小麦粉と蕎麦の価格差、そして自家製粉して「つなぎ」を使わず
蕎麦を打つ。他方、「もんじゃ」は板場は切って混ぜるだけ。焼くのは客だ・・・。
まあ、こういうことはあまり深く考えてはいけないのだろう。
世の中はこういう仕組みだと納得しなければいけない。

肝心の蕎麦はちょっとつゆが甘めだった。せっかくの蕎麦が・・・。

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さらにバスで吉祥寺へ。JRに乗り継ぐためだ。
吉祥寺も古着屋や古本屋や中古レコード屋(今はなんというのだろう?中古CD屋?)など、
僕のような者にはこのうえなく魅力的な街だが、家族そろってゾロゾロという方面でもない。
今日はあきらめて中野に向かう。
というのも、前日に構想を練っているときに突然「中野ブロードウェイ」に行ってみたくなったのだ。
最後に訪れたのが上の子が生まれる前だから7〜8年も前になろうか。
あの、アジアンな、昭和な一角でひととき宝探しをするというのは大人でなくても楽しいはずだ。

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久しぶりに訪れて思った。
「ああ、ここはビーナスフォートだったのだな、以前は。」
多分、開業当時はそんな勢いだったのではないか。
今は以前にも増してテナントが入れ替わり、サブカルチャー然としていた。
トイレだけが新装開店しているが建物の骨格は以前のままだ。
しかし、この勢いでテナントが入れ替わると少しばかり足を向けづらくなるかもしれないな。
とも思ったが、この渾然一体ぶりがそうそう解消されることもないだろう。

地方の街を歩くのも楽しいが、こういう東京にぽっかり残った一角を歩くのも楽しいものだ。
当分の間、ガソリンを使わないで遊んでみようか。

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