会長うたかた記

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アルバイトの思い出

この間、夜にバイトを始めて若干ブログの更新がしづらくなっている。
収入の減少に反比例して出費はかさんでいくので、多少なりとも工夫をしないと、
生活も大変だし、子ども達の教育費も工面できない。
そう思って数カ月、仕事を探して来たのだが、まあ、厳しい。
たいして難しくない仕事でもボトボト落とされる。
基本的に求職者が多いうえ、年齢でまずビハインドがある。
電話をしただけで「30歳まででお願いしてますんで」と言われたところもあった。
僕のように歳をくっていて、いかにも文句など言いそうな顔をした人間は
使いづらそうで敬遠されるのではないかと、いぶかりもした。

飲食関係も、経験者優先のところは飲食店勤務という点で経験不足であり、
チェーン店のようなところは調理も簡単なので若くて使いやすい人が好まれるのかもしれない。
タイミングの問題もあると思うが、今回は断念した。
今後、勉強すべき時になれば、無給でもいいから都内のしかるべきところに修業に行くとしよう。

そんなわけでちょうどブログを更新するようなゴールデンタイムに週何回か働くことになった。
今後は更新のタイミングを工夫しないといけないかもしれないな。

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アルバイトといえば学生時代も貧乏で、ずいぶんといろんな仕事をしたものだ。
特に安定した仕事につくまでの大学1年の終わりごろまでは頻繁に、授業の合間を縫って
(というか授業もそこそこに)日雇い的に働いていた。背に腹は代えられない。

西武新宿線の下落合に“学徒援護会”というところがあって、アルバイトの紹介をやっていた。
そこが今考えるとやり方がずいぶん時代がかっていて、紹介を受けるには自己情報の登録をして
写真を貼ったカードを発行してもらう。
そして黒板に書き出された各種の仕事情報(仕事内容と日給と就業場所と募集人数が書いてあったと思う)
のなかから「これは」と思ったものを見つけて、該当番号のポストに自分のカードを入れるのだ。
そして締め切り時間が来ると応募者多数の場合、抽選が行われて呼び出しを受け、詳細を伝えられる。
仕事にありつくまで、それを繰り返す。

あれは週末だけだったのかな、もうはっきりとは覚えていないけど、“ガクト”までの電車代と、
仕事を得てから就業場所までの電車代だけは確保しておかないと大変なので、何食か抜くこともあった。
そうして1日働くと、帰りがけにはバイト代が入るのだった。

あるときは、競輪場のイスの据え付けの仕事で、車のボンネットに置いてあった雇用主(工務店のオヤジさん)の上着が、瞬く間に目の前で丸焦げになったことがあった。太陽の熱でポケットに入れてあった100円ライターが発火したのだった(あれは笑ったな)。
またあるときは「家具の搬入」ということで現場に行くと、駅チカ工事の鉄材の搬入だったこともあった。
それからバイト代をもらう時、領収を書いておけというので領収書にサインをすると、
「おめえらピラピラさせるんじゃねえ」と怒鳴られ、「ああ、バイトなんて、所詮人間のクズなんだな」と
妙に心が冷たくなったこともあった。

そんなことで楽しいことも辛いことも大変なこともたくさんあったが、
たくさんの経験は間違いなく今の自分を作るのに役立っていると思えるのだ。



それにしても、その時から今まで、相変わらず貧乏だしやってることも大して変わらないし、
その頃の友人たちに会うと(みんな各界でけっこう出世している)、
「やあ、君はいつまでも変わんないね」と褒められそうである。






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ささやかな願い

「余暇」なんという甘美な言葉であろうか。
仕事が終わったらあとは自由時間で何をしてもいい。
自分の好きなことだけに時間を使っていい。
お勉強としてではなく、すきな分野の本を読む。
楽器を奏でる。
一人でお酒を飲みに行く。
他のことを考えずに、純粋にその時間を楽しむ。

そんな「余暇」から随分遠ざかっていた気がする。
いつも何か気にかけていないといけない。
いつもやるべきことが机の上の書類のように重なっていて、
たとえテレビを見ていてもどこかで罪悪感を感じている。

まあ、それでなくとも家族がいれば、ましてや子どもがいれば、
自分のための時間なんて贅沢すぎるだろう。
けれども本当は、労働のための時間がもっと少なくて、その分家事や雑用に回したとしても、
一日のうちいくらかは自分のための時間が取れるといい。

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そんな風に思ったのもいくつか理由がある。
久々にギターを取り出して同じ曲を何度も聴きながら練習していると、
そんなことに夢中になれた遠い日のことを思い出した。

それから民主党の代表選。
どちらの話を聞いても現実的に今が今以上によくなるような気がしない。
菅氏は「雇用、雇用」というけれど、今仕事を持っている人ですら非情なる苦境に立たされている人が少なくない。
その一方ではお金がたくさんあって、糸目を付けずに余暇を楽しんでいる人も少なからずいるのだろう。
どこをどうすればマシになるのか、わかりやすい設計図を見せてほしい。

昨夜は岩川君と練習しながらいろんなことを話した。
ギターのこと、音楽のこと、ホリスティック医療のこと、風水のこと…。
僕たちの願いはほんのささやかなものだけど、
それをかなえるのは今の世の中ではなかなか大変そうに思えるのだった。




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今日は久々に休みであって、仕事に行かなくて良かった分、蒸し暑い家の中で孤軍奮闘した。
僕が休みだとどうしても子どもたちもダラダラするようで、いつもならガミガミせかされながら
出発の準備をするところ、何かあっても僕にかばってもらえるかもしれないという甘えもあって
いつもなら出来ることが出来ないようだ。

その余波を食って、保育園と学童に送迎した後、茶碗を洗ったり洗濯物を干したり、
掃除をしたり、いろいろやってからでないと自分の仕事に取り掛かれない。
休みといっても家でやる仕事もあり、よくする会やなんかの仕事もあり、たまりにたまった雑用もありで、
のんびりと朝寝坊をしている訳にもいかないのだ。

なかでも洗濯物を干すのは厄介で、ハンガー(ピンチ)の修理をしながらの作業となる。
洗濯物をはずす時が手荒なのか、ハンガーを開けるときが手荒なのかわからないが、
修理をしても修理をしても、所々ピンチが外れている。そうすると洗濯物を干すのに思ったような
フォーメーションが取れない。
そればかりか、放っておくとピンチが減る一方で役に立たなくなる。

僕が干したり外したりするときはピンチが取れたりしないので多少苦言を呈すると
「忙しくてそんなことにかまっていられない」と言われるに決まっているので黙々とやることにしている。
それにしてもこの手の商品はひと工夫もふた工夫も改善の余地ありだと思う。
メーカー側もコストとの戦いかもしれないが。

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そのほか、生活の中では工夫が足りないような商品が多すぎる。
こういうのって、もしかしたら商売のチャンスなのかもしれないし、
そうではなくて、重々わかっていながらコスト面で折り合いがつかないのかもしれない。
それにしても人にやさしくないものって何とかならないかと思う。

たとえば吐き出し窓の網戸。
アパートやマンションでもベランダの出入り口となっていることが多いだろう。
その網戸には(少なくとも普及版には)取っ手の一つもついていない。
それで内から外に出る時は“さん”に手を掛けられるからいいのだが、
いざ外から中に入ろうとするととっかかりが何もないではないか。
ほんの1ミリでも窪みを作っておいてくれたらどんなに便利だろうと思う。

ついでに言えばサッシの雨戸だ。
何が悪いのかわからないが、ちょっと間違うと指を挟んでしまって「これでもか」というほど痛い思いをする。
これは要するに、雨戸というのは内側から開閉するものなのに、現実的にはそれに適した構造をしていないのだと思う。

今日の憎まれ口はこれでやめておこう。
それにしても、気持ちがいいのは一日の終わりの風呂だな。
体の表面から汗を拭い去って初めて心の平穏が訪れるのだ。
おまけに今日は夕方からひどく降ったから多少は気温も下がるだろう。

さあ、今日も何か見て寝るとするか。






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ホンカン来たる

つい先日のことであるが、夕方、家のチャイムが鳴って、
ドアを開けると警察官が立っていた。
用向きは近所のおばあちゃんの件。
かくしゃくとした方だが、この頃時々、近所を訪問しては何か尋ねている。
それで誰かが警察を呼んだようなのだ。

うちにもおばあちゃんが訪ねてきたか、どんな様子だったか聞きたいという。
別に、特にどうということもない。
少なくとも、警察沙汰にするようなことは何もなかった。
なぜ制服の警察官がやってきて、おばあちゃんを暖かく保護するのならまだしも、
事件らしく振舞うのか、そちらのほうが不思議であった。

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そればかりか、僕の名前と住所と年齢と生年月日を教えてほしいという。
年齢まではまだしも、生年月日がなぜ必要なのか。相当な個人情報ではないか。
警察官に尋ねた。

今日、出動した件について報告書を作らねばならず、その報告書に記載欄があるという。
そんなことでは納得できないので、重ねてなぜ必要なのか尋ねた。
「いや、強制ではありませんからいいです。」
みだりに個人情報を集めようとすること、報告書ありきの出動になっていそうなこと、
非常に不満であった。

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そもそも、近所の誰かが警察に連絡したことも、気持ちは分からなくはないがちょっとさびしい。
地域にはいろんな人がいる。夫婦げんかで騒々しい家もあれば、犬が鳴く家もあろう。
うちだって子どもたちの喧嘩や家人のどなり声など、相当に近所迷惑に違いない。
屈強な大男ならいざ知らず、おばあちゃんが訪ねて来たくらいで警察か。
ご近所同士のコミュニケーション、地域の自治能力の低下には言葉がない。

とはいえ、うちもそのおばあちゃんのためにできることがあればしてあげたいが、
なかなかそうもいかないのが現実である。
昔風の大家族で縁がわなどあり、常時だれかがいるような生活なら、
おばあちゃんの家族が帰ってくるまで、上がって遊んで行ってもらえばよいのだろうが、
核家族の狭い我が家ではとてもそうはいかない。

どんなものだろう、こういうことは今後、増えることはあれ減ることはないように思える。
高齢化社会が進むというのはなかなか現実感を持って想像することは難しいが、
たとえば僕たちの頃は5クラスも6クラスもあった小学校が1クラス、2クラスになっているではないか。
人口が急激に増減するのではないとすれば、確実に高齢者が増える計算である。
そして元気でかくしゃくとした人が大半だろうから、
「お年寄り」と十羽ひとからげにしてどこかに閉じ込めるわけにもいかないのである。

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日頃、子どもの問題に取り組んでいる僕ではあるが、
社会の高齢化の問題も避けて通れないな、と、この時ばかりは痛感させられたのである。

もっとも、問題共通の解決のベクトルとして、地域社会の再構築が一つのカギになろうことは
この間ずっと感じてきていることである。






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新年早々、手痛い出費

こともあろうに洗濯機が壊れた。
水をためようにもたまらない。
家人の話によると、少し前から反転したときに回らない(同一回転方向のみ回り、反転して止まっている)
という症状が出ていたらしい。どうやらメカニカルな故障というよりは制御系がいかれたようだ。

最近は修理をするよりも買ったほうが安い、ということも珍しくないうえ、
そもそも家電製品の修理のルートが単一になっている。
つまり、機器の複雑化やコンピュータ制御化という背景もあるのだろうが、
町の電気屋さんが修理屋も兼ねる、というような形態が廃れ、
家電量販店で安く購入して修理もそこを経由してメーカーへ、ということになっている。
したがって修理代金もさることながら持ち込みの手間や送料が修理へのハードルを高くしている。

壊れた洗濯機も、もし修理できるなら修理して使うというのが経済的にも地球環境的にも、
僕のライフスタイルに合っているのだが、なにしろもう随分古いもので、
思えば独身時代、住んでいたマンションのごみ置き場に捨てられていたものを拾ったものなのだ。
マンションといっても独身者ばかりのワンルームだったから、
卒業か何かで転居していく際には平気で物を捨てていくようなところであった。
また時代もバブル全盛期で、「もったいない」という言葉が死語になっていたのでもある。
僕は丁度、使っていた二層式のどっちか(つまり洗濯側か脱水側か)が壊れていたので、
喜んで拾って4階まで担ぎあげ、試しに使ったら難なく動いたからありがたくいただいたのだった。

というわけで、もう15年くらいは使ったのではないかと思われ、
仮に修理に出しても「部品がない」などと言われて無駄な出費と労力を強いられるのが関の山だろうから、
やむなく新品を購入することにしたのだった。
当然のことながら、程度のいいものがまた落ちているのならそれを拾って使ってもいいのだが、
昨今は家電リサイクル法だとかで捨てることが禁じられているのだろう。
また、仮に捨ててあったとしても、早朝、ゴミ置き場をトラックで回ってめぼしいものを拾っていく人が、
早々に回収するに違いないのである。

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金曜日に注文し、本日到着。リサイクル料を払って古い洗濯機は引き取ってもらう。
ほとんど洗濯機なんて興味がないし、テレビコマーシャルなども見ないから知らなかったが、
最近の洗濯機は大きく分けると3つ位に分類できそうだ。
一つはシンプルな機能に乾燥モードがついたもの。この乾燥モードは風を当てるだけのようだ。
二つ目は同じく乾燥モードが付いているが、これが温風であるもの。これだと時間はかかるがそれなにに乾燥するらしい。
三つ目は斜めドラムに乾燥機付きなど、高機能の高級機種だ。

まあ、三つ目は論外として、いざという時に乾燥できるのはありがたい。
ということで二つ目の分類にも食指は動いたが、なにしろ乾燥にえらく時間がかかるらしいのと、
金額的に一つ目の分類の二倍程度の価格帯になってしまう。
それなら安いものにして、乾燥が必要な時はこれまで通り、コインランドリーを利用すればよかろう。
なにしろ、ただでさえ切りつめて暮らしているのに、急な出費は大いに困る。

そんな計算をして、電気屋で安く売り出しているものを選択した。
大きさは7キロ。これまでより少し大きくなり、洗濯の回数を幾分減らすことができるかもしれない。
というか、たくさんの洗濯物を無理やり詰め込んでのへヴィーローテーションを、
多少なりとも軽減できるかもしれない。

考えてみるに、今の生活の中でなくなると困る家電製品のトップバッターが洗濯機だろうな。
パソコンも困るが、まあ、ないならないなりに暮らせないこともないだろう。
しかし、共稼ぎの子だくさん家庭に、洗濯板での洗濯はさすがに厳しい。
壊れた洗濯機に感謝しつつお別れをして、新しい洗濯機を迎え入れたのである。




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