会長うたかた記

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よくする会(川越保育をよくする会)の一大イベントである文化行事が終わった。
今年は人形劇団クラルテの「カマキリと月」「ずんぐりイモムシの夢」の公演。
二つでちょうど1時間くらいのお話だ。

結論からいうと久々に感動した。
本当にシンプルなお話、シンプルな舞台、二人だけの舞台。
物語としては先の展開が予測できるような単純なお話だ。
それで大人がこれだけ感動するというのは何なのだろう。

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何をおいても「希望」があった。
どちらのお話もハッピーエンドではあった。
が、それで完結するのではない。
何かこれから先を期待できるような感覚が、
心の中にもたらされたのだ。

その期待というのは物語の主人公に関してではない。
観ている自分に関して、である。
あとになって冷静に考えてみてそう思えるのだ。

子どもたちののめりこみ様もすごかった。
舞台からの問いかけへの応答はもちろんのこと、
主人公であるカマキリやイモムシへの声援があちらこちらから聞こえた。

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(ありがとうございました!とプレゼントの贈呈)

実は終了後のアンケートの中には「声が聞き取りづらかった」
というような意見もあった。
それは僕もそう思った。僕は一番後ろの席に座っていたから尚更だ。

しかし、結果としてはそれは二の次三の次のことであるように思う。
つまりマイクを通して大きな声で聴かせることも簡単に出来るだろう。
しかし、今日の舞台と、マイクを通していたと仮定しての舞台とで、
受ける感動にいささかの違いもないだろうと思えるのだ。

大人は物理的な「聴こえない」ことが障害になったかもしれない。
しかし受け取る「心」の問題としては、聴こえたか聴こえなかったは
あまり問題ではなかったということで、
そういうパフォーマンスが出来る人もいるということだ。

尤も主催者の代表としては、聴こえなかったというのは申し訳なかったなあと思うし、
今後に生かしていかなければならないな、とも思う。

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(終了後の送り出し。子どもたちも興味津々、大喜び)

公演終了後、短い時間ではあったが、クラルテのお二人と事務局メンバーとで懇談を持った。
もう30年も、このおふたりのペアで公演を続けていらっしゃるとのことであった。
日本全国、時には海外公演も含め。

ずっと子どもたちと接し、子どもたちにメッセージを送り続けてこられたお二人、
ある意味、僕たちの大先輩である。

今の子どもたちの状況、社会の状況、それを踏まえて何を訴えていくか、どう接していくか、
本当に心が通じ合い、気持ちのよい時間であった。






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「んふんふ」の恐怖

いよいよ明日から小学校も再開だ。
学習指導要領が変わったからか、次女も三女もあまり宿題がないようだ。

毎年あった、あの縄跳びの宿題がないのにはせいせいする。
どう跳んでいいかわからないようなトリッキーな何通りもの跳び方を、
毎日、跳べた回数を数えなければならないのだ。

「こんなのは適当にデッチあげとけ!」
と、言ったとか言わなかったとか…。

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僕がいない昼間に子どもたちが何をしているか、
それは残された作品からなんとなく垣間見ることができる。

これは書き初めだろうか。
「んふんふ」というのはキャラクターの「なめこ栽培キット」の、なめこの言語だ。
こいつは探偵のくせに「んふんふ」としかしゃべれないらしい。
うちでは次女が特にはまっているのだ。

これを筆で墨書するというのは子どもらしい面白い発想だ。
しかし、自分のオリジナルで言葉の最後に「んふ」を入れ込むのには閉口している。
「明日から冬休みんふ」
「今日のごはんはなにんふか?」
といった具合だ。

日本語にあまりない「ん」から始まる言葉を巧みに織り込んで使いこなしている点は評価するが、
疲れている時にこれをやられるとイライラするので
「うざいからやめてくれ」
と言うことにしている。







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年が明けて今日から保育園は通常保育だ。
うちの四女は上の三人が家にいるのであすまではお休みとし、
あさってから当園の予定だ。

そんな年明けまもない今日であるが、
よくする会(川越保育をよくする会)では早速事務局会議を開催した。
主には2週間後に迫った文化行事(人形劇団クラルテの人形劇)のための打ち合わせだ。

今年は例年にもまして申し込みが低調である。
ポスターがイマイチだったり申込み方がよくわからなかったりと、
いろいろと原因はあるだろうが、
なにしろ十分に浸透していないというのが一番大きいようだ。

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よくする会の文化行事がいつごろ、どういう趣旨で始まったのかは僕もわからない。
が、一流のアーチストの「生」のステージを間近に見ることができること、
親子で、あるいは先生も一緒に楽しめるというのは、こういう機会でもないと持ち難い。

しかも、子どもが小さいと会場が遠いとそれだけで行きづらいし、
なにより「会場で泣いたらどうしよう」という心配が大きな障害になる。
しかも、まともに都心の劇場に見に行くと入場料から電車代から結構な出費となってしまう。

文化行事当日は、よくする会だけのためのステージだ。
安いから一家で楽しめる。
卒園記念にクラスで誘い合って、というのもいいだろう。
下の子が小さくても、少々泣いてもお互い様だし、
いよいよの場合は泣き声がもれない部屋も用意されている。
だから気兼ねなく参加できるのだ。

今はメディアが多様化し、DVDも安くなっているし、
テレビの有料チャンネルもかなり普及している。
インターネットで娯楽も芸術も、いながらにして堪能できる時代ではある。

だからこそ「生」で、と僕などは思う。

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先日の牧先生の講演会でも「目に見えない力をつける」というお話があった。
お金も時間もかかるがとても大切なことだと。
絵本を読んだりお芝居を見たり、いろんな体験をすることで心が育つ。

川越の公立園では年中組、年長組は「森は生きている」や「エルマーの冒険」を見に行く。
これ自体、公共交通機関を乗り継いで、お弁当を持って、ということで、
子どもたちにとっては一大イベントとなっているはずだ。

今年はたまたま、この「森は生きている」の観劇会と日にちが接近してしまっている。
そんなこともあって、余計に申し込みが低調ということもあるのかもしれない。

だが、ひとつ見たからいいというものでもないし、
僕たちは僕たちのメッセージがあって取り組んでいることだ。

もし当日の予定が決まっていないという方がいらっしゃったら、
ぜひともご参加をお願いしたい。
詳しくは最新号のニュース「こそこその森」を。










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昨日は今年の手帳を買った。
ダイソーで105円。

毎年、高橋の同じものを使っていた。
しかし、毎日ほとんど同じ日々の繰り返しでスケジュールがぎっしりという生活でもない。
ただ、行事や会議の予定など該当する欄にメモできればいいのだ。
そういう意味では極端な話、手帳でなくても小さなカレンダーで構わないことになる。

だから思い切って安いものにした。
よくまあ、この値段で…とも思うし、景気や経済のためにはどうなのだろうと思わなくもない。
が、背に腹は変えられない。
子どもたちにお金がかかる分、自分のものはなるべく抑えて、
という生活モードになっている。

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一昨年からなんとなく、新年に一年の抱負を語っている。
しかし、そんなに語っても大したことはできないから、
今年は大きなことを言うのはやめておこうと思う。
が、やっぱり恒例なので簡単に昨年を振り返りながら
今年を展望してみよう。

結局、昨年一年でも一番大きく進んだのは音楽活動だった。
というか、一番進めたかったのがこれだったということもあるし、
今後も「表現活動」の中核をなすものと言っていいだろう。
僕としては全く大真面目にそういうつもりでいる。

それから、よくする会(川越保育をよくする会)の活動で言えば、
今年は最終仕上げの年、引き継ぎの年となってくる。
そして、よくする会の活動が自分の中で「市民活動」に位置づけられているとするなら、
よくする会とは別の活動にスイッチしていく一年になってくる。

とはいえ、その活動のメインテーマは「子育て」ではあるかもしれない。
保育園を卒園しても子育ては終わらない。
そして子育ては「まちづくり」であり市政のあり方であり、
健康問題であり環境問題であり食の問題であり、と、
あらゆる問題の土台でありうるからでもある。

ただこれは、「できるところから」というのが実際だろう。
サロンのような会合の中からやりたいこと、できることをやっていくほかはない。
よくする会のようにしっかりした組織や予算や活動実績があるわけではない。
一から手弁当で作り上げていく活動になる。

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その活動と一定並行しながら、あるいは一部重なり合う形で、
料理教室なども行っていければと思ってはいる。

この料理教室というのも、単に料理の技術を伝える場ではない。
料理をしながら、「生き方」を考える場であり、
自分の立ち位置を確認するような場であったりするのではないかと考えている。

それというのも、マクロビオティックというのは
料理の種類や調理法などではなく、生き方そのものではないかと思うからだ。
あるいは生きていく上での道しるべ、座標軸を自分の中に打ち立てる作業が、
マクロビオティックを学ぶ過程であるとも言えるかも知れない。

だから、自分自身も料理をしながら、伝えながら、
常に考え、学ぶということにもなる。

ただこの料理教室も結構ハードルが高い。
毎回必ず参加して勉強したいという人がいて、
その人と自分の予定を合わせることができ、
さらに会場を必ず借りられるという条件が全て必要だから、
なかなか、あれもこれもやりながら、というわけにはいかないのだ。

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というわけで、どこまでできるか、
意気込みほどにはできないことが既に見えていたりする。

それでも、時というのは漫然と過ごせば漫然と過ぎていくものだ。
そういうモードにハマりたくはないし、
歳をとったとはいえ、まだもうすこし欲ばりに生きてみたい気持ちでいる。



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新年の意気込みは…







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謹賀新年
今年もよろしくお願いします。

と、食を大切にする僕としては年明けは“おせち”からだ。
今年は時間もないこともあり、
毎年作っていて手順がわかるもの、時間のかからないもの
という基準で選んで作った。

百合根きんとん
市松昆布巻き
たたきごぼうのナッツ風味
金柑の甘煮
長寿黒豆
凍み豆腐のお煮しめ
花椎茸の揚げ煮
紅白なます
蓮根ボール串
コーフーの三色揚げ
車麩の生姜揚げ
紅白りんご羹

またお雑煮は、今日は
信田餅雑煮
を作った。

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毎年、おせち作りは楽になっていく。
自分がこなれてくるというのもあるが、
子どもたちが手伝えるようになってくるからだ。
子どもたちなりに恒例行事となって「ああ、あれか」
ということになると手が動くのが早い。

もちろん、子どもたちが手を加えると、
失敗作が増えたり、綺麗に形が整わなかったりということもある。
が、それ以上に一緒に作る楽しみ、
(といっても怒られながらだが、つまみ食いをしながら作るのは楽しいものだ)、
子どもたちが賢く、手先が器用になったりするメリットもあるから、
お客様に出すのではないうちのおせちとしてはこれが最高だと思っている。

だいたい、和食を後世にも伝えていこうというのであれば、
子どもたちとともに和食を食べ、
子どもたちとともにお料理をするのでなければならない。
そうでなければ「美術としての和食」は残るかもしれないが、
文化としての和食など残るものではない。

と、リクツを振り回して不細工なおせちの自己弁護をしてみたり…

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見かけはどうあれ、今年もまずまず美味しく出来た。
部分的に僕の監修不足で塩気が足りないなという料理もある。
塩気が足りないと、甘味も出ないし旨みも出ない。

また、料理というのはどうしても作っている時の状況や気分が出てしまう。
忙しい中で作ればどうしても“急いた”料理になってしまう。

例えば「凍み豆腐のお煮しめ」など、
しっかり凍らせてしっかり解凍してしっかり水抜きしないと、
豆腐の組織がうまい具合にスポンジ状にならない。
そうするとだしも上手く入っていかないし、
食感もイマイチということになってしまうのだ。
そもそも豆腐の選定からして、いいものをじっくり選ぶことができず、
スーパーで遺伝子組み換えでないもの、消泡剤の入っていないもの
程度の消去法でしか選べなかったので、大豆の量も少なかったのかもしれない。

そういうことではあるが、それはそれなりに、
「今年のおせちはこうだった」というまでだ。
「来年のはもうすこしじっくり取り組めるといいね」
と自分にいいきかせば済むことだ。

今年も努めて料理をしていこう。







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