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すぎむら清を理解してもらうため、ブログはじめました。活動内容を逐次アップしたいと思います。宜しくお願いします🙏
令和元年5月には九州屋久島での豪雨をはじめとし関東地域にも例年にない気象状況から豪雨そして急激な高温など住民にたいして過酷な環境となっています。昨年全国各地での水害は正に序章であり、これから更なる気象変化から水害発生のリスクは高まると思います。

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ハード面例えば堤防強化や砂防ダムなどの土砂崩れ対策や排水ポンプなどの対策は直ぐ改善は難しい。またソフト面の住民避難への周知施策なども遅々として進まないのが現状です。人は災害に見舞われ被災し始めて防災に目覚めるなと、過去の大災害(阪神大震災、東日本大震災、熊本地震など)に出動した経験と現地調査した実績から被災住民の方々の災害に会う前と後の防災に対する意識の違いが顕著に現れています。防災講和などするなかでどれだけ理解し実行してくれるのが何時も考えさせられます。その場では真剣に考えてくれる方々も多くいますが、どうしても時間が経つと人は忘れてしまいます。防災指導は諦めず繰り返し、また新しい防災情報あれば皆さんに提供していくことが私が出来る防災対策であると信じます。

特に密集地での建物火災では皆さんが考えているより火の手は早く一件の住宅から出火した場合は隣接する住宅に延焼してしまう。消防戦術としては単純に外壁4面の場合は消防車は4台必要でそれも同時に放水が必要である。実際の火災では道路が無かったり、隣接する住宅が邪魔したり、消火栓が離れているなど現場での障害は様々で、瞬時の判断が必要となる。

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いま函南町内での火災では初動で消防ポン
プ車2台しかなく、本来なら4台必要であるから2台不足となる。そこで現場では1台が放水、もう1台は消火栓につける。そこから相互の隊員が連携を開始するが、直近1台の消防ポンプ車から4本のホースを伸ばして建物を取り囲み放水する。これが消防チーム連携で、少ない隊員でも多くの放水を可能にする。この連携は勿論普段の訓練がないと過酷な現場では出来ないことですが一番大切なことは隊員同士の信頼関係が私の現場活動のなかで感じたことでした。仲間に命の危険から何度も助けてもらった経験がありましたし、私自身も仲間を助けました。そんなことを今思い出します。

令和元年5月8日大津市での衝突事故での弾みで園児2人が亡くなり13人が重軽傷となる痛ましい事故が発生しました。ただ事故車両に巻き込まれただけの交通事故で終わらせたくない思いがします。過去に似たような事故で救助活動をした経験があります。その時は軽トラックの運転手が電柱に挟まれ亡くなりました。

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まさに園児を轢いた軽ワゴンと同じ様に当たった衝撃で左側に振られ衝突しました。電柱衝突時、運転手の足がアクセルペダルに挟まり救助にはドアの破壊とペダルの切断にて救出しましたが心肺停止状態でした。相手車両は交差点内で右折した瞬間で左側に当たり、直進の軽トラックは右前部が当たり操作不能状態で電柱に激突した様です。大津市の事故も園児を轢いた軽ワゴンもハンドル操作は無理だったと思われます。当時、現場検証すると右折車両からは、左ピラーが死角になり相手直進車両が一瞬見えなくなる時がありました。大津市の事故もおそらく、そういった要因が重なったものだと、私の交通救助出動の経験から想像されます。交差点内の事故は必ずといっていいほど発生することから、園児の外出ルートなど徹底した安全対策が必要だと思います。この様に園児が巻き込まれるような交通事故は絶対起こしてはならないと感じました。

狩野川沿いに本年4月末にスタートした伊豆ゲートウェイ函南「川の駅」は様々なイベント等で賑わいを見せるている。私自身は防災の視点から、過去の狩野川台風の甚大な被害の記憶を風化させないための施設と狩野川流域の水害対策拠点施設として2つの役割に注目している。

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憂慮されるのは近年地球温暖化から巨大な台風の来襲や局地的豪雨の発生確率が高まっているからです。昭和33年の狩野川台風以来、河川強化と放水路の確立により狩野川本流は強化された思われる。それより心配なのは支流の強化対策で、函南町流域では柿沢川、来光川や大場川など狩野川に注ぐ支流が脆弱であることや本流と支流の水位バランスが取れない事などから危険度が高まっています。行政も町民も川の駅本来の水害対策拠点としての役割を忘れないようお願いしたい。

平成10年函南町に甚大な被害をもたらしたこの水害を振り返ると、今地球環境温暖化から時間100mmを超える豪雨はかなり高い確率で発生し、函南町に対して被害がでると予想される。その時どう対応するかまた備えをどう整えていくかが問われる。この20年前にあった災害教訓が生かされるのか又同じ轍を踏むのかが行政ばかりでなく町民も含め考えなければならないと思う。函南町の新たな水害ハザードマップはまだ提示されていない。こんなところにも災害に対する甘さが表れている。

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平成10年の時に函南消防署長だった私にはその時の豪雨での甚大な被害による恐怖を知っているからです。熱函道路の路面は川の様になり消防車も1台水没し走行不能となりました。いたる所で土砂崩れが発生し救急車は患者宅に近づく事が出来ない場所もありました。さらに一人暮らし高齢者は避難しないことから我々救助隊はゴムボートで一軒一軒に立ち寄り一人一人を救出しました。逃げるタイミングが少しでも遅れると避難出来なくなり孤立していたからです。こんな教訓を生かして欲しいと当時を振り返ります。とにかく避難させる為の民間車両や行政の車両などの移動手段の活用など、様々な方策を早急に考えたいと思います。

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