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ここ数年前より頻繁に高齢者が対象となる事件.事故が報道され、その中でも振り込み詐欺と自動車運転の様々な事故です。特にアクセル踏み間違えによる衝突事故や逆走など死傷者が発生する事故など、必ずと言っていいほどお年寄りが関わっているテレビ報道が一面で流れています。

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私の住んでいる三島.函南管轄では余りその手の事故は無いように感じます。知人の警察官や後輩の救急隊員などにも話しを聞きますが、テレビ報道のようにアクセル踏み間違えや逆走など全てがおじいちゃんやおばあちゃんとは限らないそうです。高齢化により地方の中山間地或や別荘地に住むお年寄りは年々増加しています。私の住んでいる地域にも同じように自動車が無いと生活出来ない処がいくつかあります。メディアでは免許返納をあたかも必ずしなければならない様な印象を与える報道がされています。まだまだ気力.体力.判断力に自信があれば無理に免許返納するよりは体調管理をしたなかで安全運転を心がける高齢ドライバーでも私としてはいいのではないかと思います。実はテレビや新聞で高齢ドライバー事故報道を心配して、かなり早くから返納したご夫婦がおりますが少し後悔しているそうです。今、自動車業界も凄い勢いで高齢ドライバー事故防止対策車の開発に乗り出しています。近い将来おじいちゃんやおばあちゃんでも安全に運転できる車が登場すると思います。

消防生活37年では様々な火災現場での経験がある、42才の頃、勤務中の真夜中、伊豆の国市建物火災の出火報がながれ小隊長として出動する。現場は1階が和菓子店で2階は住宅の木造2階建て、現場到着時には店のシャッターは閉まっており周辺から煙りが出ていた。

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明らかに火災であることは分かったが火は見えない、建物の裏側に回り、勝手口から屋内侵入を隊員に指示した。煙りの出方が、もしかしたらバックドラフトの可能性と爆燃の不安があったので、隊員が入る前に私自身が勝手口を少しずつ開けた。その瞬間とんでもない爆風で私は、勝手口のドアごと吹き飛ばされた。若手の放水隊員2名は怪我は無かったが、私は3mほど飛ばされた。防火服とヘルメットを着装していたおかげで打ち身程度で助かった記憶がある。少しでもバックドラフトの可能性があると思いながら身体を斜めにして開けたので爆風と火炎を直接受けずに済んだ。今思うとよく37年も死なずに済んだと思う。火災現場からの帰りのポンプ車内で火災現場はこんな経験も財産になると若手隊員に話した思い出がある。

気象庁は5月28日に今までの大雨警戒情報からより分かり易く判断しやすいよう警戒レベルを5段階にしました。既に6月初旬の豪雨時には下田市を始め各地域でレベル4(全員避難)が発令されましたが、レベル3(高齢者避難、避難準備)はあまり報道されませんでした。

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各県にいる消防の後輩に警戒レベルの効果があったのか聞いてみると、災害があった広島.岡山などの住民は以前に比べ早くから避難を始めたそうです。その他は以前と変わらず避難しないようでした。避難した方に聞くとレベル4がよく分からないが危険が迫っていると思い避難したとの事でした。新たな表現と警戒レベルを5段階にし分かり易くしたのは住民避難を促すには良いと思われますが、今後これに慣れると又同じ様に避難しなくなるのではと心配になります。高齢者や障害のある方々は特に避難したくても実際出来ない方々が多くいることも忘れてはならないと感じます。私も平成10年函南豪雨災害ではゴムボートで床上浸水の二階に避難しているおじいちゃん.おばあちゃんを何人も救助しました。何で早く逃げなかったのと聞くと、まだ大丈夫だと思ってたらみるみる浸水して逃げれなくなったとの事でした。今後は警戒レベル5段階の発表からどの位の効果があったか検証する必要があると思われます。分かり易くなっても避難しなければ以前と変わらないからです

自衛隊や警察は多くの女性が現場で活躍している。それに比べ消防は少し遅れをとっているのが現状である。私が消防にいた時にも何人もの女性消防官が活躍していたが、当時は救急隊員か、消防査察員しかいなかったとの記憶がある。今考えると何処の消防も組織が小規模で消防力も脆弱なことから、中々危険がともない腕力が必要な現場を任せる訳にはいかなかった。

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しかし今の消防組織は広域化により大き組織となり全国的にも現場での消防隊員や救助隊員として女性が活躍している。まだまだ自衛隊は国レベル、警察は県レベルでの組織であり、消防は市町レベルなことから女性消防官への活躍の場は狭い。ただ現在は優秀な女性が長く勤める環境が整ったせいか多くの女性職員が各部署で管理職として昇格しているのは大変頼もしく思います。

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私が現職で女性職員いた時から15年が経過し、男性に負けない気力と体力を備えた優秀な女性隊員が育っていると感じ、これからしっかり見守りたいと思います。

過去30年位前から救急件数は年々増加傾にある。その時代はまだ24時間何時でも医療機関に迅速に搬送する為の救急隊であった。隊員もとにかく早く車内に収容し簡単な応急処理をして、救急車は病院に向かっていた。それから10年.救急救命士が誕生しその為に高規格救急車、走る病院とも言われる救急車で医師に指示を受けながらの医療行為も出来るようになった。

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救急の傾向として搬送者は65才以上の傷病者が7割近くで現場に行くと一人暮らしのおじいちゃんやおばあちゃんが様々な病気やケガで倒れているケースが殆どである。中には119番出来なくて新聞配達員が見つけて通報し一命を取り留めた事例もある。また脳梗塞などで倒れ119番しようにも言葉が喋れない要請もある。指令センター職員は直ぐ異変に気付くので心配いらないが、これから更なる高齢化がピークを迎え確実に救急出動件数の増加はあきらかでである。住民の皆さんは当たり前のように119番すれば救急車は来てくれると思われるが各所轄の救急車の台数は変わらない。救急が増加すれば当然、救急全隊出動していて運悪く救急車が間に合わない事態も高齢化を迎え心配となる。

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