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今年は米大統領選挙の年で、まさに今は共和党予備選挙が行われ、盛り上がりつつあります。一昔前は、米民主党はリベラルで労働者階級・移民の支持、共和党は経営者や白人ホワイトカラー層の支持を受けていたと印象を持つ方も多いと思いますが、この10年で米の政党支持基盤は大きくかわりました。この件について、過去から難度もツイートしてきましたので、ここにまとめておきます。
− 富裕層のリベラル化 David Callahan amzn.to/aqbSZC 米富裕層はかつては石油や資産相続層が占めていたが、90年以降、東西海岸で金融、テクノロジー、メディアなど「高学歴」リベラル層が多数化。また米のトップ大学もリベラル系。共和党は高学歴リベラル新興富裕層支持を得られないため、内陸部、低学歴、右傾、コンサバクリスチャンに対象を変更。労組の強いミシガンのような中西部州が共和党の票田になるなど、以前は考えられなかった。 − 米民主党の都市部で圧倒的な支持率を誇る(地図の青が08年の民主党支持地域)。都市の思想(リベラル、高学歴、移民支持、寛容性高さ)を郊外・農村部に広げる事で民主党は圧倒的な基盤を確保できる Grist http://t.co/Vt92PvIh
− 米社会の構造的+サイクル的変化の政治への影響 bit.ly/c0v2wp 高収入者は民主党より、クリエイティブ階級は民主党より、労働者階級は共和党より、外国生まれは民主党より、同性愛者は民主党より、信仰深い人は共和党より、高失業率地域では民主党より、不動産価値下落地域では民主党より。
− 労働者が変える共和党の政策: もはや「大企業・富裕層の党」では生き残れない http://t.co/3NSllwdZ 民主党の支持基盤は「ワイン派(知的労働者層)」、共和党の支持基盤は「ビール派(労働者階層)」。
− 共和党員の住みたい都市:デンバー48%>フェニックス>オーランド>SA>ポートランド>ダラス>シアトル>タンパ>SF。民主党に人気:SD45%>SF>デンバー>オーランド38>タンパ>シアトル>ボストン。11頁 bit.ly/j4rQiN
− 米、人種差別主義者の多い州http://bit.ly/lG4W9c 多(南部+白人多の農業州):MT>MS>AR>WY>ID 少(北東部+CA州):WI>NM>MA>NY>CT>CA>RI。その他、人種差別多州の特徴:共和党支持州、宗教深い、低付加価値+労働階級、移民少。
− オバマの再選の鍵は、スイング州の失業率 WSJ on.wsj.com/mgkRQQ 失業率7.2%以上で再選した大統領は今までいない。FL、MI、NC、NV等の民主と共和党でスイングする州の高失業問題をどう制するかが鍵。この所失業率低下施策に力を入れている理由。
− 米、保守層(共和党支持)の多い郡 http://bit.ly/dgpbah こちらは南部都市の中間所得層家族が多い郊外の郡ばかり。1WiliamsonTN 2ForsythGA 3MontgomeryTX 4ShelbyAL 5HamiltonIN
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2016年のアメリカ大統領選挙では、「ラストベルト」という五大湖周辺地域が、共和党のトランプを支持した。五大湖周辺地域は労働組合が強いだけあって、かつてアメリカ民主党を支持する地域だった。「ラストベルト」は、今や既に「田舎」に成り下がった!?
2019/3/5(火) 午前 0:15 [ グレナダ ]
2016年のアメリカ大統領選挙で、アメリカは地域によって違うんだ、ということがわかった。アメリカ東海岸(ボスウォッシュ地域)、西海岸地域(人口最多の州であるカリフォルニア州を始め、人口が増加しているオレゴン州、ワシントン州等)はヒラリーさんを支持したが、ラストベルト地域、伝統的に人種差別が厳しい南部(農業が盛ん)、人口が少ない内陸部はトランプを支持した。
2019/3/5(火) 午前 0:23 [ グレナダ ]