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格差社会

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HBR(ハーバードビジネスレビュー)誌に、オンデマンド経済の記事が掲載されておりました。

正社員にとらわれず、新たな働き方が求められる時代 ハーバードBR http://bit.ly/1NBbKl4  

この記事と平行して、マッキンゼー社のアメリカ産業のデジタル化のレポートや、アメリカにおける労働参加率の低下のデータがありましたんで、点と点を繋げて(Connecting Dots)、アメリカの労働状況をまとめてみようと思います。

I. オンデマンド経済とは?

まず、オンデマンド経済(ギグ・エコノミーとも呼ばれます)を、簡潔にまとめると、変化が早く先行きが不透明なので、企業側にとってはフレキシブルな人材配置が必要という感じですかね。Harket Hackの広瀬さんも、良い記事をかかれてますので参照ください。

オンデマンド・エコノミーって、つまり終身雇用制度の賞味期間が切れたってコトだヨ - Market Hack http://bit.ly/1AAMrfI

オンデマンド経済台頭の背景は、HRB記事いわく、以下の通りです:

社会的価値観の変化
”ワークライフバランス、そして家庭を犠牲にしないスケジュール管理は、今日のビジネスパーソンにとっていっそう重要性を増しており、企業側の姿勢も次第に協力的になっている。”

テクノロジー
過去5年におけるテクノロジーの進歩により、遠隔地からの労働や協働が格段に容易となったうえに、企業と請負人はお互いをすぐに見つけられるようになった。これを可能にしているのは以下のようなものだ。

・ブロードバンド接続の普及
・ドロップボックスやエバーノートのような、コラボレーションツール
・スカイプやグーグル・ハングアウトのようなコミュニケーションサービスの、絶え間ない発展
・経験豊富な有能人材の需要と供給を、迅速かつ正確にマッチングする、ソフトウェア主導型の人材マーケットプレイス。アワリーナード(HourlyNerd:コンサルティング)、アップカウンセル(UpCounsel:法務)、ビハンス(Behance:クリエイティブ)などが例

広瀬さんも、上記の記事で、「サーチ・コストやインフォメーション・コスト」がUberのようなテクノロジー台頭で需給マッチングコストが圧倒的に下がったからと、結論付けています。

また、世代的ににも、現在の米国の20−35歳位の若年層、いわゆるミレニアム層が、オンデマンド型の雇用を好んでいるのも追い風になっています。

下記はVC最大手KPCBの2015年のインターネットトレンドからの引用ですが、ミレニアム層が、フレキシブルな勤務時間を好むこと、フリーランス比率が38%と高い点、テクノロジーがライフスタイルに組み込まれている点等がみてとれるかと思います。


下記のチャートでは、ミレニアム層の44%がオンデマンド労働層という、その他の年上世代よりも、圧倒的な、オンデマンドへの親和性を示しています。


オンデマンドトレンドはミレニアム層に限ったことではなく、その上の世代にも確実に拡がっており、下記のギグエコノミーの調査では、広義のオンデマンド労働者数は、2002年の2600万人から、2014年には2970万人に増加しており、総雇用数の20.3%を占めており、同時期の雇用の伸びの28.8%に貢献したと発表しています。

Independent Contractors and the Emerging Gig Economy | Research | American Action Forum http://bit.ly/1YvYQNq

DaVinci InstituteのThomas Frey氏は、フリーランス系やテンプ雇用は、2020年までに総雇用の45%を占めると予測しています。

Predictions from a futurist: How technology will shape the job market in 2016 | Built In Colorado http://bit.ly/1Tgnw5S


II.  デジタル化・IT化

前章で、オンデマンド経済化にエンドユーザー向けのテクノロジーの普及が、大きな役割を果たしていると既述しました。企業側も産業によってはデジタル化を急速に進めており、「デジタル労働指数」上位のICT、メディア、エネルギー産業などでは賃金上昇が年4%以上の高い伸びを示しています。 

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McKインスティテュートの「アメリカの産業別のデジタル・デバイド」レポートはこちらからダウンロード出来ます http://bit.ly/1Tg5v7I https://pic.twitter.com/u0bqyKsNeo

しかしながら、デジタル化の問題点としては、自動化を通じ雇用の削減を一気に進める点。2015年以前は10年毎に6−9%の雇用を削減して来たが、今後の10年で10−15%の雇用が淘汰と、マッキンゼーは予測しています。

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皮肉なのは、ICT(Information Communication Technology)に投資すればするほど、作業の自動化や効率化が進み、生産性が高まり、雇用削減が進むとう、現代版ラッドダイト運動化しつつある点ですね。まさに、機械との競争の世界です。

英オックスフォード大学では「今後20年間に47%の米国の職はコンピュータやロボットに代替される」と分析しています。 http://bit.ly/1fjwzyN 

III. 労働参加率の低下

このようにオンデマンド経済の進展は確実に進んでいますが、問題点は、オンデマンド経済は稼ぎの二極化を確実に進めているという点でしょうね。安定雇用の中産階級向けの職は確実に減っており、高度のスキルを持ったフリーランス人材はそこそこ稼げるけど、スキルの低い労働者のは、パートタイム雇用や低給与の職に頼らざる負えなくなっています。

アメリカの労働参加率もリーマン・ショック当たりまでは66%を超えていましたが、その後の不況で参加率は下がり続け、景気が回復して数年たった2015年にも下落傾向が続いており、62%台まで下がっています。これは、求職を辞めた国民が増加したからですね。

下記は、年齢別の労働参加率の推移ですが、16−19歳、20−24歳、25−29歳等の若いころに雇用のトレーニングを受けることができず、若年層の多くが労働市場からドロップアウトした事を示しています。そして、興味深い事に60歳以上の労働参加率は上昇しています。

米国政府も、オンデマンドやギグエコノミーの拡がりが、中間層のより一層の没落を加速するのではと恐れている節もあり、民主党の大統領候補のヒラリー・クリントン市なども、オンデマンドエコノミーに懐疑的な発言をしています。

ヒラリー・クリントン曰く、オンデマンド経済(ギグエコノミー)は職場保護に難題をもたらす TCJ http://tcrn.ch/1CB35xh ;
 
オンデマンド経済の旗手であるUberも、ドライバーは、「契約」か「社員」かという規制との戦いを、米国の各州政府と繰り広げています。

グーグルの創業者のセルゲイ・ブリンやラリー・ペイジ等は、将来にはかなり楽観的ですね(強者の理論で、かなり無責任だと思いますけど)。

グーグル創業者が語る働き方の未来 「もう必死に働かなくて良いんじゃない?」http://bit.ly/1oVyUGm 

僕の個人的な考えとしては、デジタル化やオンデマンド化で経済を強化し、下位25%層にベーシックインカム的なものを提供できる位、税収を増やせるか?というところでしょうか?置いてけぼりになる層は確実に増えるので、その層のサポートが鍵になるかと思います。

最後に、上記の傾向の日本経済へ影響を考えてみましょう。これから、ますます不確実性はまして、変化のスピードの早くなるので、日本の解雇規制や、終身雇用体制は、オンデマンドのトレンドに相当反していると思います。雇用は短期的には確保されるかもしれませんが、変化へ対応が遅れることによる売上減などで、会社自体ダメになってしまう可能性が高いのでは?同じ企業で新卒で入社して15年以上働くと、その会社の外での価値が確実に下がりますし、企業にとっても、成長エリアへの人材配置も進まないという、、、、

アメリカ的な、ドラスティックに雇用と解雇を繰り返して行くことを、手放しでは賞賛できません。しかし僕のアメリカ在住からの経験で一つ言えるのは、アメリカ人の変化への対応力は凄いものがあります。僕もアメリカに来て、雇用保障の無い世界で働いて良かったのが、常に自己研鑚を重ね、食っていけるような心構えが出来た点ですかね。

日本でも、35歳以下の方は、オンデマンド経済化が進む中、個人商店として食えるスキルをいつも磨いておくのが大事だとおもいます。

最後に、不動産で無理やりまとめると、一寸先は闇かも知れないので、アメリカ不動産投資で、定期的なインカム(賃貸)と、エクイティ(含み益)を築きましょうね。

では、Happy Investing!!!
いや〜、最近の日本のメディアやマーケティング業界のキーワードは「マイルドヤンキー」ですね。この一年位から、「日本のヤンキー化」なるものが騒がれていて、そこで、博報堂生活総合研究所勤務の原田曜平氏の「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」が発売された事で、いいとこ取り。一本釣りした感があります。基本的には「ソフトヤンキーという新たな金脈発見」的な賞賛記事が多いのですが、格差社会の最先端を行くアメリカ在住の僕としては、一抹の危うさを感じています。それは、低学歴層の増大、チェーン店の増加、高卒向けの安定職の海外へのアウトソーシング、製造業からサービス業主体経済への以降と共に、1980年代以降にアメリカの中間層がジワジワ消えていった流れと酷似しているからです。今回の書き込みでは、アメリカのケースを元に、マイルドヤンキー経済賞賛の危うさを検証を下記の通り行います。

昨今の、マイルドヤンキー賞賛の具体的な記事としては以下の通りで、かなりメディアを賑わせています。

Yahoo!トピックス 新保守 マイルドヤンキーとは http://bit.ly/OuEMc8
『ヤンキー経済』六本木からも丸の内からも見えない世界 成毛眞 http://bit.ly/1h5URSq
「新しい保守層から未来の姿を予測する」、『ヤンキー経済』  未来回路.com http://bit.ly/1eiJi6V
郊外で独自に発達中!新しい「ヤンキー」市場とは? 佐々木俊尚 http://bit.ly/1j3i6cv
「ヤンキー」のライフスタイルに学ぼう!山崎元 http://bit.ly/1dbH7nC
スポットが当たり始めた地方の“ヤンキー世帯” 週間ダイアモンド http://bit.ly/1ig1rmE

ざっくり言って、マイルドヤンキーの特徴は以下の通りです:

  • 生まれ育った地元指向が非常に強い(パラサイト率も高い)
  • 郊外や地方都市に在住(車社会)
  • 内向的で、上昇指向が低い(非常に保守的)
  • 低学歴で低収入
  • ITへの関心やスキルが低い
  • 遠出を嫌い、生活も遊びも地元で済ませたい
  • 近くにあって、なんでも揃うイオンSCは夢の国
  • 小中学時代からの友人たちと「永遠に続く日常」を夢見る
  • できちゃった結婚比率も高く、子供にキラキラネームをつける傾向
  • 喫煙率や飲酒率が高い

マイルドヤンキー君達をマトリックスで表現すると、著者いわく下記の通りだそうで、社交的でITへの関心スキルが高いエリート層と対極に位置するそうです。
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博報堂生活総合研究所が出した本だけあって、マーケティング観点からは非常に面白かったです。Exileや浜崎あゆみ、LINE、パズドラ、ユニクロとかイオンSCの最近の人気がマイルドヤンキー層に支えられてる点など特に。

それと同時に、「日本を含む先進国では、エリート層と低学歴層の格差が誇大化している」という懸念をかなり強く感じました。米国の格差の誇大化については、チャールズ・マレーの「階級「断絶」社会アメリカ: 新上流と新下流の出現」を下記のブログ記事にまとめましたの参照ください。

頭がよくないと、まともな暮らしができないのか?  http://bit.ly/y77OQ5
橘玲さんの書評:アメリカ社会は人種ではなく“知能”によって分断されている http://bit.ly/N6mqxu

マレー氏指摘は以下の通りですが、これって、日本のマイルドヤンキー像とかなり重なる部分が多いと思うんですよね(カッコ内は日本との類似点)。
    実際、僕と同じような事を感じている方は何人もいるようです↓。

    ご存知でしたか 日本人の9割がヤンキーになる 1億総中流の時代はよかったなぁ 現代ビジネス  http://bit.ly/18a5mjf
    『マイルドヤンキー』の楽観と悲観/奥深いヤンキー問題 - 風観羽  http://bit.ly/1nChcde

    「新ヤンキーの人生には続きがある。あまりにも若くして結婚する場合、夫婦ともに定職を持たないままということも実は多い。夫は職を転々としつつ家族を養うが、2人目、3人目の子が生まれると家計を支えきれなくなってしまう。歳をとるにつれ働き口がなくなってゆき、ヤケになった夫がギャンブルに溺れるかたわらで、困窮した妻子は家を出て、生活保護で暮らすようになる―。」

    あと、「マイルドヤンキー」がバズワードになる前の、バカッターやバイトテロ連発時は「地方や郊外の低学歴論」も、ネット上で話題になってました。彼らの描く低学歴ヤンキー像は、脚色も入ってるんでしょうけど、かなり悲惨です。いわゆる高学歴層との断絶もアメリカ以上かという感じです。

    「実家に帰ると、親戚の誰それが結婚した、でも結婚相手はどうしようもないバカでパチンコばかりで家族そろって金を無心にくる、という似たような話がゴロゴロ。不倫・バツ1・再婚・生活保護・パチンコ・ギャンブル・騙した・騙された・蒸発、、、あげれば切りがないけどそんな話がゴロゴロゴロゴロ。ほんと、子供がDQNの家庭は親も間違いなくDQN。」

    「一軍で目立ってモテてたイケメン男子たちの中で、成績が悪かった人たちはみんな地元できつい肉体労働に就いてる。でも可愛い女子たちは、知ってる限りみんな風俗嬢か家事手伝いになってる。東京に出た子が全然居ない。」
    田舎から出られないコンプレックス http://bit.ly/18koC9s

    「大学へ行ってまず俺が驚いたことは、友人達の家庭環境と文化レベルの高さ。両親がサラリーマン家庭(そういう友達は地元ではほとんどいなかった);家族兄弟の誰かが海外赴任とか海外住まいとか普通にいる(英語ならお姉ちゃんがペラペラだよ、とかすげぇ);海外旅行経験者多すぎ(国内旅行すら修学旅行くらいだった俺には衝撃);趣味が舞台鑑賞とか美術館めぐりとか(ギャンブルが趣味じゃないって凄い);騙す人なんてほとんどいない、無条件に人を信用する人の多さ;お金を貸しても絶対返ってくる;「ありがとう」とか感謝の言葉が普通に飛び交う」
    低学歴と高学歴の世界の溝 http://bit.ly/1cU6JSp

    バイトテロが連発に関して:「「低学歴の世界」って言葉は、すごいうまくいいあらわした言葉だと思った。でもそこに属してるのは、低学歴の子供たちだけじゃないから。「低学歴の大人」や「子供を低学歴にする大人」が作ってる世界に育った子供たちが低学歴になる。常識をおしえてもらえなかった子供たちが、その子供たちだけの常識作る。」
    20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。 http://bit.ly/1cCK7HI

    「中学受験で優秀な子は地元の6年制一貫の進学校(受験少年院)や国立大学付属中学校に抜けてしまうので、残った地元の公立中学校はさらにワンダーランドです。私のクラスで最終的に大学に行ったのはせいぜい10人。クラスの一番かわいい女子や享楽的な女子は中学校1年か2年の主に夏休みに処女を失い、それがクラスにだいたい3〜4人いて、次にその取り巻きのワナビーが中学3年の時の主に夏休みに初体験をし、20人ちょっとしかいないクラスの女子の1/3くらいは卒業時に性経験を有することになります。 」
    地方都市で、低学歴と高学歴の世界が交わるとき http://bit.ly/1g0mCtk

    次に、低学歴層の没落に関しては最先端を行くアメリカとの共通点を検証してみましょう。

    生まれ育った地元指向が非常に強い(パラサイト率も高い)

    アメリカでは、世帯年収が低く経済的に一番遅れていると呼ばれる南部のルイジアナ、ミシシッピー、アラバマ州や、製造業が衰退した中西部のミシガン、オハイオ、ペンシルバニア辺りに、生まれてからずっと同じ州に住んでる率が70%超えです。 http://1.usa.gov/1dqgO7I
    * パラサイト・シングルに関しては日本は完全に先進国ですねw 特に壮年未婚パラサイト(35−44歳)の増加!⇒親と同居の未婚者の対人口比推移 http://bit.ly/1cStGlJ

    郊外や地方都市に在住(車社会)

    アメリカでは、ガソリン代や保険代の高騰により、交通費の高騰が車社会の都市圏の米国民の生活を圧迫しており、世帯収入に対する居住費+交通費合計の比率が高い都市圏:1マイアミ72%、2リバーサイド69%、3タンパ66%、4LA65%、5SD63%、6アトランタ63%と交通手段が自家用車に限定される都市圏が上位に。
    * 首都圏の市区町村別の最終学歴をみても、東京の下町地区を除き、都心から離れる程、低学歴傾向が明らかですね。

    低学歴で低収入

    アメリカでも学歴と雇用は密接に関連 http://t.co/iJmUi92p 週給・失業率:専門修士$1665・2.4%<博士$1551・2.5%<修士$1263・3.6%<学士$1053・4.9%<短大$768・6.8%<高卒$638・9.4%<高卒未満$451・14.1%

    ITへの関心やスキルが低い

    アメリカのデジタル・デバイド。家庭内ブロードバンドインターネット接続率:年収15万ドル以上90%>2万ドル未満54%;大卒89%>高校中退37%。http://bit.ly/1qVgyqf
    私は学校にまともに行ってなかったから、もしかしたら学校で少しはやったのかもしれないけど、でも私自身は、インターネットなんて学校で習わなかった。
    * 上記の20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやきさん曰く:「私の友達もだいたいインターネットなんて知らない。ミクシィやフェイスブックは知ってても、インターネット、っていうのは知らない。携帯やスマホでケータイ小説読んだり日記書いたり写真載せたり動画見たりコメント書いたりしてるけど、でも、インターネット、って知らない。自分が使ってるのがインターネット、ってこと、知らない。使ってるのは、携帯だし、スマホだし。パソコン持ってない人多いし、インターネットはパソコンでやるものだと思ってる。スマホだって、うちの職場のおばさんたちは、それがなにかちゃんと知ってない。」

    遠出を嫌い、生活も遊びも地元で済ませたい

    2000年→2012年:アメリカでもパラサイト率急上昇。年齢18歳〜24歳:47%→57%。25歳〜34歳12%→20% http://bit.ly/1lPo6am 
    カリフォルニアでは230万人の「大人」が親と同居中で、リーマンショック以降63%の上昇し、食費・交通費・健康保険代が親の財布を直撃。 http://bit.ly/1d0v1NX
    リーマン・ショックを差っ引いても、低給与で自立できない層は増えているので、トレンドとしては上昇傾向間違いないでしょうね。

    非常に保守的

    アメリカでは、教育レベルの高い裕福層がリベラル化して、共和党の主要支持層は内陸部に住む、低学歴、右傾、コンサバクリスチャンが増加。労組の強いミシガンのような中西部州が共和党の票田になるなど、以前は考えられなかった。http://bit.ly/w4NrYt 
    * 日本でも、この前の都知事選で、最終学歴が低い下町の区や、立川から先の当りで、舛添氏への支持が高かったのが興味深いです。 http://bit.ly/1fZPu1N

    近くにあって、なんでも揃うイオンSCは夢の国

    郊外のモール化・チェーン店化が60年代から進んだアメリカでは、80年代位までは、郊外の若者が集まるまさに「夢の国」でした。しかし、米国では室内モールは90年代から下火で、1/5のモールが経営不振。今後10年間で15%のモールは閉鎖と予測されます。背景としては、裕福層都市回帰、車中心のライフスタイルの変化、石油値段高騰、等がありますが、最大の背景としては、チェーン店化がウォルマートのような巨大ディスカウンターを作り上げてしまい、近隣の住人の給与が下落し、中級階級向けのCircuit City、Mervyn's、Dillar's等の小売店を淘汰してしまった点だとおもいます。ウォルマートは、24兆円の売上を誇り、210万人を雇用していますが、時給ベースだとたった$12.50(年収150万円位)。昨今ではネットショッピングの増加や、車を持てない低所得者層の増加で、さすがのウォルマートも売上が低迷しています
    * 日本では、SCの出店をイオン中心に加速させていますが、ビエリ守山の閉鎖などをみると、出店のサーチュレーション(飽和)とSC当りの売上の低迷は、そろそろなのではと感じています。

    できちゃった結婚比率も高く、子供にキラキラネームをつける傾向

    アメリカの場合、生活保護を受けるために、あえて籍を入れない女性も多いのですが、米30歳以下の出産の半数は未婚。 NYT http://nyti.ms/xvFbVu 最終学歴別未婚出産率:非大卒51%>何らかの大学経験34%>大卒8%。人種別未婚出産率:黒人73%>ヒスパニック53%>白人29%。

    子供を作って、EBT(生活保護カード)を手にして、良い生活をしよう!と風刺するChapter JacksonのMV⇒ It's Free Swipe Yo EBT (Explicit) - YouTube http://bit.ly/ZZa7bu
    アメリカの「親の教育水準が低い白人の女の子」の名前ランキングをチェックすると、高学歴に比べ、キラ切れネーム比率がとっても高い。「ヤバい経済学」 。
    * 日本では、厚生労働省が人口実態統計をもとに集計した「出生に関する統計」にある、結婚期間が妊娠期間よりも短い第一子出生の数値データを見ると、年々上昇傾向にあることがわかる。割合では、1980年の10.6%から2010年には25.3%へと上昇。さらに「できちゃった結婚」の割合を都道府県別(2009年統計)で見ると、沖縄県が42.4%で飛びぬけて多い。そこに佐賀県(37.5%)、福島県(36.7%)と続き、最下位は東京と神奈川の19.5%となっている。 http://amba.to/1fIc25m

    喫煙率が高い

    アメリカの最終学歴別喫煙率:中卒49%>高卒25%>短大卒25%>大卒11%>院卒5.6%。貧困層31%>非貧困層19% http://1.usa.gov/1hCuOOe
    * 日本の男性の年収別喫煙率は、200万円以下37%>200〜600万円34%>600万円以上27%。 http://bit.ly/1g1I94Y 都道府県別だと、青森、北海道、福島、石川等が高く、奈良、島根、京都、東京が低い。http://bit.ly/1d13f3R

    以上、つらつら書き込みましたが、格差社会の先進国アメリカを、日本が後追いしているのが、かなり明らかかと思いますです。

    日本政府としても、マイルドヤンキー層の増加は、注意を払っておいたほうが良いと思います。アメリカでは、政府に収入依存をする層が増加しており。 http://nyti.ms/f4oFZ5 赤線(左軸)の勤労収入の比率は1955年68%→51%と減少し、青線(右軸)の移転支払(年金、失業手当等)4%→18%と急増しています。日本も生活保護層の増大や、税金を支払わなくて良いくらい低所得者層の増加は明らかですので、確実に国庫を蝕んでいるはずです。
    また、マイルドヤンキー層も、今までの消費生活がメンテ出来るかは疑問ですね。春山昇華さん曰く、2011年〜2012年は、デフレの最盛期だったそうで、円高終了し、リーマンショック後の世界的な製品供給過多も終了したので、今後は、衣料、食、エネルギー費、石油等の生活必需品のインフレは確実に始まるでしょう。また、消費税も5%→8%→10%と、若干の賃上げでは吸収出来ないほど、上がります。 

    また、内田樹センセイいわく、財界や大企業から狙われています。


    日本のマイルドヤンキー化の傾向に、一つ救いがあるのは、親がそれなりに資産を持っている場合は、よくも悪くも世代間の所得移転が機能しているという点でしょうか?「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」にも、パラサイト傾向、親から生活資金援助受ける、親の車を借りる等の親だよりの傾向の高さを指摘しています。下記の通り、高齢世帯の貯蓄残高分布をみても、41%の高齢世帯が2000万円以上の貯蓄を持っており、マイルドヤンキー層のセイフティネットの役目を果たしているんでしょうね。あくまでも仮説ではありますが、マイルドヤンキー層の親の資産レベルは、その他とくらべ低いことが予測されるので、親からの資金援助の恩恵に預かれない大多数は、大変だと思いますが、、、、
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    最後に、不動産関連の話でまとめると、年収の上昇せずとも下がりにくい高学歴層の住む、交通利便の高いエリアにするのが無難でしょうね。郊外にSCが乱立する、低学歴エリアですと、給与の下落やら、車の維持費の上昇やら、インフレによる可処分所得の下落やら、テナントの質の面やらで、将来的に苦労するのは明らかですからね、、、、

    では、Happy Investing!!!

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    Business Insiderの記事の訳です。

    29 Facts About Extreme Income Inequality In America That Will Blow Your Mind http://read.bi/mpKvOI

    読んでもらえば明らかですが、ご存知の通りグローバル化、IT化、金融化により、世界的に格差は爆発的に広がってます。日本も確実にこの方向に向かっていると思います。

    ここで注目してもらいたのが、所得と資産の違い。金持ち父さんでないですけど、世界的に富の蓄積は資産を増やすことで達成されます。米の上位所得者の所得内容もほとんどがキャピタルゲイン益ですから。

    1. 上位1%の資産は、下位90%より多い。
    2. 上位1%の資産は全米の33.8%、2〜10%は37.1%、上位11〜50%は26.0%、下位50%は2.5%。
    3. 上位1%の富裕層は米の50%の株式と債権資産を保有。
    4. 下位50%のアメリカ人は全米総資産のたった2.5%しか保有していない。
    5. 上位1%の所得シェアは1980年10.0%から、2008年には21%の増加。
    6. 1979年から2007年に、米の上位1%の平均所得は34.7万ドルから130万ドルの上昇したが、中間層の上昇は微々たるもの。
    7. 2001年から2007年の所得の上昇の66%は、上位1%にからの貢献。
    8. 世界で30億人以上の人口は、1日2ドル以下で生活している。
    9. 2010年のCEOの平均所得は、アメリカ人の平均的給与の343倍。
    10. 「低所得職」の比率は過去30年にじわじわ上がり、現在では41%の職が低所得職
    11.  1979年比で高校中退者の週給は22%下落。
    12. 昨今の景気後退時の、企業の従業員への給与支払い比率は過去50年間で最低レベルにまで低下。
    13. アメリカ人の半数の週給は$505以下。
    14. 2000年以降、人口は9.7%伸びたが、中産階級向けの職は10%減少。
    15. 10年前はアメリカは成人一人当たりの世界一の資産を持っていたが、現在は七位に転落。
    16. 現在約21%のこどもは貧困ライン以下の生活を送る。英仏では10%以下。
    17. 米の子供の1/4は何らかのフードスタンプ受け取っている。
    18. フードスタンプ受け取り世帯50%のアメリカの子供は、18歳になるまえにフードスタンプを受け取るようになる。
    19. 上位5%の資産持ちが、アメリカ全体の消費の37%に貢献。
    20. 食事無償提供所に通うアメリカ人の数は2006年より46%増加。
    21. OECD調査、米の貧困率の高さは、先進国中で下から3番目。
    22. 米国人の約半数の年収は$25,000以下。
    23. 上位1%の資産持ちは、世界の資産の38%をコントロールしている。
    24. 世界人口の80%が格差の広がる国に住んでいる。
    25. 金融危機から1年後に、上位25のヘッジファンドは$25Bnの収益を得た、一社あたり平均$1Bn。
    26. ビル・ゲイツの総資産は$50Bnは、世界の140国の年間GDPより多い。
    27. アフリカ大陸の世界の資産シェアはたった1%。
    28. アメリカ人の上位0.01%は平均2734万ドルの所得。下位90%の平均は$3.1万ドル。
    29. 米下院議員の58%は100万ドルの資産を持っている(米平均は1%足らず)。

    資産を作って上位10%入りを目指しましょう。

    では、Happy Investing!!!

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    昨日のWealth Reportの続きです。昨日は、「お金持ちはどんどん増えている」データをいろいろ提供しました。

    http://blogs.yahoo.co.jp/sfscottiedog/55052221.html

    今回はお金持ちが、どんな不動産を買っているかを紹介します。

    * 2008 Wealth Reportの本文を読みたい方は、oystersf@yahoo.comにメールください!

    まず、最初のチャートをご覧ください。資産額別の保有不動産数の数ですが、ごらんの通り、資産の額が増えると保有不動産が多くなるのがお分かりいただけるとおもいます。

    ‐ 資産100万ドル以上のHNWIの83%は2件以上の不動産を保有している。
    ‐ 資産1000万ドルから1億ドルのHNWIは94%が2件以上の不動産を保有。
    ‐ 資産10億ドル以上のHNWIは100%が2件以上の不動産を保有。

    自宅不動産を選定上での大事なポイント

    ‐ 仕事上での便利さ 59%
    ‐ 安全 53%
    ‐ 空港へのアクセス 41%
    ‐ 友人や家族とのアクセス 35%
    ‐ 質のよいサービス 32%
    ‐ 教育機関 32%
    ‐ 節税 29%
    ‐ 物件のつくりと質 29%
    ‐ ビジネスの可能性 29%
    ‐ 余暇や趣味への便利さ 15%
    ‐ その場所の風光明媚さ 6%

    別荘選定上での大事なポイント

    ‐ 空港へのアクセス 53%
    ‐ 安全 47%
    ‐ 仕事上での便利さ 35%
    ‐ 友人や家族とのアクセス 35%
    ‐ 余暇や趣味への便利さ 35%
    ‐ 質のよいサービス 29%
    ‐ その場所の風光明媚さ 29%%
    ‐ 教育機関 24%
    ‐ 節税 24%
    ‐ 物件のつくりと質 18%
    ‐ ビジネスの可能性 12%

    HNWIの不動産投資に対する態度は以下の通りです。

    ‐ 50%以上のHNWIはなんらかの形で不動産投資を行っている。
    ‐ キャピタルゲインの見込みは年間7−12%で、以前の見込みより下がっている。
    ‐ キャッシュフローはほとんど期待していないが、より多くのHNWIがキャピタルゲインの見込みを下げ、インカムゲインシフトする傾向が見られる。
    ‐ 67%のHNWIの投資先は、居住先の国であるが、アジア、オーストラリアやアフリカのHNWIの40%は海外に投資している。メインの投資先は、アメリカ、イギリス、中東(ドバイか?)である。
    ‐ HNWI層は昨今の不動産市場の混乱にもかなり詳細の知識を持っており、アメリカ、スペイン、アイルランドでの不動産バブル崩壊には、「想定内」とおもっている。
    ‐ また、不動産投資への自信もあり、一般層よりうまくいっているとおもっている、
    ‐ 昨今の低金利はいつかはあがると懸念している。
    ‐ 欧米の投資家は、より開かれたアジアの不動産投資情報を欲している。
    ‐ 32%のHNWIは、高リスク高リターン、40%は中リスク中リターン、28%は低リスク投資。
    ‐ 食料不足を狙った農業用の土地への投資や、商業不動産への興味も高い。
    ‐ 投資におけるレバレッジは平均して60%(含み益40%)
    ‐ 投資の分散は以下の通り
    *** 自宅 13%
    *** 別荘 8%
    *** 投資用不動産 8%
    *** 農業地 2%
    *** 商業不動産 5%
    *** 共同不動産投資 2%
    *** その他投資 62%

    「お金持ちの」主要な投資先で、2007年に不動産の上昇率の高かったロケーションのランキングは以下の通りです。人気の別荘地(Antigua、St.Jean Cap Ferrat、Gaborone、Cortina d'Ampezzo)や新興の都市(St Petersburg、Moscow、Guangzhou、Kuala Lumpur)などの上昇が激しいですね。

    Location Country Growth
    Antigua Antigua 40%
    St.Jean Cap Ferrat France 39%
    St Petersburg Russia 38%
    Moscow Russia 35%
    Singapore Singapore 31%
    London UK 29%
    Guangzhou China 28%
    New York USA 25%
    Monaco Monaco 25%
    Dubai UAE 24%
    Gaborone Botswana 23%
    Cortina d'Ampezzo Italy 22%
    Kuala Lumpur Malaysia 22%
    Hong Kong China 21%
    Cairns Australia 17%
    Kiev Ukraine 17%
    Beijing China 16%
    Hampshire UK 16%
    Geneva Switzerland 15%
    Portofino Italy 14%

    Square Footあたりのドル換算のランキングは以下の通りです。世界経済の中心の都市(London、Manhattan、Singapore、Tokyo、Hong Kong、Paris)、地域経済の中心都市(Sydney Moscow St Petersburg)と、お金持ちの別荘地(Monaco、St. Jean Cap Ferrat、Courchevel、Cortina、d'Ampezzo、Portfino、Verbier)の不動産の高さが目に付きますね。

    Location Country $ per sq ft
    London UK 6,191
    Monaco Monaco 5,888
    St.Jean Cap Ferrat France 5,853
    Courchevel France 4,710
    Manhattan USA 4,320
    Cortina d'Ampezzo Italy 3,028
    Portofino Italy 2,692
    Singapore Singapore 2,450
    Tokyo Japan 2,334
    Verbier (new developments) Switzerland 2,325
    Moscow Russia 2,235
    St. Tropez France 2,106
    Hong Kong China 2,021
    St. Petersburg Russia 1,937
    Sydney Australia 1,926
    Paris France 1,872
    Verbier Switzerland 1,809
    Rome Italy 1,758
    Gstaad Switzerland 1,622

    そして、2008年の「ねらい目の投資先」は以下の通りです。

    Portugal’s Silver Coast
    ‐ 開発規制が厳しいため、「安っぽい」開発がされていない。

    Singapore
    ‐ ねらい目はリゾート気分のSentosa Coveとダウンタウンの再開発エリアのMarina Bay.

    Bahia, Brazil
    ‐ ブラジル北東の海岸は非常に注目を集めている。特にTrancosoとItacaréの土地は過去5年間で10倍の値上がりを見せている。

    Morocco
    ‐ カサブランカからの空港のアクセスのよい、El Jadida(in the Doukkala-Abda region)は特に人気を集めている。

    Seychelles
    ‐ ここも開発規制が厳しいのでお勧め、特にFélicité島が人気。

    Croatia
    ‐ 交通の便がよく、旅行先として人気がでつつあるIstrian地方が特にお勧め。

    The Italian Riviera
    ‐ San Remoを中心としたこのエリアも開発規制が厳しく、交通の便がよいのでお勧め。

    Grenada
    ‐ アメリカとイギリスから直行便があるが、カリビアン諸島のなかでは、開発が遅れているのが狙い目。穴場狙いの投資家には注目されている。また、ハリケーンのルートからもはずれている。

    Mauritius
    ‐ 政府の開発に力を入れており、いくつか高級リゾート地ができつつある。

    USA
    ‐ ドル安と価格下落のため海外からの投資家の注目を浴びている。ジョージア州Savannah均衡のHampton Island PreserveとThe Ford PlantationやSpring Islandがねらい目。

    などなど、かなり長くなりましたが、今後の知識吸収のために、まとめてみました。なんども書き込んでいますが、今後も、この情報社会の進展により、「格差」がより進行し、先進国でも、新興国でもすごい勢いで「お金持ち」が増えることが予想されます。このような背景で、希少価値のある「経済の中心地」や、風光明媚なリゾート地の不動産の需要は間違いなくあがっていくでしょうね。純粋な投資としては、一等地の高級住宅や別荘は「?」ですが、潤沢に資産のある方なら、ここにリストされているような一等地での不動産購入は、非常に安定した資産構築になるのかなとおもいます。

    では、Happy Investing!!!!!

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    イメージ 1

    イギリス系の高級不動産売買仲介の大手、Knight FrankとCiti Private Mortgageが、2008年度のWelth Reportを発表しました。

    http://www.knightfrank.com/
    * 2008 Welth Reportの本文を読みたい方は、oystersf@yahoo.comにメールください!

    先日は、American Express PublishingとHarrison Groupの発表したレポートを書き込みました。このKnight Frankのレポートでも、「お金持ちはどんどんお金持ち」になっている点と、「お金持ちは不動産がお好き」というのが明らかになってます。

    http://blogs.yahoo.co.jp/sfscottiedog/54887984.html

    今回の書き込みでは、「お金持ちがどんどんお金持ち」なっているデータを取り上げたいとおもいます。

    まずは、資産100万ドル以上のHNWI (High Net Worth Individual) の数と、2006年から比べた増加数をみてみましょう。

    - 資産100万ドル以上の人数は2007年には、約802万人で、2006年にくらべ4.5%の上昇。

    ‐ 国別でダントツはアメリカで311万人、2006年からにくらべ4%増えた。世界のHNWIの約38%を占める。

    ‐ 日本、英国、ドイツがHNWIの人数では、2、3、4位で、その次が中国、フランス、イタリア、カナダ、ブラジルと続く。

    Rank Country HNWI 2007 Growth
    NA TOTALS 8,026,000 4.5%
    1 United States 3,114,000 4.0%
    2 Japan 765,000 3.0%
    3 United Kingdom 557,000 4.0%
    4 Germany 375,000 2.0%
    5 China 373,000 14.0%
    6 France 304,000 3.0%
    7 Italy 280,000 2.0%
    8 Canada 266,000 4.0%
    9 Brazil 199,000 6.0%
    10 Switzerland 189,000 2.0%
    11 Australia 180,000 5.0%
    12 Mexico 136,000 4.0%
    13 Russia 131,000 7.0%
    14 Netherlands 125,000 4.0%
    15 Spain 121,000 4.0%
    16 India 114,000 9.0%
    17 South Korea 109,000 6.0%
    18 South Africa 107,000 6.0%
    19 Hong Kong 94,000 6.0%
    20 Singapore 74,000 8.0%

    その他、興味深い点としては:

    ‐ HNWIの伸び率の高い国は以下の通りで、「新興国」が上位を占めている;China 14.0%
    、India 9.0%、Singapore 8.0%、Argentina 8.0%、United Arab Emirates 8.0%、Kazakhstan 8.0%、Russia 7.0%、Poland 7.0%、Chile 7.0%、Brazil 6.0%。

    - HNWIの比率の高い国は以下の通りで、いわゆるG7先進国とシンガポールなどの税金の低い都市国家が上位を占めている; Switzerland 2.5%、Singapore 1.6%、Hong Kong 1.4%、United States 1.0%、United Kingdom 0.9%、Australia 0.9%、Canada 0.8%、Netherlands 0.8%、Japan 0.6%、Belgium 0.6%。

    また、今後、税制などを通して、国としての「お金持ちの囲い込み」は非常に重要な活動になります。下記は、10ドル以上の資産をもつBillionairesの国籍別、住居地別のインデックスです。

    このインデックスランクの上位には、税率が低く、お金持ち優遇国家の、Switzerland、Singapore、United Kingdom、Hong Kongといった国家がランク入りしています。Germany、France、Canadaといった「重税」国家のインデックスが低いのと比べると、すでに、お金持ちの住処の判断に「税制に有利」という点が重要な役割を示しているのが証明できていますね!

    Country Nationaility Residence Index
    Switzerland 11 27 245
    Mexico 10 16 160
    Singapore 5 8 160
    United Kingdom 35 49 140
    Kazakhstan 6 8 133
    Hong Kong 26 33 127
    China 42 45 107
    Japan 24 25 104
    Spain 18 18 100
    Australia 14 14 100
    Saudi Arabia 13 13 100
    Turkey 7 7 100
    Poland 6 6 100
    United Arab Emirates 6 6 100
    United States 469 460 98
    India 53 50 94
    Russia 87 82 94
    Italy 13 12 92
    Canada 25 23 92
    South Korea 12 11 92
    Brazil 18 16 89
    France 14 12 86
    Germany 59 49 83

    昨今の、景気の減速やら、信用収縮で、HNWI層が、2007年から2008年にかけて、どのように推移したかは、興味ある点ですが、もろもろのデータを読んでいてもあまり影響なさそうですね。資産価格下落時にお金持ちは作られるとはよく言ったもので、今後2年間は、優良資産を底値で買い取るチャンスですからね。

    Ultra Rich and Recession Proof
    http://money.cnn.com/video/#/video/news/2008/04/28/cho.what.recession.cnnmoney

    次の書き込みでは、これらのHNWI層の不動産購買について書き込みます。

    では、Happy Investing!!!!!

    ↓は、このレポートに関するFinancial Timesの記事です。

    http://us.ft.com/ftgateway/superpage.ft?news_id=fto042020081148359734

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