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2013年9月20日、iPhone 5Sと5Cが発売されましたね。もう、買い換えた方や、買い替え検討中の方も多いと思います。
米国では、iPhoneやサムソン等の携帯が、一年毎に大型アップグレードを迎える事が多くなりました。常に最新の機種を保有していたい層に向けて、モバイルキャリア各社が20ヶ月から、24ヶ月の分割払いで、その機種を下取りに出すことで、12ヶ月毎に新機種にアップグレードできるプログラムを発表しています。
僕はAT&Tのユーザーですので、この際、通常のアップグレードモデルとNEXTを、スマホ本体への支出と買い替えに伴う3年間の保有コストで計算してみました(売上税等の税金は計算していません)。下記はiPhone 5Sの16GBを新規契約して、今後36ヶ月に12ヶ月毎に新製品に買い換えるシナリオです。右のコラムの通常の買い方(新規に2年契約→12ヶ月後本体を契約なしで定価で購入し、古い機器を売却→12ヶ月後に本体を2年契約で購入し、古い機器を売却→12ヶ月後に携帯契約解除)のほうが、Next(契約縛りなし分割売買、12ヶ月毎買い替え)よりも半額程度の$691で済みますね。 同様の比較を、iPhone 5S 64GBで行っても、NEXT$1530に対し、通常2年契約$871と、圧倒的に通常契約がオトクです。
この比較をみると、AT&T NEXTやVerizon EDGEは、「通常の2年契約だと、2年に一度しか機器のアップグレードができない」、「契約中に新規機器の買い替えで、定価を払うのは嫌だ」という、ユーザーの無知や心理的な弱みにつけこんだプログラムというのが、明白ですね。実際、テック系ニュースサイトのThe Vergeは、「AT&T NEXTは巨大なイカサマ」という記事を書いています。
AT&T's Next phone upgrade plans are a huge ripoff | The Verge http://bit.ly/1gME8hg
契約中の買い替えで、現金で本体を買い換える資金力があり、GazelleやAmazon等のスマホ買い取りサイトで下取ってもらうのが面倒でない方は、AT&TやVerizonでの分割プランは避けたほうがいいでしょうね。
さて、昨日ツイートしたのですが、ソフトバンクに買収された、米モバイル第3位のSprintのOneUpというプランは、かなりのインパクのあるプログラムだとおもいます。なんと、月額$65で通話、データ、SMSが使い放題です(そのかわり、24ヶ月の契約が必要)。
もともと、分割払いのプログラムを仕掛けたのは、米携帯第4位のT-Mobileで、ネットワークはAT&TやVerizonに比べると悪いが、データ、通話、SMS使い放題月額$70が売りで、それなりの評価を得ています。Sprint OneUpはT-Mobileよりも通信環境の良いSprintが、T-Mobileよりも割安の月額$65での提供で、AT&TやVerizonの同等のプランより月額$45〜$60位安い、というインパクトです。
Sprint OneUpを契約し、12ヶ月毎に新規のiPhone 5S 16GB同等機器に買い換える場合の通信料含めた36ヶ月保有コストを計算してみると$3340になります(下記参照)。AT&Tで毎月$100の通信料を払うユーザーの$3991よりも15%程度オトクになりますね。でも、AT&Tの平均的なユーザーのARPU$65と比較すると、OneUpは割高になります。よって、通話、データ、SMSを24/7繋がっていたいパワーユーザーには、有効なプランなんでしょうね。特にAT&TやVerizonでは、データ使い放題プランはもうオファーしていないので、ある意味、比較しようがないですからねw
その他、今回、もろもろのリサーチをして、気付いた不都合な真実は以下の通りです:
こう考えると、常に最新型や大容量ストレージを持っていたいユーザーが、一番吹っかけられるが、明らかだな〜。煩悩を抑える努力をしましょうねw
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つぶやき
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僕はアメリカの暮らし始めて延べ16年になりますが、在米日本人とよく話題になるのが、アメリカの顧客サービスの酷さです。日本の懇切丁寧なマクドナルドの接客に慣れた人が、米マクドナルドで「ネークスト(次の人)!」とモノ扱いされた日には、かなりショックを受けることでしょう。また、従業員もいかにも、「最低賃金で働いてるので、最低限のサービスしかしませんよ」感がありありなのもぶったまげます。
しかしながら、アメリカの顧客サービスが本当に最低か?と聞かれるとそうでもなくて、しっかりお金を払ってくれる重要な客には、手取り足取りのサービスを提供するという側面もあります。下記は先日のツイートですが、アメリカ流の顧客のレベルの応じたサービスの台頭は、意外と世界を席巻するのではないと思っています。
アメリカ流の顧客のレベルの応じたサービスの充実ぶりを、最近実感する機会が多いのは、ビッグデータやらO2Oやらで、顧客の購入履歴や頻度等のデータの分析が進み、会社側がで顧客の「格付け」進んだからでしょうね。また、顧客サービスを相当自動化・ウエブ化したので、上位顧客には真っ当に対処する余力が出来たのだとも思います。最近の出来事だと、以下の様な神対応経験がありました。
このように、マクドナルドやウォールマートのような、低所得者向けの店舗の店頭レベルでの顧客サービス向上は考えられないと思いますが、ビッグデータやO2Oのより一層の進展で、顧客格付けとそのレベルに応じた顧客サービスの提供は、確実に進展すると実感しましたね。
自動化・無人化が進むアメリカのサービス業に比べ、日本のサービス業の労働生産性水準は、卸小売で米の42.4%、飲食宿泊で37.8%。物流で48%とかなり低くなっていますが、顧客の格付けと、それに応じたサービスの提供は、重要な課題ではないかと思ってます。
では、You Get What You Pay For!!!
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博報堂DYが実施した、元ヤン・元ギャル男女の「メディア・生活実態調査」が非常におもろかったので、不動産とは関係ありませんがシェアします。
博報堂はオブラートに包んで以下の通りまとめてました;元ヤン・元ギャルは、1)仲間や家族との絆が大切、2)情報源はテレビと携帯・スマホでのネット。SNS には頼らない、3)メリハリ消費
しかしながら、調査内容を一つ一つチェックすると以下の人物増が浮かび上がります:
博報堂DYはこのデータを使って貧困ビジネス戦略でも考えてるんですかね? では、Happy Investing!!!
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今年は米大統領選挙の年で、まさに今は共和党予備選挙が行われ、盛り上がりつつあります。一昔前は、米民主党はリベラルで労働者階級・移民の支持、共和党は経営者や白人ホワイトカラー層の支持を受けていたと印象を持つ方も多いと思いますが、この10年で米の政党支持基盤は大きくかわりました。この件について、過去から難度もツイートしてきましたので、ここにまとめておきます。
− 富裕層のリベラル化 David Callahan amzn.to/aqbSZC 米富裕層はかつては石油や資産相続層が占めていたが、90年以降、東西海岸で金融、テクノロジー、メディアなど「高学歴」リベラル層が多数化。また米のトップ大学もリベラル系。共和党は高学歴リベラル新興富裕層支持を得られないため、内陸部、低学歴、右傾、コンサバクリスチャンに対象を変更。労組の強いミシガンのような中西部州が共和党の票田になるなど、以前は考えられなかった。 − 米民主党の都市部で圧倒的な支持率を誇る(地図の青が08年の民主党支持地域)。都市の思想(リベラル、高学歴、移民支持、寛容性高さ)を郊外・農村部に広げる事で民主党は圧倒的な基盤を確保できる Grist http://t.co/Vt92PvIh
− 米社会の構造的+サイクル的変化の政治への影響 bit.ly/c0v2wp 高収入者は民主党より、クリエイティブ階級は民主党より、労働者階級は共和党より、外国生まれは民主党より、同性愛者は民主党より、信仰深い人は共和党より、高失業率地域では民主党より、不動産価値下落地域では民主党より。
− 労働者が変える共和党の政策: もはや「大企業・富裕層の党」では生き残れない http://t.co/3NSllwdZ 民主党の支持基盤は「ワイン派(知的労働者層)」、共和党の支持基盤は「ビール派(労働者階層)」。
− 共和党員の住みたい都市:デンバー48%>フェニックス>オーランド>SA>ポートランド>ダラス>シアトル>タンパ>SF。民主党に人気:SD45%>SF>デンバー>オーランド38>タンパ>シアトル>ボストン。11頁 bit.ly/j4rQiN
− 米、人種差別主義者の多い州http://bit.ly/lG4W9c 多(南部+白人多の農業州):MT>MS>AR>WY>ID 少(北東部+CA州):WI>NM>MA>NY>CT>CA>RI。その他、人種差別多州の特徴:共和党支持州、宗教深い、低付加価値+労働階級、移民少。
− オバマの再選の鍵は、スイング州の失業率 WSJ on.wsj.com/mgkRQQ 失業率7.2%以上で再選した大統領は今までいない。FL、MI、NC、NV等の民主と共和党でスイングする州の高失業問題をどう制するかが鍵。この所失業率低下施策に力を入れている理由。
− 米、保守層(共和党支持)の多い郡 http://bit.ly/dgpbah こちらは南部都市の中間所得層家族が多い郊外の郡ばかり。1WiliamsonTN 2ForsythGA 3MontgomeryTX 4ShelbyAL 5HamiltonIN
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大阪の生活保護率と予算は全国政令都市でダントツの高さ。大阪市の歳出の1/5が生活保護に使われている。橋下市長は1兆5千億の歳出のうち、3000億円支出を見直す姿勢を見せているが、生活保護予算と人件費が彼の予算改革の本丸と見ています。
- 生活保護率 政令都市http://t.co/XLOqzXF3 大阪7%>京都4.1%>神戸4.1%>札幌4%>堺3.9>福岡3%>川崎2.9%>広島2.8%>北九州2.7%>横浜2.3%>名古屋2.3%>千葉2.2%>仙台1.9%>さいたま1.7%>静岡1.3% 関西比率高
- 大阪市の生活保護受給者は136,600人(20人に1人)。生活保護費は2863億円、市税収の半分、歳出の1/5を占める。大阪商人、全国の路上生活者を大阪に連行→生活保護受給→アパート稼働率を上げる=俗に言う「貧困ビジネス」http://t.co/0uBmKf7J
− 大阪市予算、3000億円見直しへ 橋下市長方針 日経http://t.co/PWG0U4bv 大阪市の総歳入は15,551億円で6707億円が自前、残りが府と国からの交付金。
− そして、大阪市、生活保護で医療機関指定に市独自基準を検討 - 毎日http://t.co/DgHTW1T9
− それを受けて、厚労省も、携帯買える?「貧困の指標」見直しへ : 読売 http://t.co/BXkjdnpm OECD調査だと日本の相対貧困率は16%で米に次ぐ高水準なのだか、実際の貧困の肌感覚はこの記事が指摘する4%位?⇒『相対的貧困率』の正しい読み方http://t.co/mogW0g0U
− 大阪市長:西成に免税特区構想 子育て世帯呼び込み - 毎日http://t.co/qpW9mIJH 市長が区長を兼任し、西成の貧困問題の解決に力を注ぐ事をアピール
という感じなのですが、大阪には下記の通り「衰退」の問題があるので、この辺の橋下ビジョンははやくみてみたいですね。
− 相対的にかなり衰退⇒世界から見た大阪都市圏の経済 http://bit.ly/AwuGSl 1993〜2007年世界200大都市圏中199位、2007〜2010年146位、2010〜2011年181位
− 大阪府内の高齢者比率は22%から38%か。大阪市の生活保護費率は今7%だけど倍増しそうだな⇒大阪府、人口減少時代へ 今後30年で160万人減 朝日 http://t.co/zcMK6Dd
− 大阪24区と東京23区の税収比較(平成20年)http://t.co/BqgXUxyr 特別区税収:東京3兆円・大阪6700億円。一人あたり東36万円・阪27万円(4頁)。どちらも都心(千代田・中央・港・北・西)の税収が高く、定収入住宅地を補填(足立・葛飾・西成・平野)
− 大阪市はデトロイト市みたいなドーナッツ化。中産・富裕層は郊外へ。⇒東京は都心から城南地区にかけて高収入層世帯が多い。大阪は府心は年収が低く、高所得者は郊外の京阪神間に集中 http://t.co/F1qjEA8n(赤が高所得、青が低所得)
以上
では、Happy Investing!!!!
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