敗因はお米の量でした。
土曜日の夜、長男達のリクエストで手巻き寿司にしたんです。
ギャル曽根一家の我が家ですから、食べる量はハンパではありません。
お米を一升炊こうと思ったんですね。
今までこの鍋でご飯を炊いたのは7合くらいが最高でそれ以上の量は炊いたことがありませんでした。
一升洗っていつものほっとけ鍋に入れたら鍋一杯に近い形になりました。
ん?これ沸騰したら溢れちゃうかな?うまく炊けないかな?とは思いました。
この時に引き返せなかったことがこの失敗に繋がります。
まあいいや、炊いてみようって思ってしまったのです。
この日次男は7時から飲み会だけど、ご飯は少し食べていくよ、とのことでした。
そして6時に夕飯の設定をしたんです。
炊き上がったお米を見てギョッとしました。
明らかに失敗、が食べる前からわかったからです。
お米の色がところどころに変わっていて食べると芯があります。
・・・・・どうしよう・・・・。
とりあえす酢を入れて寿司飯にして並べてはみました。
うまくいったらごまかせるかな?そんな気持ちも多少はありました。
この時お嫁ちゃんは悠人におっぱいをあげていてその場にはいなかったんです。
お腹がすいた、と二男と三男が食べ始めたのですが、食べてすぐにお米の異変に気付きます。
・・・・やっぱりダメか・・・・。
「ごめん、炊きなおすわ。45分もあれば炊けるからそれ食べないで待ってて。」
って言ったんだけど、二人の怒りは絶頂に達しました。
三男はそんなに待てないからガマンして食べる、と言って食べ始めたのですが、耳を覆いたくなるような
罵倒の数々、そして失敗したことをしつこく責め立て情け容赦ない言葉を次々とぶつけてきます。
この怒られ方、懐かしいわ・・・・┐('д')┌
そして二男は言葉にこそ出さないけど態度全体で許せない怒りを表し、45分も待ったら飲み会に
間に合わない、とひとりでインスタントラーメンを作って食べ始めました。
この怒りもすごかったです。
私は確かに失敗したのは自分だけれど、ここまでされないといけないのか、と悲しくなりました。
長男はどうせ家の夕飯はもっと遅いから45分待つよ、と言ってくれました。
飲み会に行く二男を送って言ったのですがお互いに一言もしゃべらず・・・・。
なんでこれしきのことで、こんなに責め立てられないといけないのかな、と私は母親やめたいなあと
かなり凹みました。
帰って来たら三男はもう自分の部屋に行ってふて寝をしていて、長男夫婦と孫達と炊きなおしたご飯で
手巻き寿司を食べました。
この時は長男は何も言わなかったのですが・・・・。
次の日のことでした。
三男は仕事に行っていなくて、二男はまだ寝ていて長男夫婦と私と孫達だけがいた時のことです。
長男が昨日の二男と三男の様子についてお嫁ちゃんに説明していました。
お嫁ちゃんは悠人におっぱいをあげていてその場面には遭遇していなかったからです。
「昨日さあ、おかあがご飯を炊くのに失敗したんだけど二人の怒り方がすごかったよ。
確かに失敗したのはおかあなんだけどさあ。あの怒り方は普通じゃないよねえ〜。」
「確かにすごい怒り方だったよね。」
と私。
「ほんと、ものすごい怒り方だったんだよ。」
長男はもう一度お嫁ちゃんにそう言いました。
私はなんだかそれを聞いたら嬉しくなって救われたような気持ちになりました。
私と長男は私と二男、三男に比べたら長男の宿命で一番絆は強くなかったはず。
愛情が行き届かなかったのか、反抗期には思い出したくもない壮絶な時代もあったんです。
その長男が今こんなふうに私の気持ちを思いやってくれている・・・・。
離れて暮らしているということ、他人の中で暮らしているということはこんなふうに人を成長させて
くれるんだな、と実感した瞬間ではありました。
逆に一緒に生活をしているということは、いろんなことが当たり前になってしまっていてもしかすると
そこにある大切なものをも見失ってしまいがちなんだろうか、とも思いました。
これはきっと私に関しても言えることなんだと思います。
結局全員の了解を得て、次の日の日曜日の夜もみんなの大好きな手巻き寿司にしてリベンジしました。
今度は5合ずつ、2回に分けてご飯を炊きました。
この2日間で4キロくらいのお米を使ったことになりますね(+_+)
たかだかご飯を炊くのに失敗したことでいろんなことを考えさせられた2日間でした。