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「ここって、何なんだろう?」
上野に通い続けて7年目、昨日になってようやく疑問が解けた。
音校に隣接するレンガ造りの建物、黒田記念館のことである。
昨日の午後、JR鶯谷駅から歩いて学校に向かったら、黒田記念館の扉が開いており、見学可能とのこと。
よくよく門のプレートを見ると、「東京国立博物館・黒田記念館」とある。美術館だったのか!
中に入ってみて、まず2階からどうぞといわれる。展示室を覗いてみると…、おぉ。
19世紀末の画家・黒田清輝(くろだせいき)の絵がずらー。そっか、だから「黒田記念館」なのか。
1890年代にパリに留学した黒田は、フランスや日本の情景、また人物を多く描いているようである。(美術方面のことは何一つわからない……)
いくつか気に入った絵があった。その中でも特に私が「あ、これ、とても好きかも…」と思ったのは、『祈り』という作品。少女(だと思われる)が目を閉じて祈っている姿がとても美しい。
それから、『赤毛の少女』。赤毛の少女の後姿なのだけど、それがなんとも素敵なのだ…。
あの界隈、隣の国立こども図書館といい、黒田記念館といい、建物も良い雰囲気を醸し出している。
写真は、黒田記念館の階段から見た窓。それから、それを外から見たところ…。
どうして、今まで気づかなかったのか…。その理由は、開館しているのが毎週木・土曜日の午後1〜4時のみだから。
私は、木曜日に学校に行くことは殆どないし、土曜日だってあまり行かない。それに、上野公園方面から学校に行くとなると、黒田記念館の門や玄関は目に入らないのよね…。
またひとつ、いいとこ見つけた♪ (^_^)
さて。
昨日は図書館で2時間ほど文献を読んで、その後、リニューアルオープンした隠れ家ランチの店のお披露目会に出席。
(このため、休肝日はお休み ← 言ってる意味、わかりますよね?)
常連のお客さんや女将さんの家族など約20人くらいが集まり、乾杯。
芸大生も何人か来ていて、またまた同じ大学にいながらまったく別世界(別専攻)の人とお友達になれたのも嬉しい。
美校の芸術学科(音校でいう楽理科に相当する学科)の人や、邦楽の常磐津専攻の博士など。
意外にも「メシアン、好きです〜」とか、「ドイツのことはよくわからないけど、リーメンシュナイダーの彫刻は好きです」「あ、私も大好き〜」とか、そんな話で盛り上がる。
同じ専攻・分野同士(オルガンや古楽)の語らいも楽しいけど、他専攻の人と出会い、ぜーんぜん知らない世界の話を聞くのは、とっても刺激的で楽しい。
「へー、そういうことやってるんだ〜」「そんなこともできるんだ〜」「その作家は誰…?」という驚きの連続。
こういう出会いが私はとても好き♪
秋からの隠れ家ランチもまた楽しみである…。
なんだか、とても豊かな気持ちになれた週末でした…
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