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東京地方裁判所(東京都千代田区霞が関1丁目1番4号) 『唐突だが、君たちはさだまさしの償いという歌を聴いたことがあるだろうか? この歌のせめて歌詞だけでも読めば、 なぜ君たちの反省の弁が人の心を打たないか分かるだろう』 平成14年2月19日、実際の裁判で、 さだまさしさんの曲が引用され話題となりました。 東急田園都市線三軒茶屋駅(東京都世田谷区太子堂) 三軒茶屋駅銀行員暴行殺害事件 平成13年4月29日、三軒茶屋駅のホームで銀行員の男性(43)が、 電車内で足が当たったか当たらないかというトラブルが元で、 18歳の少年4人に暴行され死亡しました。 裁判において、主犯格の少年2人は反省の弁を述べる一方、 被害者が先に絡んできた結果の過剰防衛に当たるなどと主張。 また事件に向き合い反省しているかどうか疑問を抱く態度とるなど 反省の色が見られない少年2人に対し裁判長は、 さだまさしさんの『償い』という曲を引用して説諭しました。 償いは、昭和58年に発表されたアルバム『夢の轍』の収録曲の一つで、 実話を元につくられました。 償い 作詞 / 作曲 さだまさし 月末になると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと 飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり 僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても疲れてた 人殺し あんたを許さないと 彼をののしった 被害者の奥さんの涙の足元で 彼はひたすら大声で泣き乍ら ただ頭を床にこすりつけるだけだった それから彼は人が変わった 何もかも 忘れて 働いて 働いて 償いきれるはずもないが せめてもと 毎月あの人に仕送りをしている 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣き乍ら走り込んで来た しゃくりあげ乍ら 彼は一通の手紙を抱きしめていた それは事件から数えてようやく七年目に初めて あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り 「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に 主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど それよりどうかもう あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」 手紙の中身はどうでもよかった それよりも 償いきれるはずもない あの人から 返事が来たのが ありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて 神様って 思わず僕は叫んでいた 彼は許されたと思っていいのですか 来月も郵便局へ通うはずの やさしい人を許してくれて ありがとう 人間って哀しいね だってみんなやさしい それが傷つけあって かばいあって 何だかもらい泣きの涙が とまらなくて とまらなくて とまらなくて とまらなくて 償い / さだまさし 運転免許更新の際の放映ビデオ内で使われているほか、
交通キャンペーンにも使用されています |

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