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ATLANTIC CROSSING/ROD STEWART
Fast Half
1. Three Time Loser (Rod Stewart) – 4:03
2. Alright for an Hour (Stewart, Jesse Ed Davis) – 4:17
3. All in the Name of Rock 'N' Roll (Stewart) – 5:02
4. Drift Away (Mentor Williams) – 3:43
5. Stone Cold Sober (Stewart, Steve Cropper) – 4:12
Slow Half
1. I Don't Want to Talk About It (Danny Whitten) – 4:47
2. It's Not The Spotlight (Barry Goldberg, Gerry Goffin) – 4:21
3. This Old Heart of Mine (Lamont Dozier, Brian Holland, Eddie Holland, Sylvia Moy) – 4:04
Billboard 83位
4. Still Love You (Stewart) – 5:08
5. Sailing (Gavin Sutherland) – 4:37 Billboard 58位
ROD STEWARTというと私はリアルタイムが1977年の『Foot Loose & Fancy Free』で、
その時初めて 「You Keep Me Hangin' On」を聴いたと思うんですが、
とにかく「You Keep Me Hangin' On」のサウンドは衝撃的でした。
そしてその後に「Da Ya Think I'm Sexy?」で完全に引っ張り込まれたわけです。
そういうわけですから今回アップした『ATLANTIC CROSSING』は77年くらいに
知ったんです・・・厳密に言うと『ATLANTIC CROSSING』ではなく「Sailing」を知ったんです。
アルバムを聴いたのはそれからずっと後の事でした。
そんな『ATLANTIC CROSSING』ですけど、それまでずっといたMercuryを離れて
Warner Bros.に移ったことで完全にRODはアメリカに舵をきったということもあって、
それまでのRODファンからは魂を売ったみたいな言われ方をしたみたいです。
まるで関西人が東京へ渡って行ったような扱いだったんでしょうね。
それでは1曲目の「Three Time Loser」からですけど、この曲はいかにもRODらしい
ストレートなロックンロール・ナンバーで、本当に名刺代わりの一曲ってところです。
はっきり言ってこういうロックンロールを聴くとRODって一番安定しているように感じますし、
好きな人からしたらもっとベタベタでもいいような気がしますね。
途中サックスが入ってきたりして映えるんですが、ここはやっぱりギターで攻めて
ほしかったような気がします。それにしてもこういう曲聴いちゃうと安心しちゃいますよ。
2曲目の「Alright for an Hour」はJesse Ed Davisとの共作で、ちょっとレゲエな
雰囲気を感じさせますけど、基本はロックンロールになっています。
ただJesse Ed Davisが関わっているので、どことなくスワンプな臭いは感じます。
個品的にはせっかくJesse Ed Davisと共作しているんですから
もっとベタなスワンプ・ロックを聴かせてほしかったですね。
まっ、それでもJesse Ed Davisのギターが聴けるということで、いつものRODの曲とは
一味違っている点では聴きどころの大きい曲だと思います。
3曲目の「All in the Name of Rock 'N' Roll」はちょっとリフの効いたロックンロールで
かなりギターのリフで押し上げてくる感じの曲となっています。
RODのロックンロールって本当にストレートなので、良いも悪いも飾りっ気がないので
私なんかは初めてRODに接した時は幾分退屈でした・・・(^^
でもやはりRODの原点はロックンロールなんでしょうね、あ〜だ、こ〜だ言わない
・・・ある意味不器用なのかもしれませんが、その不器用さがかっこ良いのでしょうね。
このへんはRolling Stonesを意識しているのかもしれませんが・・・?
4曲目の「Drift Away」はMentor Williamsが書いた曲で、John Henry Kurtzが
72年にヒットさせています。その後Dobie Grayが大ヒットさせているんです。
でも印象的なカバーはRINGO STARRかな〜この曲をまさかカバーしているとは
おもいませんでしたから。この曲をRODがカバーしているわけですけど、
やっぱりヴォーカルのクセが強いですから、聴いているとRODのがオリジナルなのかと
思ってしまうんですよね〜それくらいハマった感じでいいんですよ。
これくらいのアレンジ具合がRODにはピッタリのようですね。(^^
このサイド最後の曲はSteve Cropperと共作した 「Stone Cold Sober」です。
これはその後のRODを思わせる弾けたロックンロールで、それこそ「Hot Legs」を
思わせる派手さを持っているんです。こういう振り切れ具合がRODの持ち味で
聴いててもあっけらかんとした爽快感が伝わって来て最高なんです。
本当にこういうナンバーは聴く方も何も考えないで楽しめるので本当に楽ですよ。
ただ楽しむだけでいいんですから。(^^
さてサイド代わっての1曲は「I Don't Want to Talk About It」なんですけど、
この曲はDanny Whittenによって書かれた曲ですけど、オリジナルはCrazy Horse!
あのNiel Youngの強力なサポートとしてずっとやっている究極のドタバタ・バンドです。
そのドタバタ・バンドの名曲「 I Don't Want to Talk About It」をRODがカバーを
しているんですから悪いはずがありません。こういうバラードを歌わせると
もしかしたらロックンロール以上にハマるのかもしれませんね。
それにこういった名曲をカバーする名人なのかもしれませんよ、RODは・・・・
普通Crazy Horseからこの「I Don't Want to Talk About It」を持ってくるというのが
凄いですよ、ホント。この曲はシングルにすべき曲だったと思いますけどね・・・・
2曲目の「It's Not The Spotlight」はBarry GoldbergとGerry Goffinの共作ですけど、
それぞれがソロで歌っている曲なんです。
落ち着いた雰囲気の中に奥行きを感じる素晴らしい曲で、じっくりと聴き込んでいく
曲ではないでしょうか。
決して派手ではないですし、シングルにするにはちょっと落ちすぎなのかもしれませんが、
やっぱり聴くものを惹きつける素晴らしさがありますし、ずっと聴いていたい気持ちが
つのるんですよ・・・RODのハスキーな歌声もぴったりです。
3曲目の「This Old Heart of Mine」は66年に Isley Brothersが歌ったナンバーです。
この曲をRODはシングルカットしていますけど、Billboard 83位止まりだったんです。
曲は良いと思いますけど、シングルとなる圧倒的にシングル候補の曲が他にも
あるので、なんでこの曲をシングルにしたのかがわからないんですよね・・・
もしかしたらアメリカを意識した上でこの曲を選んだのかもしれません・・・
ちょっと私には物足りない感じがするんですよ。
これがもっとソウルフルだったら良かったのだと思いますけど、あくまでもRODが
歌うとなるとこの曲が持っている雰囲気は変わるでしょうね・・・
4曲目の「Still Love You」はRODのオリジナルで、アコーステックな感じが
とても心にしみそうな曲です。ただ気なるのがドラムのスネアの音なんです。
曲の最初の頃のスネアは何か外れた音のように目立っていて、
気になってしまうんですよね・・・
曲自体は若干メリハリが弱いような感じもしますけど、全体的によく出来た曲に
なっていると思います。もう少し映える部分がほしかったですけどね・・・
そしてこのアルバムを締めくくるのが名曲「Sailing」です。
この曲を何で知ったのかはわかりませんけど、初めて聴いてすぐにレコードを
買いに行ったほど大好きな曲です。
聴けば聴くほど何か心に響くものが大きくなっていくような気がするメロディは
本当に素晴らしいと思います。メロディと共にアレンジ、そして演奏がまた素晴らしくて
ジ〜ンとしてしまうんですよね・・・この曲をライブで実際に聴いたときは本当に
感激してしまって泣きそうになりました。あの時のライブで観客全員でこの曲を
歌ったことが忘れられません・・・・
この曲はずっとRODのオリジナルだと思っていたんですよね〜
後になってオリジナルがSutherland Brothersだというのを知りました。
72年に発表されていたんですよね・・・この曲。
実際にオリジナルを聴いたんですけど、やはり私はRODのバージョンを最初に
聴いていたので、やはりRODの方が好きなんですよ…
これだけの名曲ですから、さぞ大ヒットしていたんだろうと思ったんですけど
Billboardで58位止まりという結果になっています。
信じられない低さなんですよね・・・・何でなのかわかりませんけど、
USではこういう曲が流行らないのでしょうか・・・?
このアルバム『ATLANTIC CROSSING』を聴いて思う事は・・・その素晴らしさでしょうね。
確かにMercury時代の作品も素晴らしいんですけど、リアル・タイムに近い作品は
作品の善し悪しは別として耳を傾けちゃうんですよね・・・やっぱり実際に聴いているから。
久々にこの『ATLANTIC CROSSING』を聴いて思いました・・・また聴きたいと。(^^
最後になりましたけど、このアルバムはBillboardで9位まで上昇して、
RIAA公認ゴールドディスクに輝きました。
https://www.youtube.com/watch?v=CMo7a-Y_L5E
https://www.youtube.com/watch?v=SuLmcnyOGaU
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タイトル通りに大西洋を股にかけて、初めて北米レコーディングした作品ですよね。その北米であまりシングル・ヒットが出なかったのが皮肉ですが(^^;)
「セイリング」 TBさせていただきます!
2018/8/19(日) 午前 7:57
ロッド聴きはじめがこの辺とか、「明日へのキックオフ」なんで自分の周りでも絶大な人気がありましたね洋楽のヴォーカリストとして♪
2018/8/19(日) 午前 8:17
こんにちは。
流行りましたね〜、ロッドさん!
ステージでビール飲みながらサッカーしてたので、私の好感度は低いです(+o+)
2018/8/19(日) 午前 10:03 [ ロバートプラント ]
Sailingは心に残る名作ですね^^
ナイス!
2018/8/19(日) 午前 11:06 [ ゴールド ]
> ジグザグKTさん 一時期はスタンダードで盛り上がっていましたけど、最近は少し落ち着いたんじゃないでしょうか。
2018/8/19(日) 午後 0:46
> 気まぐれ親父さん え〜〜〜フェイセズをご覧になっているんですか〜〜〜うらやましいです〜〜〜〜
2018/8/19(日) 午後 0:47
> gutch15さん アメリカへの動きが出た時に作品だけに「セイリング」の不発は残念ですよね。
2018/8/19(日) 午後 0:48
> 気ままにさん 私もリアルタイムからしたら「明日へのキックオフ」になると思います。当時はダントツ人気のヴォーカリストでしたよね。
2018/8/19(日) 午後 0:52
> ロバートプラントさん 確かに会場でボール蹴っていましたね。(^^;
2018/8/19(日) 午後 0:53
> ゴールドさん 「セイリング」は本当に心に染みる名曲ですよね。(^^
2018/8/19(日) 午後 0:54
私がロッドを初めて聴いたのが、このアルバムでした。
デラックス・エディションも買いましたよ。
https://blogs.yahoo.co.jp/mc5055uro/59365192.html
2018/8/19(日) 午後 1:35
> MC Uroさん え〜このアルバム、デラックス・エディションが初愛されていたんですかぁ〜〜〜
2018/8/19(日) 午後 4:23
やはりロッドスチュワートといえばマーキュリーレコードのスマイラーやエブリピクチャーテルズアストーリーやネバーアダルモーメントやガソリンアレイや今夜きめようあたり。人生のロマンティック。
2018/8/19(日) 午後 5:29 [ tetsuo aspic ]
このアルバムの中では「It's Not The Spotlight」が特に好きですよ。
2018/8/19(日) 午後 6:48
> tetsuo aspicさん Rodの作品でリアルなのはワーナーの頃なんですけど、作品的にはマーキュリーから『ナイト・オン・ザ・タウン』までが好きかな〜(^^
2018/8/20(月) 午前 4:10
> AC/DCまささん 「It's Not The Spotlight」良い曲ですよね。派手じゃないですけど良い曲です。(^^
2018/8/20(月) 午前 4:12
Sailingがオリジナルでないなんて、初めて知りました。
いいアルバムで私も大好きですが、このアルバムあたりからアメリカの毒が
回ったとか言われて評価は下がって行くようです。
Da Ya Think~もあまり私は好きじゃないです。
あの曲が入っているアルバムよりは、Tonight~やComflageの方が
いいかな。
2018/8/24(金) 午前 9:53 [ グッドイヤ〜ん!! ]
> グッドイヤ〜ん!!さん 確かにめちゃ売れ出したのが『ATLANTIC CROSSING』くらいですから、アメリカよりになったとは言われていた様ですね。個人的には『ナイト・オン・ザ・タウン』くらいまでは好きですよ。
2018/8/24(金) 午後 0:56
ばんは〜
ロッド・スチュワートのライヴでの「 Sailing」のギター・ソロがあまりにも素晴らしい絶品の泣きのギターですので下にトラックバックしておきますね〜
是非、ご覧ください♪
2018/10/8(月) 午後 10:13
> BIGGERA CURLさん Paul Warrenのギターソロ素晴らしいですね〜〜〜なんだかロッドが脇役みたいな感じになっちゃっていますね。(^^
2018/10/9(火) 午前 3:59