|
POSTCARDS FROM PARADISE/RINGO STARR
1. Rory and the Hurricanes/Richard Starkey, Dave Stewart 4:09
2. You Bring the Party Down/Starkey, Steve Lukather 3:41
3. Bridges/Starkey, Joe Walsh 5:01
4. Postcards from Paradise/Starkey, Todd Rundgren 5:18
5. Right Side of the Road/Starkey, Richard Marx 3:12
6. Not Looking Back/Starkey, Marx 3:50
7. Bamboula/Starkey, Van Dyke Parks 3:20
8. Island in the Sun/Starkey, Rundgren, Richard Page, Lukather, Gregg Rolie,
Warren Ham, Gregg Bissonette 4:02
9. Touch and Go/Starkey, Gary Burr 3:36
10. Confirmation/Starkey, Glen Ballard 3:37
11. Let Love Lead/Starkey, Gary Nicholson 4:11
RINGO STARRは歳を重ねる毎にイキイキとしているような気がします。
楽曲、アルバムのセールスに関していえば70年代半ばくらいまでが最高かもしれませんが、
充実度から言ったらどの作品も素晴らしいと思っています。
RINGO STARRらしい作品を発表して、それでいて楽しませてくれるんですから凄いです。
今回アップした『POSTCARDS FROM PARADISE』は2015年に発表されたアルバムで
これまたファンを喜ばせてくれる内容なんです。上記のクレジットを見て頂くと
わかりますけど、RINGO & ALL STAR BANDのメンツで曲を作り上げているんですから
悪いわけがありませんよね。(^^ まっ、曲によってはBEATLESを意識しすぎた
歌詞内容の曲もありますけど、これもまたRINGOのスタイルだったりしますから
多めに見てあげてくださいね。(^^;
まずは1曲目の「Rory and the Hurricanes」はRINGOがBEATLES参加前に加入していた
バンドの名前なんです。一曲目を飾るだけあってなかなかギターのイントロがフックに
なっていて、いい感じに耳に飛び込んでくるんですよ。サビの展開も印象が変わって
ちょっとセンチな感じが漂うのがいいですし、♪Rory and the Hurricanes〜の繰り返しも
すごくいいんですよね〜〜〜個人的にはシングルにしても良かったのではと思うくらい
好きな曲なんです。曲を作ったのはRINGOとおなじみDave Stewartです。
2曲目の「You Bring the Party Down」はRINGOとTOTOのSteve Lukatherが
曲作した曲で、もちろんSteve Lukatherのかっこいいギターも聴けるんです。
曲調はなんとも民族っぽさが漂いながら、後期のTOTOを思わせる曲調がかっこいいんです。
ギターだけ聴くと部分的にはなんだかPINK FLOYDの楽曲のギター風な所もあって
聴きごたえもあるんです。これまでのRINGOのサウンドにはなかった曲なんですけど
サビ部分とかを聴くとRINGOらしいフレーズが出ているので、以前からこういう感じの
曲を作っていたんだとあらためて驚かされてしまいました。フックが強くていい曲ですよ。
3曲目の「Bridges」はRINGOの義理の弟にあたる?Joe Walshとの共作です。
まっ、おなじみの組み合わせですけど、この曲もJoe Walshのカラーが出た曲で良いんです。
軽くレゲエな感じでリズムが刻まれていて全体としては凄く聴きやすいナンバーですよ。
それぞれの曲をいろんなミュージシャンと共作しているので、その曲毎に各ミュージシャンの
毎カラーが出ているので面白いですし、アルバムとしてはアクセントが出来て良いんです。
この曲もそういった一曲といえるでしょうし、私なんか本当に楽しめる曲になっていました。
さて4曲目の「Postcards from Paradise」はアルバム・タイトルになっている曲で
Todd Rundgrenとの共作になっています。この曲の歌詞全編にBEATLESやソロの楽曲名が
たくさん出て来るんです。ちょっと意識し過ぎですし、それを売りにしちゃっているのかな〜
と思ってしまうんですが、このポストカードってJOHN、PAUL、GEORGEが旅行とかへ
行った時にRINGOへよく送ってくれていたそうなので、そういう思い出もあって作られた
曲なのかもしれませんね。曲自体は何となく浮遊感のある感じで、いままでにない曲調に
驚いてしまうんですが、どこかGEORGEの「FAB」みたいな雰囲気も持っているので
このへんはTodd Rundgrenのカラーなのかな〜と思います。この曲はシングルになって
いますけど、ヒットには至っていません。シングルににはちょっとフックが弱いのかも・・・
5曲目の「Right Side of the Road」はRichard Marxとの共作で、何ともアレンジが
ホンワカしていていいんですよ。そんなにフックが強いわけではないんですけど
聴いているとクセになっちゃってメロディが頭の中を巡って来るんです。
全体としては幾分トロピカルな感じもするので聴きやすいナンバーだと思います。
何だか語っている様な歌い方がRINGOらしいですね〜〜〜(^^
6曲目の「Not Looking Back」もRichard Marxとの共作で、こちらは穏やかな
バラードになっています。ストリングスをバックに穏やかに歌っているRINGOの
歌声がすごくいいんですよ。RINGOの声って驚くほどバラードにもピッタリなんですよ。
こういう歌を歌っても違和感がないのが凄いですし、何より歌声が昔と変わっていないのに
おどろいちゃいますよ。(^^;
続く「Bamboula」はお馴染みのVan Dyke Parksと共作している作品なんです。
出足からノリの良いサウンドが良いですし、RINGOの歌声も跳ねていて最高ですよ。
こういったちょっとフックの強い曲があると、アルバム全体の雰囲気が変わって
すごく良いと思うんです。Van Dyke Parksとの共作って以前にもありますけど
この二人の相性もなかなか良くて今後もこういった曲を作っていってほしいですよ。
8曲目の「Island in the Sun」はRundgren、 Richard Page、 Lukather、Gregg Rolie、
Warren Ham、Gregg Bissonetteとの共作です。
曲調はタイトルからわかる様にとロピアかるな感じの曲に仕上がっているんです。
こういうレゲエな雰囲気ってやっぱり思わず体が動き出しちゃいますよね。
RINGOがレゲエを歌うのって初めてではないでしょうか・・・レゲエといってもRINGOの
歌声はあまり普段の歌いっぷりと替わっていない様ですが・・・・(^^;
ここではGregg Rolieのキーボードがなかなかいい雰囲気作りをしていますが、
やはりこの音を聴くと初期のSANTANAを思い出しちゃいますよ。
9曲目の「Touch and Go」は同名異曲でエマーソン・レイク&パウエルもやっていますが、
もちろんRINGOの方は全く違うポップ・ロックな曲になっています。
なんとも明るく軽いタッチの雰囲気がとても聴きやすくて良いんですよ。
キーボードの音なんか聴いているとオールディーズな感じがしてとても親しみがわくんです。
アレンジはなかなか派手な部分もあって、特にギターソロなんてかなり派手に前に出てきますし、
ハーモニカの演奏もかなり印象的で聴き誤田江があると思います。何だか賑やかでいいな〜。(^^
10曲目の「Confirmation」はなんだか軽くレゲエが入った様な曲でありながら、
オールディーズな要素も入った面白い曲なんですよ。何となくですけどこの曲の一部分は
どこかで聴いた様な事があるような・・・・?アクセントのある曲調なので必然的に
スネアの音がメリハリが出ていると思います。決して大きな音で煽っているわけではなく、
あくまでも曲に合わせたアクセントとして叩かれているんです。
そしてこのアルバム最後を飾るのが「Let Love Lead」で、最後にリフの利いたロックンロール
なんですよ。何だかSTONESでもやっちゃいそうな曲をRINGOがやってくれているのが
すごくかっこいいんですよ。ちょっとルーズ感が漂っているあたりがワルっぽさも
出ている感じなんです。最後にこんなにかっこいいロックンロールを聴かせてくれるなんて
本当に最高ですよ〜〜〜後半のコーラスも曲を盛り上げてくれています〜〜〜(^0^/
全体を通して良く出来た作品に仕上がっていますし、曲の共作メンツがたくさんいるので
一方向の流れではないのも、このアルバムの良いところではないでしょうか。
作品的には本当によく出来ているのでBillboard 99位という記録には全く納得できません。
まっ、こういうアルバムが売れる時代ではないのかもしれませんが、このアルバムはもっと
話題になってもよいアルバムだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vvspEKCXkV4
https://www.youtube.com/watch?v=-4BZgOEJfps
|