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TEMPLE OF THE KING/RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW
「TEMPLE OF THE KING」は75年に発表されたアルバム『RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW』に
収録されていた曲です。
このアルバムをRitchie Blackmoreが作る切っ掛けになったのは、DEEP PURPLEのレコーディングで
Ritchie BlackmoreがQuatermassの「黒い羊」をやりたいと申し出たんですが
却下されたために、空き時間に当時気に入っていたバンドELFをバックに
(ギターは参加していません)「黒い羊」と「Sixteenth Century Greensleeves」を
レコーディングして、シングルで出す予定だったんですが・・・その2曲の出来が良くて
そのままPURPLEを脱退してRAINBOWを結成すると言う話になったわけです。
この時点ではギター以外のFLFメンバーがバンド・メンバーとして名前があげられていますが、
ヴォーカルのRonnie James Dio以外はサポートメンバーみたいな扱いになっていたようで、
レコーディング後すぐにRonnie James Dio以外は解雇されています。(^^;
今回アップした「TEMPLE OF THE KING」は静かなアコーステックな楽曲で、
アルバムの中でも印象的な曲となっているんです。
この曲が出来た時期はPURPLEの『嵐の使者』とダブるのでどことなく「Soldier of Fortune」の
雰囲気にも近い感じがします。
同じ時期に作っているんですから、どこかしら繋がりはでてくるでしょうし、
『RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW』に収録されている「Snake Charmer」とかは
それこそアルバム『嵐の使者』に収録されている楽曲の雰囲気に似ていますから。
話が逸れてしまいましたけど、この「TEMPLE OF THE KING」ですけどとてもアコギの音色が
心地良く触れて来るのと、それに対してしっかりとしたRonnie James Dioの歌声が絡むと
もの悲しさに幾分かの重さも加わり独特な叙情感が表現されて来ているような感じがします。
聴き様によってRonnie James Dioの押し通す感じのヴォーカルが幾分重さを感じますけど、
それもまたバンドの個性みたいなものですから逆にアクセントになっていると思うんです。
昔このアルバムを手にした時は、なんがか音もそんなに良くないし、
Ritchie Blackmoreのギターも大人しく感じてしまい、そんなに聴き込まなかったんですけど、
今頃になってやけに聴く様になりこのアルバムが持っている魅力がやっとわかって来た
感じがしました。
特に「TEMPLE OF THE KING」は素晴らしい楽曲が多いアルバムの中でも静かな輝きを放つ
名曲だと言う事がわかりました。
これだけ素晴らしい曲にも関わらず、ライブでは演奏されていない様ですし、
シングルにもなっていない(シングルになった国もあるようですが・・・)というのも残念です。
ただ「TEMPLE OF THE KING」がシングルになるのなら「Catch the Rainbow」や
「Sixteenth Century Greensleeves」「Man on the Silver Mountain」(この曲も
国によってはシングルになっている様です)とかもシングルにしてほしい曲がありますから
選ぶのは大変そうですけど・・・・(^^;
今更ですけどこの「TEMPLE OF THE KING」を聴いて、このアルバムの素晴らしさを認識したのは
ちょっと遅かったかもしれませんけど、認識しないでそのままよりは良かったと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=C2vtA3w-ixM
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