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YOUR MOTHER SHOULD KNOW/THE BEATLES
THE BEATLESの曲はどれも(ほぼ)大好きなわけですけど、その中で自分にピタッとハマる曲って
何曲かあるんですよね。もう〜これは自分にしかわからないフィット感と言えばよいのでしょうか、
とにかく理由をつけたらいろいろあるんでしょうが、そんなの関係なく好きなのってあるんです。
それが今回アップした「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」なんです。
この曲は1967年にEP2枚組『MAGICAL MYSTERY TOUR』に収録されていました。
皆さんご存知のTV映画『MAGICAL MYSTERY TOUR』のサントラとして発表されて
U.S.ではLPとして編集されて発表されていました。
曲はPAULが作ったもので、ヴォーカルももちろんPAULが担当しています。
この「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」は録音に1ヶ月もかかっていますが
かなりアレンジに拘ったようで、実質8月後半から録音に入って9月後半に仕上がっています。
ただ9月半ばには一旦録音は完成していたようですので、そこからまた録音し直して
発表に漕ぎつけたわけです。
この曲はパッと聴いたら意外にシンプルな感じをうけますが、JOHNがハモンド・オルガン、
GEORGEがシタール、PAULはピアノとベースを担当していて、かなり凝ったアレンジなんです。
とにかく出足のPAULのベースとピアノの入りが絶妙で、この出足のベースの一音と
ピアノの響きだけで感動してしまいます。本当にここだけで名曲だというのがわかりそうなくらい
次の歌い出しにワクワクしてしまうんです。それにそこの部分に被さるJOHNとGEORGEの
コーラスが優しく覆う感じは言葉にならないくらい素晴しいです。
もちろんPAULの歌い出しの♪Let’s all get up and dance to a song〜と耳に入って来た時、
なんて歌詞とメロディがあっているのだろうと思うくらいフィットしていて
この歌詞にこのメロディ意外は考えられませんし、このメロディにこの歌詞じゃないと
あわないというくらい絶妙だと思います。ただ歌詞の内容はさほど凝ってはいないんですが、
PAUL らしいどこかお話的のような感じで親しみがある雰囲気なんです。
こういう所がまたこの魅力のひとつのかもしれませんね。
この曲はメロディ、歌詞、アレンジと全ての面で素晴しい出来だと私は思っていますが、
後半部分は一部歌詞がなく♪Da da da da〜で歌って行き、その後♪Your mother should knowと
繋がれていきます。これもどういう意図で作られたかはわかりませんが、こういうスキャット風に
構成されるのも曲としての魅力を増したと思うんですよ。
私にとってとても好きな曲で、この曲を気いていると涙が出そうになるんです。
何故だかわかりませんが、この曲が持っている素晴しいメロディ、アレンジ、歌詞に心うたれる
のでしょうね・・・きっと。何回聴いてもその感動は変わらないです・・・PAULのピアノや
RINGOのドラムスって、どうかしたらリズム・キープみたいな感じすらしますけど
要所でハモンドとかと絡むと、すごく盛り上がって光輝くんですよね・・・本当にPAULが作った
名曲のひとつですねっ。
さてこの「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」は、TV映画『MAGICAL MYSTERY TOUR』の
エンディングに流れてくる曲で、この曲をバックにミュージカルの舞台のような階段を
4人が白の燕尾服を着て下りてくるんです。その時4人の胸にはバラの花がついているわけですが、
JOHN、GEORGE、RINGOは赤いバラなのに対して、PAULだけが黒いバラをつけているんです。
黒いバラは死者を表しているので、これがPAULの死亡説へと繋がっていくわけです。
この件に関してPAULが赤いバラがなかったからって言っていますけど、
黒いバラがよくその場にあったものだと思いますし、赤いバラはポピュラーですから
まっ、ジョークのつもりでやったのだと思います。『S.G.T〜』『MAGICAL〜』『ABBEY ROAD』には
PAULの死亡説を裏付ける(無意味な裏付けですけど)ポイントがあるわけですけど、
こういう偶然性を繋ぎあわせて騒ぎにするくらい、やっぱりBEATLESは凄かったわけですね。
ただこの死亡説ってBEATLES側が意図的にやったとしたら、これはこれで凄いですよね・・・(^^
https://www.youtube.com/watch?v=iJrmjxBRhuk
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