男の背中

今日の命の燃え方はどうだったのだろう?自分の背中を感じながら。

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男の背中 256

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  伊豆、一人旅 2
 
 天城峠は、ひどい雨だった。
 修善寺と湯が島の間で、浄蓮の滝を見に下車する。
 
 駐車場は、こんな雨なのに車でいっぱい。
 周囲のお土産店は人であふれている。
 暖かい伊豆では、今が紅葉の盛りで、こんなに観光客がきているのだと知る。
 信州ではもう紅葉が終わったというのに、と一人思う。
 
 滝のように降りつづく雨。
 こんな中で滝を見に坂道を登っていく?
 無茶かな?とたじろぐが、石川さゆりさんの歌の影響で、この滝だけは見ておこう、と決心する。
 計画では湯が島周辺の他の有名な滝を見物予定だったが、パスしようと決める。
 
 浄蓮の滝に向かう。
 お土産店のわき道から入る。
 登るのかと思ったら、下る。
 雨水が道を流れ落ちる。
 滑らないように注意深く。
 吹きつける雨でズボンのしたが濡れる、たちまちのうちに下はびしょぬれ。
 靴から雨がしみこむ。
 
 それでも私と似たような年齢のご夫婦たちで道は一杯。
 若い男女も結構多い。
 コウモリで行く人、帰る人とぶつからないように注意しながら15分くらい下る。
 
 谷底で、見事な滝が女性の白い肌かと思わせるように豊かに流れ落ちている。
 歌がそんなイメージを抱かせるのか?それとも滝がそんなイメージを抱かせるのか?と迷う。
 
 見物場所の角に歌詩が大きな石に刻まれている。
 しばし、滝の色鮮やかさに見とれる。
 情念、と思った。
 
 我に返って、帰り道を上る。
 引き続き、見物客がおりてくる。
 
 駐車場に上りきる。
 ホッとする。
 暖かいお土産店の一つに入って、家とおばあちゃん(母)が入所している介護士の皆さんへのお土産の天城のまんじゅうを買う。
 お土産は、あとであわてないように、早めに買って置くこと、と私は決めている。
 
 そして、天城ごえに向かう。
 峠の紅葉がしたたる雨の中でも何とも言えない美しさ。
 雨が一層の艶やかさを演出しているのかもしれない。
 車からおりて満喫したい思いもするが、この雨。
 フロントガラスから眺めながら、湯が島を通過。天城峠も通過。
 
 道は下田に向かって緩やかに下っていく。
 河津をすぎたのは、12時ころだった。
 下田の町でおいしい魚の昼食をいただこうと胸はずませて、下田港に向かう。 (つづく)

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滝が艶やか、って観てみたい〜
お土産買い忘れたって慌てたくないですょね。

うちで雨に閉じこめられるのは嫌いですが、車から観る雨は好きです
そこに、キレイな紅葉があるなんて、素敵すぎます

下田のお昼ご飯楽しみです何を召し上がられたんだろう。わくわく

2012/12/9(日) 午前 0:05 [ - ]


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